武部氏側への送金、堀江被告がメールで指示? 民主指摘 (朝日新聞) - goo ニュース
ミステリーの第一はこのニュースである。私が問題にしたいのは『送金』の有無ではなく、このようなメールがどのような経緯で民主党の永田寿康議員の手に渡ったかである。これが業務上のメールかそれともホリエモン氏の個人的なメールかは私には分からない。世間の常識では発信者と受信者が同意すれば公表もあり得るかと思うが、ホリエモン氏が同意しているとは考えにくい。受信者だけが自分の判断で手渡したのだろうか。それとも第三者が勝手に横流ししたのだろうか。いずれにせよ『信書の秘密』が侵されたのは事実のようだ。とすればこれは犯罪ではないのか。
メールの信憑性はどうなのだろう。メールの指示通りに事が運ばれたのであれば当然振り込み口座に記録が残るからそれを検証すればいい。しかしそれは個人が出来ることではない。公権力がそれなりの手続きを経て確認できることである。永田寿康議員はどのようにしてメールの信憑性に確信を持ったのだろう。不透明なことが多すぎる。民主党を貶める巧妙に仕組まれた『罠』の可能性もあるだろうに、そうでないとはどうして云えるのだろう。ホリエモン関連の文書などは検察庁により押収されているのではと思うが、検察庁が何らかの意図で漏洩したのだろうか。まずはメールの出所と信憑性を永田寿康議員が国民に示さなければならない。
ミステリーの第二は次の論文捏造問題である。
学生が2教授を名誉毀損で提訴へ 阪大論文捏造問題 (朝日新聞) - goo ニュース
大阪大医学系研究科はこの問題に関わった教授二名を停職処分にしたそうである。この論文を私は目にしていないので推測するしかないが、停職14日の処分を受けた下村伊一郎教授は論文責任者と報道されているから多分この論文の共著者になっているのであろう。大学自体が『捏造』と判断した論文の責任者の処分がこの程度とは『研究』も甘く見られたものである。とんでもない、この教授のやったことは全世界の研究者に対する重大な背信行為なのである。それがこの程度の処分とは私も開いた口がふさがらない。
この件については改めて大阪大学を厳しく糾弾するが、論文の共著者はその論文に全責任を共有すべきものである。名前を連ねた以上、誰かがデータを捏造した、残りはそれに気付かなかったで済まされる問題ではない。この教授はおそらくこの研究テーマで研究費をどこからか獲得したのであろう。実験も含めて論文を仕上げる過程には研究者としての実質的な寄与をすることなく、『金主』であることを共著者の権利としたのであろう。そうでなければ『捏造』を他人事のように見なすことは断じて出来ない。
大学側から『実行犯』と決めつけられた当の学生がくだんの二教授を名誉毀損で提訴というのもまた大事である。第三者には何が何だかさっぱり分からないので、裁判を通じて実情がつまびらかにされることを私は歓迎する。示談でうやむやにすることだけは避けて欲しいものだ。
ミステリーの第一はこのニュースである。私が問題にしたいのは『送金』の有無ではなく、このようなメールがどのような経緯で民主党の永田寿康議員の手に渡ったかである。これが業務上のメールかそれともホリエモン氏の個人的なメールかは私には分からない。世間の常識では発信者と受信者が同意すれば公表もあり得るかと思うが、ホリエモン氏が同意しているとは考えにくい。受信者だけが自分の判断で手渡したのだろうか。それとも第三者が勝手に横流ししたのだろうか。いずれにせよ『信書の秘密』が侵されたのは事実のようだ。とすればこれは犯罪ではないのか。
メールの信憑性はどうなのだろう。メールの指示通りに事が運ばれたのであれば当然振り込み口座に記録が残るからそれを検証すればいい。しかしそれは個人が出来ることではない。公権力がそれなりの手続きを経て確認できることである。永田寿康議員はどのようにしてメールの信憑性に確信を持ったのだろう。不透明なことが多すぎる。民主党を貶める巧妙に仕組まれた『罠』の可能性もあるだろうに、そうでないとはどうして云えるのだろう。ホリエモン関連の文書などは検察庁により押収されているのではと思うが、検察庁が何らかの意図で漏洩したのだろうか。まずはメールの出所と信憑性を永田寿康議員が国民に示さなければならない。
ミステリーの第二は次の論文捏造問題である。
学生が2教授を名誉毀損で提訴へ 阪大論文捏造問題 (朝日新聞) - goo ニュース
大阪大医学系研究科はこの問題に関わった教授二名を停職処分にしたそうである。この論文を私は目にしていないので推測するしかないが、停職14日の処分を受けた下村伊一郎教授は論文責任者と報道されているから多分この論文の共著者になっているのであろう。大学自体が『捏造』と判断した論文の責任者の処分がこの程度とは『研究』も甘く見られたものである。とんでもない、この教授のやったことは全世界の研究者に対する重大な背信行為なのである。それがこの程度の処分とは私も開いた口がふさがらない。
この件については改めて大阪大学を厳しく糾弾するが、論文の共著者はその論文に全責任を共有すべきものである。名前を連ねた以上、誰かがデータを捏造した、残りはそれに気付かなかったで済まされる問題ではない。この教授はおそらくこの研究テーマで研究費をどこからか獲得したのであろう。実験も含めて論文を仕上げる過程には研究者としての実質的な寄与をすることなく、『金主』であることを共著者の権利としたのであろう。そうでなければ『捏造』を他人事のように見なすことは断じて出来ない。
大学側から『実行犯』と決めつけられた当の学生がくだんの二教授を名誉毀損で提訴というのもまた大事である。第三者には何が何だかさっぱり分からないので、裁判を通じて実情がつまびらかにされることを私は歓迎する。示談でうやむやにすることだけは避けて欲しいものだ。