[個人史]: 日記 カラス ファースト・コンタクト
※ 国際世相は暗く深まるばかり。 個人史を記する
私は 「会社の誰かに聞かれてないか?」 と気にしつつ、 何度も カラスに呼びかける のだが、 向かい側のカラスは なかなか私の方を向かない。
<粘り勝ち..>
私は 頭の上で両手を大きく振ったり 身体ごと大きく揺すりながら 「カァカァ(こっちへ来い)」 と呼びかけた。
アタマをキョロキョロさせながら 仲間 を探す カラスだが、 (無視し続けているものの)「あいつは何をやっている!?」 とカラスが横目づかいで一瞥(いちべつ)したとき とうとう私と目が合った。
すかさず私は 「カァカァ(こっちへ来い)」 と呼びかけた。
<「クワ!ァ~~!!(なにぃ~!!)」>
突然 カラスは 私の方に身体を向き直し 目を丸くして アンテナの上から身を乗り出すようにしながら
「何ぃ~~~! お前か~ッ!?」(注:カラス鳴き)
と応えてきた。
その驚き様はまるで 映画「猿の惑星」のように しゃべる人間を見て 仰天する様と同じである。
私は 『そうだよ!こっちへ来いよ』 と 続けた。
するとカラスは 「おまえ! 人間 だろう!?」 と云うので、
『いいから、いいから、こっちへ来~い』
「いいからじゃな~い!! 」
『こっちへ来~い』
「やめろ~!!」 と、 カラスは激しく抵抗してくる。
『来~い!来~い!』
「やめろ!やめろ~!!」
『こっちへ来~い!』
・・・
と、 やり合っているうちに カラス同士の上下関係を決めるルールで 私が勝ったらしい。
カラスは 憮然と 「しまった!」 と云う態度をして、 忌々(いまいま)しげに私を睨んだ後 「フンッ!」とばかりに 飛び去った。
こうして通じ合った カラス(たち)が なぜ 協力 してくれるようになったのかは 次回以降に記そう。
(続)
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'09.01/22 うっかり「クロベェ」返事して..(5) 『協力関係』
'08.01/06 うっかり「クロベェ」返事して..(1) 『前振ネタ』
'07.06/15 『 それがどうした 』 誕生秘話
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<粘り勝ち..>
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すかさず私は 「カァカァ(こっちへ来い)」 と呼びかけた。
<「クワ!ァ~~!!(なにぃ~!!)」>
突然 カラスは 私の方に身体を向き直し 目を丸くして アンテナの上から身を乗り出すようにしながら
「何ぃ~~~! お前か~ッ!?」(注:カラス鳴き)
と応えてきた。
その驚き様はまるで 映画「猿の惑星」のように しゃべる人間を見て 仰天する様と同じである。
私は 『そうだよ!こっちへ来いよ』 と 続けた。
するとカラスは 「おまえ! 人間 だろう!?」 と云うので、
『いいから、いいから、こっちへ来~い』
「いいからじゃな~い!! 」
『こっちへ来~い』
「やめろ~!!」 と、 カラスは激しく抵抗してくる。
『来~い!来~い!』
「やめろ!やめろ~!!」
『こっちへ来~い!』
・・・
と、 やり合っているうちに カラス同士の上下関係を決めるルールで 私が勝ったらしい。
カラスは 憮然と 「しまった!」 と云う態度をして、 忌々(いまいま)しげに私を睨んだ後 「フンッ!」とばかりに 飛び去った。
こうして通じ合った カラス(たち)が なぜ 協力 してくれるようになったのかは 次回以降に記そう。
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