静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

バーンスタイン・リマスター・エディション(100CD)届きました

2017年11月11日 20時20分05秒 | バーンスタイン(その他)
来年のバーンスタイン生誕100周年を記念したリマスター・エディション(100CD)が、今日届きました。

レニー・ファンとしては感涙の極みです。

ほぼ既所持演奏です。
(全部持っていると思っていましたが、Disc36収録の「ラヴェル:『シェエラザード』とDisc100の「ピーター・パン」は持っていませんでした。)

ほぼ初出LPに準じているため、1枚当たりの収録時間が短いものがほとんどです。


それでもうれしい。

長時間収録で詰め込んだ盤より、スカスカのオリジナル収録の方がありがたい、というケッタイな感覚であります。

そして、一枚一枚、眺めるのも楽しいオリジナル・ジャケット。




本国アメリカでの初出ジャケが全てそのまま日本で採用されるわけでもなく、その点では意外な発見の楽しみもあります。

例えば、「幻想交響曲」(2回目録音)は、私が1972年に買ったLPはこれでした。




しかし、本当のオリジナル・ジャケットはこれ。



うむ、アートワークとしてはよろしいのかも知れませんが、当時の私だったら「ジャケ買い」しないですよ。





別冊の解説書は分厚く、詳細なデータはもちろん写真も豊富で、まるで写真集のようでもあります。






待ちきれないので、夕食前のわずかな時間、とりあえずいくつか聴いてみました。

バーンスタインの演奏で初めて聴いた曲・・・・序曲「レオノーレ」第3番
バーンスタインの演奏で初めて買った曲・・・新世界より、幻想交響曲、惑星
(全曲ではなく、楽章単位で聴きました)
以上は、いずれも中学2年から高校1年の間にLPで買った演奏たち。

つまみ聴きした範囲では、音質改善もたいへん良いのではないかと思いました。
レオノーレは、ややハイ上がり気味ですが、元々そういう録音なのでしょう。
音質向上については、これから1枚1枚聴きながら確かめていきます。

それも楽しみ楽しみ。


まっ、しかし、質素倹約な我が家としては、当分の間「緊縮財政必至」になるでしょうね(特に音楽分野への出費についてはね・・笑)。



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Leonard Bernstein Remastered
クリエーター情報なし
Sony Classics


他の主なバーンスタイン箱↓

Bernstein Symphony Edition
クリエーター情報なし
Sony Classics


Leonard Bernstein Edition
Leonard Bernstein
Sony Classical


Leonard Bernstein Collection
LEONARD BERNSTEIN
Deutsche Grammophon


The Leonard Bernstein Collection Vol.2
Leonard Bernstein
ユニバーサルミュージック合同会社














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6 コメント

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Unknown (謙一)
2017-11-12 00:12:41
グランドキャニオンは風音機なしの編集ヴァージョンでした。いつからかなくなりましたね。
少し聴いて、音質が聴きやすくなっているのはCDになった時に低音をなんか強くした感じだったものなのかな?
LP時代は長い空間のある残響と高音がきつめの音で低音弦の強い音の動きがよくわかる音でした。
LPから復刻試みたレーベルの方が実は音的には懐かしい印象だったけど、これはまたベールをはがしましたという印象でしょうか。

アメリカでのオリジナルジャケット。
幻想交響曲は、LP時代後期に購入したときはサイケデリックなまた違うデザインでした。

この箱、普通に置くとCDが出るジャケット面が下になるので少し心配ですが。。。。。
置き場所は困りましたね。変わった箱なのです。
これならLPサイズの箱の方が良かったかな。

大切に1枚1枚聴いていきたい。

ヴェルディのレクイエムがこういう企画になかなか乗らないのですが、来年LP箱シリーズ声楽曲ヴァージョン予定なんでしょうかね。
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むむ (モト)
2017-11-13 16:25:46
99%音源を持っていても、これを買われましたか。(驚嘆・尊敬) そして、やはり謙一さんも。
むー、私もつづくべきか。新録音時に同時代的に聴いたという点では、DG録音ですが、バーンスタインらしい勢いという点では、SONY音源によさがあります。

ところで、レニーのヴェル・レク。少し前のCDでも、男声が左側、女声が右側のスピーカーから聞こえてきます。
これは、聴覚上はかなり違和感があるのですが、元々そういう録音なのですか? 録音経緯等をご存知でしたら、教えてください。
なお、ドミンゴらとの映像(LD)では、女性歌手が左で、男性歌手は右です。
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レスです (親父りゅう)
2017-11-13 18:05:11
>謙一さん

LPは毎年のように再発売されて、デザインはよく変わりましたね。その幻想のジャケット、見憶えあります。そっちの方が採用期間は長かったですね。
「LP箱シリーズ声楽曲ヴァージョン」はどうなるのか気になるところですね。今回の箱にもいくつか声楽曲入りましたので、出たとしたら、またまた重複曲多数ということになりそうです。ヴェル・レクは、私はロイヤル・エディションとLPですが、新マスタリングで、もうちょっと音をなんとかしてくれればうれしいですね。
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レスです 2 (親父りゅう)
2017-11-13 18:14:52
>モトさん

買っちゃいました
まあ、こういうことはレニーだけなので・・・。

ヴェル・レクの録音についてはLPの解説書に、一連の本番と録音に立ち会った和田則彦氏のレポートがあります。
それによると、たぶん4チャンネルを意識して、「レニーの両脇に2人宛並んだ独唱者達は、客席を向いた演奏会とは逆に、ステージの方に向かって歌った。左高弦から右低弦に至るオーケストラの配置と逆に声楽陣は合唱も独唱も右ソプラノから左バスに互って配置された・・・」とあります。
たぶん4チャンネルで聴くと前にオケ後ろに声楽陣という聞こえ方になったのでしょうか?

この録音は、以前、このブログでも触れましたが、最初のCDが酷く、ロイヤル・エディション盤ではちょっと改善されていましたが、その後の盤はどうなのか知りません。聴いてみたいと思っているところです。
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なるほど (モト)
2017-11-14 20:41:27
今は亡き「悪名高き」4チャンネル録音ですね。
こういう作為的な再生方法の失敗があって、5.1サラウンドは、成功したのでしょう。

バーンスタインのSQ録音では、この録音方法を意識して作曲したとも言われる「ミサ曲」、「惑星」が知られていますね。2チャンネルCDで、十分楽しんでいます。
再生風景を理解して聴けば、ヴェルレクも楽しめるかな。
ご教示ありがとうございました。
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ヴェル・レク、レコードの解説書より (親父りゅう)
2017-11-15 10:11:16
先に引用した和田氏の文、全文と写真です。

「このアルバムのモニュメンタルなレコーディングに立ち会って」
(和田則彦:文、写真)




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