静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

バーンスタイン名盤100選~懐かしきジャケ買いの日々~

2008年10月26日 22時37分52秒 | バーンスタイン(書籍など)
謙一さんのところで教えてもらって、私もあわてて注文。今日、届きました。これ、すごくいい本です。





バーンスタイン名盤100選
LPジャケット美術館Ⅱ

著者:佐渡 裕/高橋敏郎

とんぼの本(新潮社)





こうやって見ると、レコード・ジャケットって実に味わい深いものだったのだと、あらためて思う。
(たぶん高橋氏の筆による)一枚一枚へのコメントも、どれも興味深く、LPコレクター道を目指したくなる危険な魅力を大いに放っている本である。
佐渡さんの書いたレニーとの思い出話は、概ねどこかで読んだり聞いたりした内容がほとんどだが、それでも、最後のお別れのところは読んでいて胸に迫ってきた。


私の場合、中学、高校時代は、レコードを買う基準の中でジャケットはかなり大きな位置を占めていた。

店頭で、ジャケに魅せられ即購入したレコード達の一部・・・・

けっこうシブいのが好きだったみたい・・・・







カラヤンのレコードはどれもカッコよくて、どれも欲しかった。




しかし、バーンスタインのレコードはもっとカッコよくて、しかもシールドされて中身が見えないから余計に欲しかった。
シールドの隙間から見開きの中にページが加わっているかどうか覗いたりしたものだ。


初めて買った「新世界より」のレコード・・・・





初めて買った「幻想交響曲」もレニー盤・・・・





「運命/未完成」の組み合わせも、初買いはレニー。ボーナス・レコード「ニューヨーク・フィルの歴史」付き。





「戦時のミサ」の裏表紙にもかなり「萌え」たな~。これは77年秋、東京へ行った際に銀座のハンターで買った。





二度目のチャイ4は、明らかにジャケット買い・・・・だったなぁ。





・・・映像作品はもちろん無く、テレビでの海外ライヴは年に一、二度あるか無いかって時代だったから、今では考えられないくらいに写真のインパクトは大きかった。
ジャケ写真だけではない。書店で開いた雑誌のグラビアにも見入り、レコード店でもらうチラシ類も、いつも余計に頂戴してた。
(その頃のクセで、今でもカッコいいチラシ、パンフを見るとつい何部かゴソっと取ってしまう習性が・・・・)

ああ~、魅力的なジャケット写真をながめていたら、たまらなく音盤が聴きたくなってきた。









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2 コメント

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いいですねえ。 (ピースうさぎ)
2008-10-27 20:21:04
LPジャケットいいですね。
昨年200枚ほどLPは売ってしまいました。
私のLP購入期間は割と少なかったので、ジャケットの魅力を堪能できませんでしたが、CDジャケットは比べると陳腐ですね。仕方ないですが。
LP (親父りゅう)
2008-10-27 22:03:25
ピースうさぎさん>

LPのジャケットは大きいからいいですね。バーンスタインの顔アップなど実物大異常だったりして、インパクト大です。
イラストや絵画モノも、いろいろと工夫や隠し味があったりして、楽しいです。
それに比べると、CDはホント小さいです。味気ないですね。
私も、LPはぼちぼちと処分しています。CDへの買い替えをジワジワとやっていますが、途中でCD自体が他のメディアに取って変わるかも知れません。
大事に聴いて記憶に留めていきたいものです。

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