日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

民主主義を破壊しかねない民主党・社民党・国民新党

2009-09-08 18:42:57 | 放言
午後6時現在、民主・社民・国民新の連立協議が難航しているそうである。安全保障問題で折り合いがつかないとか。そんなこと、最初から分かっていることである。最善の策は安易な妥協をお互いがせずに連立の企てを白紙に戻すことである。

私はなぜ民主が社民・国民新に連立協議を打診と思いきや


民主党からすると、社民との連立は衆議院議席数に関する限り屋上屋を重ねるだけで、なんのメリットもない。それどころか憲法論議、防衛問題ではそれぞれの主張の隔たりが鮮明になって、数合わせのみしか念頭にない民主党(と私は思っている)にとって、連立に向けての協議は徒労感を生むのみであろう。

と述べているように、この連立協議に否定的である。ところがその後、何回か重ねられた協議の経緯を見るに、社民党、国民新党が変な勘違いをしており、民主党がそれを正すどころか優柔不断であることが、結局は民意をねじ曲げてしまうことを恐れる。

民意とは今回の総選挙で獲得した議席数で、民主党308に対して社民党が7、国民新党が3で、合わせてもただの10である。この10が308に対してなぜ自分の主義主張を飲み込ませようとするのだろうか。思い違い、思い上がりとしか言いようがない。

民主党も民主党である。数合わせを最初から考えることはさらさらない。国民のためになる政策を実行するとの確信があれば、そのための法案審議において、他党であろうとその支持を得るべく、正々堂々と論戦を挑み説得にかかればよいではないか。国民の目は節穴ではない。それぞれの党の振る舞いを冷静に見守っている。民主主義の破壊に連なりかねない連立協議は即止めるべきである。

9月7日の朝日朝刊に次のような記事が出ていた。

全敗関西 公明の苦悩

辛うじて比例区で議席を守った議員は「傲慢すぎた。身の丈であるべきだった。三十数議席で300議席を持つ大政党を振り回し、自分たちの力を錯覚した。不信感が相手にも募った」と総括した。

この公明党議員の言葉を社民党、国民新党にぶっつけてやりたい。

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