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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

日記: 死ぬことの「意義」(7) - 間際の走馬燈【3】

2009年01月20日 13時54分32秒 | Weblog
[個人史]: 日記 特質 気質 性質 特異:体質 思想 信条
※ 「終焉」まっただ中でも、「麻生国会」 効果でダウンできず。
シリーズ: 悪人担当「死に神」と呼ばれたい (笑々)


※不況の影が一層色濃くなった90年代半ば頃 小さなニュースが流れ 驚いた。
 「東京・日比谷公園横(プレスセンター横)にある 高層ビル玄関脇の植え込みの作業中に 足を残し頭からめり込んだ亡骸が見つかった」
 この場所は、待ち合わせや 昼食時などに腰掛けて食べるヒト、歓談する人々が休む場所でもあり、毎日数千人ものヒトが往来する場所なのだ。
 なのに、彼女は 何ヶ月も誰にも気づいて貰えなかったのである。


<誰にも見られず>
呼吸を整え、 少し離れた処から 階段上を目指して バイクを発進させた。
反発力とバランスを考慮してスロットルは80%が限度だ。

2/3を過ぎ 『行ける!』 と思った瞬間、予想外の出来事が起った。
階段脇の家の植え込みから出た 茂った細い枝々が バイクをせき止めたのだ。

思わず 『ウソ!ッ~!!』 と叫んだが、 バイクが止まるとバランスを崩し 滑落してしまう。
強行突破するために アクセルを全開にした。

<回る地球>
後輪は一気に上昇を続けたが、 前輪は浮き上がった。

ハンドルにぶら下がる姿勢で、 (バイクを挟んだ)足許の奥に広がる 青い空 を見たのは 初めてである。

頭を真下に向けながら 『ぉ!、これは死ぬ!!』 と確信し”覚悟”を決めた。

 (続)

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