[個人史]: 日記 カラス ファースト・コンタクト
<実験『カラス語』>
職場では(互いに)自分しか頼れない仕事 である。 気分転換は (非常階段で)外の空気を吸いながら 何か良い方法を模索する機会も増える。
非常階段の踊り場に出ると いつものように、 向かいのビルのアンテナから見張っているカラスがいた。 仮説 を試す絶好のチャンスだ。
一応は 私にも恥じらいがあるから 上下の踊り場に他の社員らがいないか 確認した後、
『こっちへ来~い(カァカァ)』 と呼びかけた。
するとカラスは、 突然 首をピンと伸ばして 「ん?」 とばかりに 四方をキョロキョロ見回し始めた。
反応した。 ”上手く行くかも知れない”。
<「誰?!」「誰だい?」>
再び 『こっちへ来いよ(カァカァ)!』 と呼びかけると、 「誰?」 と返事(問合せ)をしながら 首を上下に動かしたり、身体を一回転させながら 呼びかける相手を捜し始めた。
『おーーい、こっちだよ~。(カァ)』 『こっちへ来いよ(カァカァ)!』 と呼びかけると、 カラスは 「いったい誰なの?」 と返事をしつつ、 近隣のビルの屋根の下を覗き込んだりしながら ”仲間” を探すのである。
もともとは カラスも性根は悪くないのだから 人間からの呼びかけとも知らずに、 うっかり返事をしてしまい、 あとあと 「忌々しい思い」 をすることになるとは 夢にも思わない クロベェ(カラス)であった..。
(続)
関連記事
03/10 うっかり「クロベェ」返事して..(4) 『交信開通』
01/06 うっかり「クロベェ」返事して..(1) 『前振ネタ』
*06/15 『 それがどうした 』 誕生秘話
<実験『カラス語』>
職場では(互いに)自分しか頼れない仕事 である。 気分転換は (非常階段で)外の空気を吸いながら 何か良い方法を模索する機会も増える。
非常階段の踊り場に出ると いつものように、 向かいのビルのアンテナから見張っているカラスがいた。 仮説 を試す絶好のチャンスだ。
一応は 私にも恥じらいがあるから 上下の踊り場に他の社員らがいないか 確認した後、
『こっちへ来~い(カァカァ)』 と呼びかけた。
するとカラスは、 突然 首をピンと伸ばして 「ん?」 とばかりに 四方をキョロキョロ見回し始めた。
反応した。 ”上手く行くかも知れない”。
<「誰?!」「誰だい?」>
再び 『こっちへ来いよ(カァカァ)!』 と呼びかけると、 「誰?」 と返事(問合せ)をしながら 首を上下に動かしたり、身体を一回転させながら 呼びかける相手を捜し始めた。
『おーーい、こっちだよ~。(カァ)』 『こっちへ来いよ(カァカァ)!』 と呼びかけると、 カラスは 「いったい誰なの?」 と返事をしつつ、 近隣のビルの屋根の下を覗き込んだりしながら ”仲間” を探すのである。
もともとは カラスも性根は悪くないのだから 人間からの呼びかけとも知らずに、 うっかり返事をしてしまい、 あとあと 「忌々しい思い」 をすることになるとは 夢にも思わない クロベェ(カラス)であった..。
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