ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

飲酒運転による事故

2006年09月13日 20時31分14秒 | 格差社会と政治
福岡市職員による飲酒運転事故の後、何かと飲酒運転に関する報道が多くなった。
加えて、加害者の「逃げ得」を防ぐ為の法改正報道も多く耳にする。

3人の幼い命が失われた後に、
突如として飲酒運転が増えた訳でもあるまいし、逃げ得行為が急に増えた訳でもあるまい。

市職員の飲酒運転だからこれほど騒がれるようになったのか?
それならば急いで「民営化」を進め、業務委託方式をとるならば「下請け社員による(よく有りそうな)事件」として法改正などと大騒ぎする必要もあるまいし、
報道各局もこれまで同様「また起きた会社員による飲酒事故」で簡単に済ますことも出来ただろうに...。

飲酒運転を防ぎたいなら 禁酒令 しかあるまい。
日本は未成年者の飲酒や喫煙を禁じていながら、実は誰でもいとも簡単に購入できる体制を取っている。
見直す気はさらさら無く、法律だけで縛ろうという考えなのであろう。
だから、未成年期から飲酒の習慣を持ち、やがて免許を取って車を運転するようになるから飲酒運転は無くならない。


この手の未成年者を護る規則文化に関しては、私は親米派である。

夜間、手持ちの煙草が無くなったので歩いて30分ほどのコンビニまでタバコを買いに行った。
お金を払いタバコを渡されるとき、
10代くらいの若いお姉さん店員から「 Save your money! (無駄遣いするな!)」と怒られながら手渡された。

同僚らが酒場に誘ってくれたとき、
店の入り口で ID:身分証 を見せないと絶対に店内に入れてくれない。
店内に入ったあと、私が 生年月日の入っていない「職員証」を見せて入った事を話すと『どう見ても20代には絶対見えないので入れてくれたのだろう』と笑いのネタにされた。

飲酒運転撲滅に本気で取り組む気があるならば、日本でも同じような社会文化となる必要があろうかと思う。
ちなみに私が米国に滞在した地域では、21歳以上でなければ酒の購入すらも出来なかった。
日本の実情とは全然違う。