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お寺探しの旅~自分が求めるお寺とは?~

我々一般人にとって本当に「いいお寺」とは?
色んな情報を集めて、色んな角度から、色んな視点で追求してみたい。

霊柩車事業

2009-11-04 21:17:59 | 葬儀社訪問
名古屋の霊柩車事業会社から、名古屋グリーンシート上場にあたり説明会を行うからという連絡をうけ事業内容を聞いてきた。

名古屋市内では、70年近くも1業者が寝台・霊柩車事業を独占しており、このたびそれに反旗を翻したのだという。

来賓には、あの有名なティアの社長がいらしており、あいさつをされていた。
広告チラシでは極度な会員割引50%OFFをうたっているので、案内人自身、ちょっと猜疑心があったのは否めないが、人気があるだけの方だなぁ。と実感した。

ものの10分のあいさつで、その場の空気を一気に拾い上げ、ティアの理念を短時間で話し、ファンをつくれるカリスマ性のある人だった。

「感謝」「モラルを守る」そんな言葉には共感できた。

名古屋で新しい風を感じた時間であった。

葬儀社のあり方

2009-10-15 17:35:22 | 葬儀社訪問
みなさん、こんにちは。

めっきり寒くなりましたね。

出張続きで体調くずし、ぐったりしていた案内人でしたが、ようやく復活してきました。

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勉強会を各地で開催するにあたり、各地の葬儀社を訪問視察させてもらっている。規模の小さい葬儀社では、社長のスタンスが、もろに社員へ伝わっているケースが多い。

一方規模の大きい葬儀社では、どうしても目が届かないためサービスのあり方に開きがでてきてしまう。

先日、某互助会の社長さんがこうおっしゃっておられた。

「互助会は、将来的には無くなってしまうかもしれない。と僕は考えているんですよ。」

???スゴイショッキングな話でした。

地域にいけばいくほど、互助会の力はすごいので、規模の小さい葬儀社は、到底太刀打ちできない。そんな互助会がつぶれる???そんなことってあるんだろうか・・・

トラブル事例として多いのは、葬儀の見積と精算との差額が大きすぎること。あまりにもその事例が多すぎて悪いイメージがついているのは確かかもしれない・・・

互助会のしくみは、本当に良いと考えているのだが、あとは「あり方」、例えば見積の出し方、説明不足の解消などなど改善されれば良いのになぁ・・・。

葬儀社の社長さんたちと話をして思ったことは、ホテルでいう「リッツカールトン」になるのか「東横イン」になるのかによって、あり方が変わるのだな。ということ。

つまり、最上級のサービスを試みれば店舗展開は限定され、一気に店舗展開をしながら身近さ手軽さを感じさせ、サービスは後から追求していく・・・みたいな感じかな・・・

どっちのあり方も顧客のニーズを組むには必要で、消費者自身が自分は、どっちが必要かな?と判断できるようになれれば良いのだと思う。









葬儀社の思惑

2009-09-20 09:32:56 | 葬儀社訪問
秋のお彼岸に突入しました。

お寺さんは、きっと大忙しでしょうね。お檀家さんの多くは、きっとお坊さんに会ってお話することに緊張なさっていることと思います。

その瞬間は、お坊さんの笑顔やお言葉がすべてであるような気が致します・・・

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仏教会で多くのお坊さんにお目にかかってまもなく、数社の葬儀社へ訪問する機会を得た。

ときどき葬儀社と話をさせてもらうと、「この人は、一体どうしたいんだろうか???」と首を90度にかしげたくなる時がある。

「葬儀をしたい」と言いながら、「お客さんを選ぶ」と言ったり、「遠方のお客さんの方が多くて地元にはうちの会館は合わない」と言いながら「やっぱり地元」という。

なんだかんだと話をきいていると「ここの葬儀社だけは、紹介したくない」と思った。なぜなら、自分の会社の都合ばかりで、いっこうに「お客様のために」というスタンスが何一つみえないからである。

一方、他の2社は、会社の規模は差ほど大きくないが、社長みずから必死になって一生懸命営業努力している葬儀社であった。

どうしたら「お客様に安心してもらえるのか」どんなことを「お客様は望んでいるのか」必死に模索しているようで、こちらに「消費者の声」を聞かせて欲しいと切望された。

葬儀社へ「声」を届けることで、葬儀社主体ではなく、消費者主体の葬儀へ導く使命をおびて我々相談員も活動するのみである。


居心地の良い葬儀社

2009-03-15 17:02:26 | 葬儀社訪問
今度は帰りの新幹線の中。
ちょっと、暇だったので自分のブログを読み返してみたら、案内人は食べる事ばっかり書いているな。とつくづく食意地が張ってる自分を恥ずかしく思うのでした。

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今回は、岐阜市から少しはずれた所にある葬儀社へ縁もらって訪問してきた。

42歳?の若い社長率いるその会社は、ここ数年で力を伸ばし月70件近く葬儀を行っているのだという。

もともと社長のおおらかな人柄は、人伝えに聴いていたが実際にお会いしてみても納得せざるを得ない感じ。

社長には、『お客様の「不安」を「安心」にかえる』と確固たる信念があり、それが社員教育にも徹底されていることが今回の訪問で良く分かった。

葬儀会館は、きれいに清掃が行き届いているし、社員は、素朴で人柄も良い。葬儀社にありがちなガツガツという雰囲気がないので、多分、居心地が良いのかもしれない。何しろ理念がしっかりしているので、分かりやすい。

今後、どんどん展開をしていかれるのだろう。こんな葬儀社が増えてくれるといいのになぁ。と単純に思える葬儀社に久しぶりに出会えたような気がする。


葬儀社の経営方針

2008-12-22 13:38:05 | 葬儀社訪問
なんだか、冬とは思えない暖かさでしたが、昼くらいから曇りだしてなんだか嫌な空の練馬地区であります。

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先週、京都大阪と出張してきて葬儀社を数社訪問してきた。

こうして訪問していると葬儀社の明暗がはっきりと手に取るようにわかる。

新しいものに常にトライし、時代の流れや消費者の要望を受け止め、ネットやチラシ作戦など臨機応変に対応できる葬儀社。

地元密着型で、地域に根ざし口コミを大事にし顧客満足度を常に目指す葬儀社。

昔ながらの大手葬儀社で、プライド高く進化を拒む葬儀社。

葬儀社に一歩踏み入れた時点で、その雰囲気や活気で経営状態も見えてくるから不思議である。

消費者は進化している。
葬儀に対する考え方もそのあり方も変化しようとしているのである。

葬儀費用の高い低いには、消費者の価値観によって異なるであろう。だが、すべての消費者に共通して言えることは、彼らは皆「納得」したいのである。

何が納得なのか今一度消費者の立場になって考えていただきたいものだ。

格差が生まれる葬儀社

2008-10-15 14:06:37 | 葬儀社訪問
秋らしく心地よい、ここ練馬の空気です。

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一昨日、某大手葬儀社の社員さんと話をする機会を得た。

以前、ブログにも書いたことがあるが今現在葬儀業界は、大幅な過渡期にある。

案内人の感想としては、業界全体としては、サービスや業務方法など10年位遅れているようにも感じられる。

だが、先へ行くところは、すべてがシステム化効率化データ化されており、コールセンターも電話会社のサービスを駆使し、さらに、こちらが想像しえないような仕組みで動いている。

遅れているところは、すべてが手作業であり、未だにPCを使えない所やHPも持たない葬儀社もある。

業務方法事態に雲泥の差が生じ、近い将来葬儀社は淘汰されていくのであろう。
遺族の側からみれば、この格差はどうだろうか?

自分に置き換えてみると、システム的な事ははっきりいってどうでもよいが、お手伝い下さる方が心ある方で機転が利いて便りになる方を希望したいものである。


他社との差別化の苦悩

2008-08-13 12:07:01 | 葬儀社訪問
雨が降りそうで、降らない練馬の天気です。

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昨日、埼玉方面の葬儀社へ訪問してきた。

交通の利便性がよく、会館もリニューアル仕立てで「家族葬」をメインに改装したとのこと。

なぜかと言えば、その葬儀社の近所に互助会が進出してきて顧客が激変したからだとういう

担当者がこう言っていた。

「あちらが大きい葬儀なら、こちらは小さな葬儀を主力として差別化を図っていきたいんです。」

その他に会社PRやお寺さんの自己紹介のDVDを作成して、事前相談の方に差し上げるのだという。

コストがかかると、葬儀費用も必然的に高くなってしまう。だから、できるだけ手作りにこだわって・・・

葬儀社を後してから、ご近所の互助会を遠目から見学してみた。
なんとまぁ、結婚式場かと思うくらい洋風な建物で豪華な印象である。

ほぉ、なるほど。差別化か・・・

葬儀社も生き残りをかけて必死なのだ。

外観やパンフレット大事かもしれないが、やはり、誠実な対応を心がけることが一番大事ではなかろうかと案内人は考える。