甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けるといいんですけど……。

写真や昔の切り抜きなどを発掘していきますね。

キャラバンは行くよ、どこかの街へ

2016年10月17日 21時00分47秒 | 詩 短歌 俳句
 今日、帰りがけに、鹿に前を横切られてしまった。1匹は確認できた。前のクルマと私のクルマは200メートルくらい離れていたんでしょうか。

 1匹目が左の草むらに入っていった後、私の車が近づくと、2匹目がすぐ目の前を横切りました。

 ウワッ、2匹いたんだ。危なかった。2匹目は見えなかった。と思った瞬間に、うしろをゴスンとぶつかる音がしました。ひょっとして3匹目がいたのかもしれません。

 前の2匹に遅れてはならないと、あわてて走ってきたようです。それで頭をぶつけたみたいです。ああ、危ない。私も危なかったけれど、彼らの家族は、こんなムチヤな横断をするなんて、人間は、もっと鹿たちのことを配慮しながら走らねばと、もうトロトロで走ることにしました。

 そうしたら、山の中の道で、前をふさぐクルマがいたようで、6台のクルマの列ができていました。私はその7番目につくことができました。あとからもう1台来てくれて、みんなで8台のキャラバンができたんです。

 いつもならイライラするところですが、この時は、それからしばらくしてこのキャラバンが停止したのです。ゆっくり進んでいくと、キョトンと1匹の子鹿がこちらを見ていました。たぶん、家族はどこかに潜んでいるのだろうけど、私は、まるでサファリに来たような気分で、じっくりと子鹿を見ながら、帰ってきたのです。





  秋のキャラバン

さあ、キャラバンが行くよ。
みんなで七台の車の列、うねうね山道行くのです。

もう太陽が沈んでいく。東の空は薄い青。西の空はまだ朱色。
真ん中の空はむらさき色。私たち人間の何もかも、そ知らぬふりして見てるんだ。

キャラバンどこをめざしてる?
たぶん、どこかの街なんだ。そこにいろんな荷物と人を、
運んでいくため走ってる。

ケータイなんかしてられない。
山奥で電波は届きません。テレビも電波はジャミジャミです。
私のクルマは、カーナビも、スマホもないから、真っ暗で、
ラジオのバックライトも壊れてます。

だから、車列がすべてです。
曲がりくねったこの道を、行けばどこかに街がある。
それはわかっているけれど、とにかく向こうは見えません。
道路標識もちろんありません。
ここは日本かチベットか、それともアジアハイウエイ?

山のみどりは、針葉樹林。
だったら、日本の杉だろか。
杉じゃないとこもあるようだ。雑草は秋のキリンソウ。
だったら、やっぱりニッポンか。

道に子鹿が立ってます。
じっとこちらを見ています。母さん探して首立てて、耳までまっすぐ立っている。
目は何だか涙目で、うつろにこちらを見ています。

私は少し気が引けて、徐行で横を通ります。
鹿の家族は、どこへ行った。たぶん、私と同じように、
鹿たちの街に行くんでしょう。

キャラバンは、つかずはなれず走ります。
どこまでも道は続きます。みんなで一緒に走りましょう。
街に着いたら、みんな分かれていくでしょう。
それまで、一緒にキャラバンです。
みんなと一緒に走りましょう



ジャンル:
運転・道路
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