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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<危険運転>処罰出来ない欠陥法 「福岡・飲酒運転事故」

2008年01月09日 01時36分56秒 | 格差社会と政治
【現代日本史】: 素人集団 欠陥法(ザル法) 刑法第208条の2(危険運転致死傷) 飲酒運転

3児死亡事故 危険運転認めず (NHK) 1月8日 18時2分
【記事抜粋】 福岡市で幼いきょうだい3人が死亡した飲酒運転の事故の裁判で、被告の市の元職員に対し、福岡地方裁判所は、8日、「責任は重大だが、正常な運転が困難だったとは認められず、原因は脇見運転による過失だ」として、刑の重い危険運転致死傷の罪は適用せず、懲役7年6か月の判決を言い渡しました。
■ この事故は、おととし、福岡市の橋で一家5人が乗った車が追突されて海に転落し、幼いきょうだい3人が死亡したもので、福岡市の元職員、今林大被告(23)が、泥酔して正常な運転が困難な状態で事故を起こしたとして、危険運転致死傷などの罪に問われました。
■ 裁判で、検察側は法律の上限の懲役25年を求刑していましたが、弁護側は脇見運転が原因で危険運転の罪には当たらないと主張していました。判決で、福岡地方裁判所の川口宰護裁判長は「今林元職員は、自宅や飲食店で長時間酒を飲んだうえ、繁華街で女性に声をかけるため時速およそ100キロで飲酒運転をしていて、自己中心的で危険極まりなく悪質な犯行だ。 ◆ 3人の子どもが一度に失われた深刻で悲惨な事故で、被害者夫婦の悲しみや喪失感は筆舌に尽くしがたく、責任は重大だ」と指摘しました。 ◆ その一方で「直前に狭い道路で接触事故を起こさずに運転しているほか、事故直後のアルコール検査でも酒気帯びの状態と判断されている。被告は自己保身にきゅうきゅうとして、友人に身代わりを頼むなどしているが、こうした行為からもそれなりの判断能力があったことがうかがえる」と指摘しました。
■ そして「正常な運転が困難だったとは認められず、事故の原因は脇見運転による過失だ」と述べて、刑の重い危険運転の罪は認めずに、業務上過失致死傷などの罪を適用し、これらの罪では最も重い懲役7年6か月の判決を言い渡しました。 ◆ 判決を言い渡したあと、川口裁判長は、今林元職員に「これから一生かけて償ってほしいと思います」とことばをかけました。今林元職員は、うなずき、深々と一礼していました。
[記事全文]

<あんなに騒がれた飲酒運転>
4時間に渡って酒を飲んだ後、 橋の上で追突するまで 事故 を起こさなかったから「危険運転致傷罪」 に問えないというのは 法律を読み返せばすぐ判る。

「正常に運転」 と唱っていながら 「正常」 とは何か? を規定していない。(※ 無くてよいモノが有る)
処罰の為の法律で、加害者が護られるとは..。

根本的に 何を、どうしたら良いか? が全く判っていない 日本の現実である。

記録する。

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*08/24 <福岡市職員>また飲酒で事故
**09/13 飲酒運転による事故


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