ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

現代のタイムトリップか? その貴重な体験を現政治に見る

2007年01月11日 02時43分48秒 | Weblog
『郵政民営化』のみが政治目的だった小泉政権時代からの、政府・与党(自民党・公明党)が見せる現在の政治手法は、日本の国民にとっても貴重な体験であると感じている。

本音で言えば ”いまいましい” のだが、小泉政権時代に 強引に郵政民営化法案を通してしまった頃から、実はものすごい体験をしているのだと 気が付いた。
前政権期に 内閣官房長官を務めた 安倍氏 が 『小泉改革』 を引き継いで 安倍政権 が誕生したのでその政治の根幹は 小泉時代と変わらない。

政界と財界が結託して格差社会を作り上げ、苦しむ民衆の声に耳を傾けることなく 強引に国を動かす(数の力で法案を通してしまう)政治手法。 また、組合をつぶし、労働者保護を捨て去る政策等は まさに戦前・戦中の日本の政治ではあるまいか。

そしてさらに、諸外国を悪者にしつつ、日本国内での社会的不安をあおりながら 民衆をパニックに陥れることで (強い)政治力とし軍事力を増していく姿。 これは間違いなく 敗戦前までの日本社会の姿に違いない。と、感じるのである。

<憲法>
日本は 敗戦前の帝国主義を維持したかった。 だが、米国は日本を民主主義国家に変えたかった。日本独自の 憲法草案 を認めなかった理由である。 そしてまた、自国の国民を 人間と見なすことなく 戦争の兵器 に仕立て上げる 日本政治の気質 を理解していた 米国や近隣諸国は 日本に軍備を持つ事と参戦を禁じた。もっともな理由である。

だが、『改革』 と国民を欺く 日本政府と政権与党(自民党・公明党)は、改革(前進) どころか 『大日本帝国主義』 を目指す 『復古の道』 を確実に歩んでいる。

平和は3代続かない という見本のような政治 と云っても良いかも知れないのだ。 歴史を研究する者は つぶさに記録すると良いだろう。 そして 多大な国家的犠牲 を産んだ過去の史実と照らし合わせて見るのが良い。

記録する。

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