静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

バルトーク/ヴァイオリン協奏曲第2番(スターン、バーンスタイン=NYP)

2017年11月24日 19時57分47秒 | バーンスタイン(東欧、ロシアの音楽)
バーンスタイン・リマスター・エディションからの1枚。
今日はDisc6です。



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バルトーク/ヴァイオリン協奏曲第2番


ヴァイオリン:アイザック・スターン


管弦楽:ニューヨーク・フィルハーモニック

指揮:レナード・バーンスタイン

録音:1958年1月26日、コロムビア30番ストリート・スタジオ(ニューヨーク)


♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 

まず、年代のわりに鮮明な録音が耳を引きます。
いや~生々しい。
そういえば、この録音はSACD化もされていましたね。

録音された当時は、まだこの曲がバルトーク唯一のヴァイオリン協奏曲とみなされていたからでしょう。
ジャケット表記も単に「CONCERT ROR VIOLIN」とあるだけです。

この曲、実は、今まであまり聴いていない曲です。
何かのついでみたいに集まってきた音源(CD)は何種類かありますが、特に気に入っていたわけでもなく、どちらかというと敬遠していたくらいです。
それが先日、この演奏を聴いて、一気に惚れ込んで(?)しまいました。
そんなことで、この演奏がどうのこうのと書くほどの段階ではありませんが、そういうきっかけを作ってくれた生々しい録音であり演奏であったと言えるでしょう。
第1楽章では終わり間近のカデンツァとその後のめまぐるしさと抒情性が入り交じるあたり、本当にスリリングでした。
第2楽章の始まりは本当に美しく、今まで何度かは聴いてるはずなのにどうしてなんにも記憶に残っていないのか?などと、ちょっと自分が情けなくなったり・・・。
この楽章では様々な曲調が交錯し、ハープや打楽器との対話は時に美しく、時にポップ調でもあり、右スピーカーから(ヴィオラ?)ソロが出てくる箇所などは、どこかフェイクみたいな気配も感じさせつつ曲は進み、テンポが速くなって「もう第3楽章か?」と早トチリさせられたり、かと思うと、ピッチカートや弓の打音の上を、またも叙情味あふれるメロディが流れ・・・と、本当に魅力的でした。
第3楽章は・・どうだったかな?
また聴いてみます。

とにかく、突然、この曲に「目覚めた」ばかりであり、来年、伊勢管が定演で採り上げるとのことでもあり、ぼちぼちスタディしていこうと思いました。
手持ちCDは、このスターン=バーンスタイン盤を含めて7種ありました(うち未聴2種)。
FMエアチェックのテープもあったはず。

ということで、思いっきりライトな記事になりましたが、今宵はここまで。





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2 コメント

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私も (モト)
2017-11-24 22:38:57
私もこの曲は、まったく手つかず(未聴)です。スターンのSACD化も、CD店で見かけず、購入しないままとなっています。結構、面白そうな曲ですね。って、バルトークは、味わえば味わうほど、奥深いです。

それにしても、おなじみでない曲の音源が7種って、お気に入りの曲は、何種類くらいあるのでしょうね。
実は、私は、数年前までは、聴かない有名音源はないようにと思っていたのですが、最近は、これから聴きたい音源だけに数をしぼるようになってしまいました。
モトさん (親父りゅう)
2017-11-25 00:02:06
SACD盤は、メジャー・レーベルの著作権切れ音源をSACD化しているPRAGAというレーベルみたいですね。
ちょっと前科があるレーベルなので私は買う気になりませんが・・・。

>おなじみでない曲の音源が7種・・・

いや、これは本当に「ついでに」集まってきたもので、
目的意識があって購入したのは「メニューインVSフルトヴェングラー」「キョンファVSショルティ」くらいでしょうか。
あとは箱モノに入ってたのばかりです。

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