第146回全英オープン(The Open)は、アメリカのジョーダン・スピースが通算12アンダーで大会初優勝を飾った。
初日から首位を守る完全優勝だった。
日本期待の松山英樹は、一度も優勝に絡むことなく、通算2アンダーの14位だった。
松山は世界ランキング2位。
直前の全米オープンは2位だったし、勝ってもおかしくない位置にいる。
最終日は通算4アンダーで、首位と7打差の5位でスタートした。
7打差は致命的だが、天気が荒れれば上位が崩れる場合もある。
そんなかすかな希望も1番ホールで打ち砕かれてしまった。
ティーショットがまさかのOB。
さらに4打目をバンカーに入れ、そこからのアプローチもよらずに、トリプルボギー。
トップと10打差、さすがにここで終わりだ。
首位スタートのスピースも序盤は乱調だった。
4番ホールまでで3つのボギー。
でも、そこから巻き返し、スコアを1打伸ばした。
トリプルボギーを最後まで取り返せなかった松山との差は歴然としている。
期待しすぎているのかもしれない。
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