行ったよ。
ピアノ:ドランテス
コントラバス:ガルシア フォン
なんかでちょこちょこっと聴いた事はあるんだけれど、集中して聴くのは初めて。
フラメンコピアノっていうと、フラメンコジャズなのかなー、って思ったのですが。
ジャズ的要素はありながらも、
どちらかと言うと、クラシックみたいな音の。タッチ?の感じで、なんかびっくり。
多分、フラメンコは即興性が要とは言いながらも、結構型があって、
特にリズムは型そのものだから、その型のなかで何かをピアノで作っていくっていうと、
なんかクラシックみたいに聴こえるなあ、と。
いうあたしの勝手な解釈ね。
特にドランテスの弾くピアノの一粒一粒の音に余韻があるというか。
パンっパンっってハジくように弾いても粒が丸いというか。。。
が、クラシックっぽい。音の連なりも。
とても気持ちが良いよ。
コントラバスの人も、いろんな音や不思議な音を出していた。
コントラバスじゃなくてチェロ??って思った。
てか、子どもの頃に思っていた
「コントラバス、デカい!」
って印象が、コントラバスを見る回数を増すうちに薄れていき、もはや大きく見えなくなり、
遠くで見るとチェロなのかコントラバスなのかわからなくなってきた。
だから最初はチェロなのかと思っていた。
生演奏っていいよね。
でもお客さんが少なくてもったいなかった。
だからか、音響が後半の一曲ちょい悪かった。
盛り上がってきて二人の音量が上がってきたら、お客さん少なくて誰も吸収しないからか、
音が響きまくって、崩壊寸前って感じだった。
音が混ざってぐちゃぐちゃになる――と、ひやひやした。
入り口でチケットを買うときに、おじさんが
「友達が来れなくなったのでチケットを買うなら私から。」
とやってきたんだけど、そのチケット32ユーロ。
あたしは一番安い11ユーロのチケットを買おうと思っていたので、
「すみませんね」
と、お断りして大正解!
お客さんが少ない為に、前から9列目に!!
やった。
あたしが買ったのは最上階の席パライソ。
それが本当のパライソ(天国)に!!
わーいわーい。
テアトロセルバンテス。
帰りに通ったカフェでおじさんたちが本格的に音楽を演奏歌ったり。
お酒も飲んだり、でもCDも売っていたり、ビデオカメラが回っていたり。
という不思議集団に出くわした。