goo blog サービス終了のお知らせ 

お寺探しの旅~自分が求めるお寺とは?~

我々一般人にとって本当に「いいお寺」とは?
色んな情報を集めて、色んな角度から、色んな視点で追求してみたい。

寺院向けセミナー in Tokyo

2010-05-24 18:39:42 | ご報告
昨日、3週間ぶりに父に会ってきました(死の宣告をとっくに過ぎて、まだ頑張ってます)。

一人で歩くことが、ほぼできなくなったので何一つするのも、介護側は労力を要します。ガリガリに痩せて身体を見ると、胸が詰まり、思わず目を背けたくなる感じです。

本人は、いよいよと自覚してきたらしく、身辺整理をはじめ、洋服やら何やらとポイポイ捨てまくっているようであります。

:::::::::::

先日の5月18日(火)に、関東にあるお寺さん向けにセミナーを開催させていただいた。



当日、ご参加いただいたのは、20ヶ寺のお寺さん達で一般の声がどんなものなのか、そして、ライフデザインってどんな活動をしているのかということに興味を持っていただいて参加してくださった方達である。



京都と違って、一般との交流がない中での参加なので、社会動向への意識がさらに高くないと、この会には参加できなかったかもしれない。



結構、「本当に布教活動していますか?」と辛辣なことを申し上げたので、気分を害された方も多くいらしたことと思う。



勉強会参加者の中には、独居であっても、きちんと葬儀をしてもらいたい。あるいは、供養してもらいたい。と思っている人達も居る。という話をしたところ、どんなサポートをしてもらいたいと思っているのかというご質問を受けた。



ライフデザインの「これから」ということで、今後目指すべき方向性も併せて発表させていただいた。



勉強会参加者の人達との約束通り、お坊さんには、伝えられるだけ想いを伝えたつもりである。良くも悪くも色んな捉え方をなさったことであろう。まずは、時間を割いて、拙い案内人の話をきいてくださったお坊さんたちに感謝したい。

どうも、ありがとうございました。

メモリアルサポートネット「絆」

2009-11-12 11:49:44 | ご報告
「声」がでなくなってからというもの、すっかり体調をくずし、さえない日が続く案内人です。このままハスキーボイスになっちゃうのかなぁ。と寂しく思うのでした。

:::::::::::::

先日9日に東京国際フォーラムでメモリアルサポートネット「絆」のセミナーに参加してきた。

ライフデザイン研究所の立場としては、「消費者の声」を不特定多数の多くの葬儀社へ届けるメッセンジャー的役割と考えている。

どういう事かというと、

葬儀業界を良くするために

①消費者が賢くなること(葬儀社を選別できるようになる力を養う
②葬儀社が消費者の為に「質」「価格」「内容」ともに企業努力をすること(消費者のニーズに応じた努力) ちなみに②はお寺にも言えることですが。。。

要するに①と②のバランスが取れると、企業努力なしの葬儀社は淘汰されるという流れができると勝手ながら考えているわけで。

「消費者が「自分にとって良いと思う葬儀社探し」自身で行う」ようになってもらいたい。良い葬儀社であれば、消費者は必ず選択してもらえるようになるであろう。

「選ばれる」には、理由がある。ライフデザイン研究所では、葬儀社へ「何処をどう努力したら消費者が安心、納得なのか」その辺を数多くの葬儀社へ伝えていきたいものである。

NPO法人ライフデザイン研究所 第4回公開セミナー

2009-06-16 14:42:27 | ご報告
練馬はすっきりしない天気です。

:::::::::::::::

先日、6月11日(木)NPO法人ライフデザイン研究所主催で公開セミナーを行った。

対象は、お寺と葬儀社。

目的は消費者の声を届けること。

今の葬儀業界は、目線が消費者目線ではなく、どちらかと言えば葬儀社目線になっている。




そこで、普段、勉強会で一般消費者へアンケート調査をさせてもらい、それを業界へ届けることで、消費者が今どんなことを考え、不安に思い、どうしてもらいたいのかということを適切に伝えることで、消費者の目線をもっともっと意識してもらいたいからである。



1117名分のアンケート結果を発表。



今回は、グリーフということで以前にも一度お願いしたGSI代表の橋爪先生にお話いただいた。
テーマ:~死別体験者を支えるために、今の自分にできることは?(入門編)~



お坊さんや葬儀社の担当者の皆さん、熱心に聞き入っておられ、それぞれ感じるものがあったようで、帰り際に「参考になりました」と言って皆お帰りになっていかれた姿が印象的であった。

**********

今回はすぐに定員になってしまったので多くの方に告知することができなかったのですが、このブログを読んで下さっている皆さんの中に希望なさる方がいらっしゃれば、橋爪先生にお願いして同じ物を講演してもらえないか依頼してみようと思います。

ご希望の方は、どうぞライフデザイン研究所03-3577-7466へご連絡ください。

第3回公開セミナー開催しました

2008-10-29 17:01:37 | ご報告
10月27日 第3回公開セミナーを開催した。

目的は、過去の消費者アンケート報告をふまえた所で、寺院と葬儀社が互いに意見交換をし、いかに一般消費者に向けてサポートができるのかということを話し合う為である。

当日は、合計39名の方々が参加くださり、ライフデザイン研究所の取組みに理解を示して下さった。





アンケートは、寺院にとっても葬儀社にとっても今後のあり方をみすえる有意義なものであると自負している。情報を活かして建設的であっていただきたいと思うのであった。







実際に3つのテーマについて宗教者の方々と葬儀社の方々が6人1グループとなって話しあっていただいた。



話し合っていただいたものを、後から各チームの代表の方に発表してもらった。



とても、良い意見がたくさんでたので、会報誌にまとめて皆さんへお配りしたいと考えている。

:::::::::::::::

ひとまず、この場を借りて、お越しいただいた多くの皆様に心から感謝いたします。

一般生活者のみなさんに、お伝えしたいのは、こんなにも前向きに取り組んでくださっている方々がいるのですよ。ということです。

一般生活者に焦点をあてた私たちの活動は、ほんとうに小さい滴ですが、必ず波紋のようにひろがっていくことができると信じています。どうぞ、期待をして待っていて下さい。

札幌市仏教青年会で講演させていただきました

2008-09-21 16:21:18 | ご報告
お彼岸に突入いたしました。

生憎の雨模様ですね。お墓参り向かわれる方は、どうぞ、道中お気をつけていってらっしゃいませ。

::::::::::::::::::

9月17日~20日まで、札幌・函館と出張してきた。

あちらの陽気は、日中は過ごしやすいのですが、朝夕の冷え込み気温10度と
「ひぇ~・・・」
と思わず叫んでしまいたくなるほど、秋とは思えぬ寒さだった。

今回は、札幌市仏教青年会にお招きいただき、「現代の葬儀事情」というテーマでお話させていただいた。

会長のごあいさついただいた後、案内人をご紹介してくださった。



お越しいただいたのは28名。当初20名と伺っていたのだが、思いの外多くの青年僧の方々が話きくためにわざわざお越し下さったことは、消費者の声を伝えたいと思う案内人にとって有難いことであった。



が、しかし、いざ話だすと眉間に皺を寄せる方もいらっしゃれば、腕組みして考える方、斜に構えて聞いている方、たばこに火をつけて吸いながら聞く方と、いずれにせよ都心でおきている葬儀事情というのは、心地よい響きでないことだけは話ながら察することができた。



その中でも、時々うなづいて「そういうこともあるある」といった感じで答えて下さる方もおられた。



質疑応答のやりとりの中で、お布施の話がでた。
「最近は、檀家さんが『お布施はおいくらでしょうか?』
と尋ねてくる機会が多いので、用紙に『読経料』とかいて
一覧にしているんですよ。」

とお話くださる先生もいらした。



先生方にお一人お一人「何宗ですか?」とたずねると、真宗系と曹洞宗が圧倒的に多かった。(全部まわりきれませんでした。すみません・・・)

案内人の話に気分を悪くなさったご僧侶もいらっしゃっただろうが、消費者の声を素直を伝えさせていただいたつもりだ。

札幌では、檀家とお寺の関係がとても良好のようである。案内人がお伝えした都心でおきている事態が札幌で疎遠であってほしいな。と思う時間であった。


京都市民とお寺の交流会

2008-03-20 10:29:35 | ご報告
みなさん、こんにちは。

ご無沙汰しております。
今日は、お彼岸のお中日。みなさん、お墓参りには行かれましたか?
案内人は、ずっと仕事でお墓参りのチャンスを逃しております。不思議なんですが、お墓参りしないとなんだか悪いことしてるような気がします。これって、変ですかね。

::::::::::::::::::

先週は、関西を中心に活動してきた。

その中のひとつが、3月11日(火)にライフデザイン研究所で、「京都市民とお寺の交流会」を主催した。

そもそも、この交流会を開催するきっかけとなったのは、昨年末から京都市民向けの「葬儀・仏事の勉強会」を開催してきて、京都新聞や読売新聞に掲載なされるなど、京都で反響を得てきた。

さすが!?といわんばかりに京都市民はお寺に関して関心度が他の地域に比べてひときわ高かったため、うちの岩村相談員が「こんな企画はどうでしょうか?」と提案したのが始まりだった。

当日は、34名の京都市民の方が参加なさった。

当初は、15~16名くらいかと話しており、予約していた部屋は40名だったので、協力寺院5ヶ寺とあわせて調度ギリギリの席数だった。

お越し頂いた宗派は、京都での帰属宗派が多い所として、次ぎの宗派にお越しいただいた。

●浄土宗
●浄土真宗本願寺派
●真宗大谷派
●禅宗(臨済宗東福寺派)
●日蓮宗

ちなみに、参加者の内訳としては、浄土宗とお西さん(本願寺派)が圧倒的、禅宗の中でも曹洞宗は1人だけ。日蓮は2人、真言1人、天台1人。ということだった。

各宗派の僧侶にあいさつしてもらってから、グループわけして、ざっくばらんにコミュニケーションをとってもらった。

「菩提寺には聞けないこんなこと、あんなこと」ということで、市民の皆さんは過去に起きた葬儀のことや、日常の仏壇の祭り方、供養の仕方、お墓のこと、月参りや彼岸等のお布施のこと、お寺との付き合い方など、みなさん頬がピンク色に染まるほど一生懸命話しをなさっていた。

協力いただいたご住職方は大変だったと思う。何しろみんな聴きたいことが山ほどあるので、次から次へと代わる代わる質問してくるのだから・・・

「2時間という時間は、あっという間でしたわぁ。」
といって、みなさんその場を後にしていきました。

岩村と二人で話をしていたのは、今日は、まるっきし我々の存在はなかったね。

それは良いことだったことが、人々の笑顔のから伺えた。