今夜も引越し企画。(「親父りゅうのテキトウ音楽談義・・・」より転載)
ベートーヴェン/序曲「コリオラン」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1943年6月30日、ベルリン
この演奏は、1971年か72年に友人に借りた日本コロンビアのレコードで初めて聴いた。
イギリス・ユニコーン原盤でDXMという品番のシリーズだった。「栄光のフルトヴェングラー」と命名されていた。
当時、「コリオラン」はセルの17cm盤くらいしか聴いてなかったから、この演奏を聴いた時は度肝を抜かされた。
いっしょに入っていた4番の交響曲も同様・・・。
落雷のようなティンパニの強打のインパクト、管弦の殺気だったような美しさは、当時の私にも十分伝わった。
聖響さんやハーディングはもとより、ライナー、セル、トスカニーニ・・・と、「コリオラン」の名演は数あれど、それらを全て怒涛の如く押し流してしまうかのような演奏である。
何度、聴いてきたか分からないが、やっぱりスゴイ。
最後の第2主題が忍び足で再現され、やがて例の改編されたティンパニの轟音の渦に止めを刺される。
最後のピッチカートは二つ欠落しているそうだが、このDG盤では残っていた二つを使って編集されている。変だが、ここに至ってたいした影響はない。
日本クラウン盤もあるが、どっちも、あのDXM盤とは音が違うような・・・。
でも確かめようがない。
ベートーヴェン/序曲「コリオラン」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1943年6月30日、ベルリン
この演奏は、1971年か72年に友人に借りた日本コロンビアのレコードで初めて聴いた。
イギリス・ユニコーン原盤でDXMという品番のシリーズだった。「栄光のフルトヴェングラー」と命名されていた。
当時、「コリオラン」はセルの17cm盤くらいしか聴いてなかったから、この演奏を聴いた時は度肝を抜かされた。
いっしょに入っていた4番の交響曲も同様・・・。
落雷のようなティンパニの強打のインパクト、管弦の殺気だったような美しさは、当時の私にも十分伝わった。
聖響さんやハーディングはもとより、ライナー、セル、トスカニーニ・・・と、「コリオラン」の名演は数あれど、それらを全て怒涛の如く押し流してしまうかのような演奏である。
何度、聴いてきたか分からないが、やっぱりスゴイ。
最後の第2主題が忍び足で再現され、やがて例の改編されたティンパニの轟音の渦に止めを刺される。
最後のピッチカートは二つ欠落しているそうだが、このDG盤では残っていた二つを使って編集されている。変だが、ここに至ってたいした影響はない。
日本クラウン盤もあるが、どっちも、あのDXM盤とは音が違うような・・・。
でも確かめようがない。
(2007年01月30日「親父りゅうのテキトウ音楽談義・・・」より)
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