高瀬さんのファンなので、図書館で早々にリクエストしていたのが届いて取りに行って、見てビックリ。
こういう小さめの文庫っぽい本なのね?
「100 min. NOVELLA」の900円
でも、新刊でこういうスタイルの本って買いやすくていいですね。
u-nextがやってるみたいだけど、最近単行本だと1500円以上するのが多いから。
持ち運びも楽だし、装丁も派手目の明るい感じで印象に残りますね。
で、読んだ感想ですが・・・
面白くないわけじゃないんだけど、こういうファンタジー系?SFテイストのお話は、そもそもあんまり好みのタイプの内容じゃないのもあって・・・。
ただ、内容や言わんとしている処はいつもの高瀬さんだった。
コロナ禍を感じる内容かつルッキズムや同調圧力等について考えさせられるお話でしたよ。3つ★
高瀬さんは実生活で、働いていた同僚が髪が薄かったことで、笑ってそれを揶揄されていたのにショックを受けたそうな。
近年あまり外見の事を言うのは失礼だ、って風潮が広がってきたのにもかかわらず、ハゲについてはいまだにあまり遠慮なく笑いのネタとかにされている傾向がある感じ。
私は昔から基本的にスキンヘッドとか髪の薄い人とかはマイナス要因になってなくて、全然嫌いじゃ無いのですが、苦手な人もそりゃいるでしょう。同様に背が小さい人はダメ、痩せてる人はイヤ、あげればきりがないけど・・・
でも、ご本人にしてみれば(特にまだ20代で若いのに既に薄くなっちゃってる方は)悩んだりコンプレックス持つのも解りますよ。海外なんかだと日本よりもっと毛髪早く薄くなる傾向高いみたいだし。
★以下ネタバレ★
元々髪の毛が薄い事で悩んでいた男性と女性。誰でもハゲてしまう・・・という病気?みたいのが蔓延して、ハゲているのが普通という世の中になって、生きやすくなる。
が、、女性の方は何故だか自分だけ、また髪の毛が生えて来ちゃうのよね。そうなると毛が生えてる人の方がここでは極少数だから、隠す様になる。
髪の毛が無い同士で仲良くしていた友人関係が壊れてしまうんじゃないか・・って恐れを抱いたりして。 以上
高瀬さんの次回作も楽しみです。今度はファンタジーっぽくないのが読みたいな。
め生える 2024/1/6 高瀬隼子
せっかくみんなハゲたのに――
突然起こった原因不明の感染症は、いつしか中高生以下を除く全ての人がはげる平等な世界に変えた。
元々薄毛を気にしていた真智加は開放感を抱いていたのだが、ある日、思いがけない新たな悩みに直面し、そのことが長年友情を培ってきたテラとの関係にも影響が及ぼしそうで…。
同じく、予想外の悩みは、幼少期に髪を切られる被害にあった高校生の琢磨にもある。それは恋人の希春と行った占い師のお告げがきっかけだった…。
価値観は刷新したはずなのに、また別の分断の萌芽がそこに。
高瀬隼子さんの他の本の感想
「うるさいこの音の全部」「いい子のあくび 」「お供え」「お返し」「末永い幸せ」「うるさいこの音の全部」「おいしいごはんが食べられますように」「犬のかたちをしているもの」「水たまりで息をする」
こういう小さめの文庫っぽい本なのね?
「100 min. NOVELLA」の900円
でも、新刊でこういうスタイルの本って買いやすくていいですね。
u-nextがやってるみたいだけど、最近単行本だと1500円以上するのが多いから。
持ち運びも楽だし、装丁も派手目の明るい感じで印象に残りますね。
で、読んだ感想ですが・・・
面白くないわけじゃないんだけど、こういうファンタジー系?SFテイストのお話は、そもそもあんまり好みのタイプの内容じゃないのもあって・・・。
ただ、内容や言わんとしている処はいつもの高瀬さんだった。
コロナ禍を感じる内容かつルッキズムや同調圧力等について考えさせられるお話でしたよ。3つ★
高瀬さんは実生活で、働いていた同僚が髪が薄かったことで、笑ってそれを揶揄されていたのにショックを受けたそうな。
近年あまり外見の事を言うのは失礼だ、って風潮が広がってきたのにもかかわらず、ハゲについてはいまだにあまり遠慮なく笑いのネタとかにされている傾向がある感じ。
私は昔から基本的にスキンヘッドとか髪の薄い人とかはマイナス要因になってなくて、全然嫌いじゃ無いのですが、苦手な人もそりゃいるでしょう。同様に背が小さい人はダメ、痩せてる人はイヤ、あげればきりがないけど・・・
でも、ご本人にしてみれば(特にまだ20代で若いのに既に薄くなっちゃってる方は)悩んだりコンプレックス持つのも解りますよ。海外なんかだと日本よりもっと毛髪早く薄くなる傾向高いみたいだし。
★以下ネタバレ★
元々髪の毛が薄い事で悩んでいた男性と女性。誰でもハゲてしまう・・・という病気?みたいのが蔓延して、ハゲているのが普通という世の中になって、生きやすくなる。
が、、女性の方は何故だか自分だけ、また髪の毛が生えて来ちゃうのよね。そうなると毛が生えてる人の方がここでは極少数だから、隠す様になる。
髪の毛が無い同士で仲良くしていた友人関係が壊れてしまうんじゃないか・・って恐れを抱いたりして。 以上
高瀬さんの次回作も楽しみです。今度はファンタジーっぽくないのが読みたいな。
め生える 2024/1/6 高瀬隼子
せっかくみんなハゲたのに――
突然起こった原因不明の感染症は、いつしか中高生以下を除く全ての人がはげる平等な世界に変えた。
元々薄毛を気にしていた真智加は開放感を抱いていたのだが、ある日、思いがけない新たな悩みに直面し、そのことが長年友情を培ってきたテラとの関係にも影響が及ぼしそうで…。
同じく、予想外の悩みは、幼少期に髪を切られる被害にあった高校生の琢磨にもある。それは恋人の希春と行った占い師のお告げがきっかけだった…。
価値観は刷新したはずなのに、また別の分断の萌芽がそこに。
高瀬隼子さんの他の本の感想
「うるさいこの音の全部」「いい子のあくび 」「お供え」「お返し」「末永い幸せ」「うるさいこの音の全部」「おいしいごはんが食べられますように」「犬のかたちをしているもの」「水たまりで息をする」
不思議な世界でしたね。でも、大人になったらハゲるって笑えた^^
私、子供の頃から周囲にハゲの大人がいなくて・・・大人になってから、周囲にハゲの人がいると興味沸いちゃって(笑)
ハゲに免疫の無い子でした^^
でもさ、、、これが現実になったら面白いだろうなぁ~って思った。
明日から、次から次へとハゲの人が増えていったら? 大人になるとハゲるとしたら? パニックになるだろうなぁ~
私だったら・・・自分のハゲ頭にペイントでもして楽しもうかな♪
いや~高瀬さん、面白いわ~~~
寒いねー!コメントありがとう。
私さっき、わぐまさんちお邪魔した時、ここに既にコメント入れてくれてたの気がつかずに書いて来ちゃった。
で、ハゲの人いないの?
親類のDNA的・遺伝的にそうなんだね。男性は髪の毛が薄くなるのって、それはそれは重大な事みたいよ。
だからわぐまさんの周りの男性陣は幸せものだよ。
私はハゲ全然嫌いじゃなくて、ラテン系のハゲおじさんとか、若い人でもスキンヘッド的なお洒落さんとか好きだよー。
で、わぐまさんちのレスだけど、
そうそう!それ!!膝を打ったよ。
テンポが違うのよ!!娘、何でも遅くてね・・
色々ありがとうねー