資産1000億を目指すブログ

2065年までに1000億目標。株式投資についてつらつらと。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でして。

キャッシュポジション76%

2024-09-16 13:48:21 | 投資日記
もう少し増やすかも。

なんでそんなことをしているか?

ちょっと見当違いをしていたから。10年平均年率15%リターンを目指せるようなポジションではなかったから。という感じか。
まだ売りたいけど流動性につかまって売れない銘柄もあるので、それも時間かけて落していく。最後は85%位になるかも。

実地検分という事で最長25年分のPL,BS,CF見ながらPER併読してみてるんだけど、まぁあれだよね。
株ってPER一桁で買うのが最低条件だよな。という感じ。不動産でいえば表面利回り10%的な。
んーもうちょっといえば、好況時に満室想定5%で買っちゃだめで、不況時に半空で現況利回り10%で買おう、みたいな感じか。

とてもいいビジネス、
業績安定してて利益率も高く、
仕入れも客も不特定多数で、
非耐久財で景気に左右されず売れて、
競合は弱小で強烈にでかいSOMがあって、
過去の実績値も凄くて、資金繰り(ROE)も良好で、
どう見ても上位互換でカチカクなビジネス。
これをPER一桁で買う。というのが多分、やるべき事。

そんな銘柄どこにあるんだよ?ッテ話なんだけどさ。そう、ないのよ。
ないんだけどさ。不景気になって株安になれば出てくるんだよね。潮が引いた後の潮干狩りみたいにさ。

で、不景気なんて、しょっちゅう来るんだよね。過去四半世紀見ても、期間の3割は不景気。じゃあ待ってればいいじゃんって話。
投資家としてやるべきことは不景気でいい案件拾ってきて好景気で温めて、不景気手前で売ればいい。という事じゃないかなと。


今まで買っていた銘柄も悪くはないと思うけどね。具体的にはクボタ、丸一鋼管、OSG。
ただここらへんは不景気来ると業績停滞するし、さらに評価水準下げて取引されるので、いまもってるべきじゃないかなと。
どこも安いんだけどね。クボタなんて過去四半世紀で最低水準のPER。円高懸念があるとはいえ安い。が、まぁそれでも15%は取れないからやめとこうと思う。
第一、不況期間は停滞するのでリターンほぼゼロ状態。しかも株安で過ごさなくちゃいけないという罰ゲーム付き。それじゃあちょっとね。
どうせ同じ銘柄買うなら安くなってから投資すればいいじゃん?
それに資本の再生産性、拡大性って意味だとこの三社はどこも並み。PER的に安い、業績が安定しているというだけ。だったらETFでもいいんじゃないって感じ。

そう、ETFね。全方位的に太鼓判押せる、メッチャ目があるビジネス発見できなかったらETFでもいいかなと最近思い始めてる。
だってあれ、めっちゃ安定してるんだもん。。不況時にあれ買っとけば、いいじゃんって。

わけわからん妥協と勘違いで集めたB級銘柄群よりも、ETFの方がマシだろうなと。

自分のポンコツレーダーでもひっかかる、S級案件だけで投資したほうが確実。
そりゃカチカクだろ。オセロでいえば四隅全部抑えてるじゃんみたいな、そういうやつ。
高校のボクシング全国大会でマイクタイソン出てるみたいな。
そういう、素人目でもわかる、飛んでる案件だけでそろえたい。
そういう贅沢ができるのが不況中の投資。

そうそう、それなんだよね。
素人目に見ても「そりゃお前、いくら何でも勝てるだろ」「規格外だわ」「ドラえもんの未来道具かよ」っていうね。
自分の物販事業でもそうだったよね。見ればわかる圧倒的実力みたいな。
そんな商品見つけて売って累計10億位稼げた俺が言うから間違いない。
あんなの目利きがいいとかそういう問題じゃないんだよね。出会えるかどうか。

因みにその反対、「一目で見てわからない微妙な案件」は全敗。
「多分売れるだろ、なんか売れるだろー売れたらいいな」っていう気概で販売始めたものはダメだったな。
株も同じなんだろうな。

一瞥でわかるっていうね。たぶんそれだな。うん。

ブログ名変更

2024-09-11 13:05:12 | 投資日記
40年後、80歳時点で資産1000億円目標。

ぶっちゃけほぼ不可能なんだけどね。ハイパーストレッチ数値で1000億。
40年後1000億目標だと資本稼働率100%で40年間年率リターン18%。
一見なんとか行けそうだけど、市場のサイクルを利用してリターンを上げる場合は稼働率は7-8割程度となる。
となると実際に必要な年率リターンは23%。無理~。

現実ベースで50億~200億というのが精々かな。
※50億はインデックスに入れて放置プレイ。全期間平均リターン7%(税引き前)。
※200億はうまく立ち回れて全期間平均リターン12%程度(税引き前)。

200億でも正直厳しそうだなという感じ。まぁサイクル利用すれば何とか行けるかなって感じか。

まぁ、堅実成長企業で過去平均PER20倍程度の銘柄を不調時にPER10倍以下で仕入れ、その後数年間、内部留保を活用して利益積み増し&株主還元受けつつ、PERが戻ったら売る、売ったら次の買い時まで待つ、というのを1サイクル10年として4サイクル繰り返せば行ける。年率12%。各サイクルでそういう銘柄が5-10個あればいいだけだから。無理ではない。つか、そもそもベースリターンで6%とか7%とかあるほうがチート級。PERとか配当アノマリー入れるだけで2-3%嵩上げできるし。それ踏まえるとほっといても10%いくんじゃないか…。知らんけど。

まぁそんな感じ。とにかく、平均リターン+5%程度までは何とか狙える。+10%は僕にはレベル高すぎっぽい。それ以上は職人の世界。富士山は登れてもエベレストは無理、みたいな。

え、プロの投資ファンドが平均リターン出せてないのにお前ができるのかだって?
あれはまた別のゲームじゃないんですかね。知らんけど。

つらつらと

2024-09-09 10:53:47 | 投資日記
■4次元マッピング&キャリブレーション
上場企業で業績安定銘柄の上位層を300銘柄程度、リターン推定モデリングを突っ込んで監視している。で、問題はそこで推定された数値は合理的なのかどうか?という事。モデリング自体合理的。使ってる数字も基本的に保守的なので合理的。でも実際ワークするのかわからない。歯がゆい所。じゃあ手持ちの過去データから簡易的な推定モデル作って結果を確かめてみたらいいじゃん。という事で思い立ってやってみた。具体的には特定の時期、例えば2015年時点で入手可能なデータを用いてモデリングして、そこで数値を出してその後のリターンをどのくらい補足できたのかを確認できるようにした。結果として、モデルの有効性と限界、保守で行くべきか楽観で行くべきかなどの微妙な按配を知る事ができた。

まず有効性から。ぶっ飛んでる数値が出るときは大体辺り。具体的には推定で今後5年間年率20%超と出ている時はほぼ例外なく当てられる。まぁこれ、どういう事かというと、例えば過去10年間の平均PERが20倍の銘柄が、何の理由もなく10倍水準まで落ちた時とか。何の理由もなくってのは語弊があるか。ちょっとした弾みで落っこちちゃったみたいな。そんな感じ。大した理由もない。たぶん、投資してる側からすると何らかの理由があったのかもしれないけどね。利益率下がったとか売上成長減少したとか。ただ遠くから離れてみてる分には鼻くそみたいな変動。で、たいていそういう銘柄は1年以内に値を戻してくる。

次に限界。これは有効性にも関係するんだけど、微妙な推定値はリターンに直結しない。という事。微妙な推定値ってのは年率10%とかこの近辺。10%程度はどちらにも転ぶ。逆に言えば10%以下の推定値は結構しねる。20%以上は食える。みたいな感じ。後、この投資方法ってサイクルやボックス圏を使う投資法なので、ファンダメンタルズベースのテクニカルみたいな感じ。過去の水準に回帰することが条件となってるので、例えば営業利益率が年々増加するような企業の場合は推定値が延々とマイナスが吐き出され続ける。でも実際はリターンがどんどん吐き出される。逆に推定値がいい数字を出してても年々利益率がボロボロになってく企業は結果もボロボロになる。このあたりはマニュアルで補正しないとダメだろうなと思うけど、そもそもマニュアルで補正できるほど技量があるわけでもないので眉唾。まぁとにかく飛んでる数字が出たら買っとけという感じ。が、例えば年率20%超の話が出てきても、次の年にほぼほぼ埋められて来年時点では推定値10%とかになってる話がかなり多い。これだと1年で売り抜ければお仕舞って事になる。そうすると資本の稼働率も下がるし毎度税金もかかるし結構微妙だなと思う。しょうがないけど。

最後に微調整。保守数値で行くべきか楽観数値で行くべきか。今までの自分は保守過ぎ。相当見逃しが多かった。なのでここを改定。具体的には、今までは基準値(最終年度のゴール)を売上利益率及びPERを過去10年の下位20パーセンタイルとしてたけど、PERは50%タイル、利益率は30%タイル程度とするのが補足率が高いなぁと。利益率も多分50%タイルでいいんじゃないかな。結局バフェ本の通りとなってしまって、なんだかなと思うけど、まぁあれはレシピ本でレシピ本に書いてある塩の分量みたいなものなので素直に従っておけって感じかもしれない。

■株式投資における固定給と臨時収入
株式投資のリターンを要素分解すると、大まかに売上成長、利益率変動、PER変動、株主還元となる。で、推定しやすいのは売上成長と株主還元。ここがリターンのベースラインになる。利益率変動とPER変動はどちらかというと臨時収入みたいな位置づけでいいのかなと思う。

なんでそんな思考に至ったのか?なんでだろうね。わかんない。わかんないんだけど、凡そ売上成長って推定できるんだよね。ROE×内部留保率。これに企業の過去の動向、ようは内部留保をどう処理したかっていうのを加味してやれば売上成長率って結構な精度で弾ける。次に株主還元系。これも同じで、PERと配当性向と自社株買いの傾向から取れる。つか買ったときのPERベースで配当は確定するようなものなので、堅い。

すると、おのずとその株式から得られるリターンがある程度確定的になる。ベースラインとしての売上成長、そして株主還元。後は営業利益率の変動とPER変動で味付け。ここはシクリカル。なので長期で持つならば結局のところベースラインが高い所でないといけないとなる。で、それってどういう銘柄なのかというと、ROEが高くてPERが低い企業。で、もっといっちゃうと、ベースラインで10%確保した買ったらROE10%以上かPER10倍以下のいずれかは必須。となる。100%内部留保して成長するならROE程度の成長となる。100%株主還元するならPERの逆数換算となる。なのでROE10%以上かPER10倍以下(益回り10%以上)。そこに、営業利益率変動とPER変動を加味するという感じ。もちろんこれには条件があって、ROE前提で進めるなら成長余地がまだまだある事。成長しないならMAだけどMA環境が整っている事(要は安く買収できるか)。そもそも事業が安定してること。とか。

ベースラインがいい銘柄をシクリカルで安い時期に買う。みたいな感じ。

自分の手持ち銘柄で一番いいなぁと思ってるのはケーユーホールディングスね。PER6倍でROE8%で安定業績。ベースラインで10%以上でなおかつシクリカルでも安い、みたいな。どこまで事業伸ばせるのかってのはあるんだけどね。ここの場合、ROEで回せなくなってもPERという補助エンジンあるのでそっちで還元してくれればオッケー。ほぼ無借金なので借入返済という低リターンとも無縁。というかPERの方が優秀(益回り16%)なのでそっちに回してくれという感じ。とりあえずベースラインで年率12%程度行ってもらって、PER8倍くらいで売れればいいかなみたいな。5年推定で17%程度なので。まぁいいよね。ここ以外だとオープンハウスかな。あそこも安いよね。不動産は怖いけどまぁ、自己資本35%あるし死にはしないか…?

でも例えばバフェットが最近打ったアップルとか、あっちの方がいいよね。2016年にPER12倍で買って最近PER25倍水準で売ってる。保有期間中に売上は15%アップに利益率も多少増えている。結果として年率25%とか。やっぱああいうのだよなぁ。。やっぱROE高いっていいよなって思った。


"普通のことを、普通に行うだけで、平均を超える成果を達成できるということであり、重要なことは、その普通のことを格別にうまくやることである"
Byバフェット

「格別にうまくやる」には技能というよりも、タイミング。絶好のタイミングでまとめ買いできるかどうかってところだな。
アマゾンのプライムセール、楽天のスーパーセールみたいな時ね。平時だといくら監視したところで、安く買えないでしょ。
大事な時に現金を持って満を持してめいっぱい買い込めるかどうか。なんだろうな。

株式市場にかつてないほど強気な米国人

2024-09-06 13:25:44 | 投資日記
『市場サイクルを極める 勝率を高める王道の投資哲学』って本を読んだ。

で、まぁなんの本なのかというとタイトル通り。サイクルを見極めようって本。
で、市場ってのはサイクルがあって楽観と悲観を行き来してるって話ね。
で、今の立ち位置なのかが重要でそれによって立ち振る舞いを変えましょうって話。
で、日本の市場はPER15倍(指数ベースだと20倍)位。まぁ高いけどギリ割高かってレベル。
で、しかしながらアメリカのそれは25倍くらい。かなり割高。

そしてこの記事。

株式市場にかつてないほど強気な米国人~ポートフォリオを見てはにんまり~

なんというか、「この戦争が終わったら俺結婚するんだ」的な。
分かりやすい死亡フラグが出ていてちょっと笑ってしまった。

因みに書籍の中のチェックリストは以下の通り。凡そ相場の最後の方(天井)の市場の感覚。


- 景気が拡大していて、経済に関する良いニュースが続いている。
- 企業利益が予想を上回るペースで拡大している。
- メディアが良いニュースばかりを報じる。
- 証券相場が強含む。
- 投資家がしだいに自信を強め、楽観的になる。
- リスクは低く、あっても比較的良性だと認識される。
- 投資家が、リスクを許容することは確実に利益をあげる道だと考える。
- 強欲が行動を促す。
- 投資機会に対する需要が供給を上回る。
- 資産価格が本質的価値を超える水準に上昇する。
- 資本市場の扉が広く開かれ、資金の調達や債務の借り換えが容易になる。
- デフォルトはほとんど起きない。
- 懐疑主義の度合いが弱まり、市場に対する信頼が強固になることから、リスクの高い取引が可能になる。
- 状況が悪化することがまったく想像できなくなり、どんな良い出来事が起きてもおかしくないと考えられるようになる。
- 誰もが状況が永遠に良くなりつづけると見込む。
- 投資家が損失を出す危険性をないがしろにし、機会を逸することだけを懸念する。
- 売る理由がまったく考えられず、売りを余儀なくされる者もいない。
- 買い手の数が売り手の数を上回る。
- 相場が一時的に下がると、投資家が喜んで買いに動く。
- 価格が高値を更新する。
- メディアがこのすばらしい出来事を大々的に報じる。
- 投資家が気分を高揚させ、警戒心をなくす。
- 証券保有者が自らの才知に驚嘆し、場合によっては買い増す。
- 傍観しつづけていた者が後悔の念を抱き、降伏して買いに動く。
- 期待リターンが低く(あるいはマイナスに)なる。
- リスクが高まる。


日本株だけだったらまだいいんだけどね。
アメリカ市場が風邪引いたら日本市場は肺炎になりそうなので、CP高めで正解かなと。
少し増やしてCP5割水準まで積んでおいてもいいかなと思う今日この頃。

なんだろうね、保守的推定入れると15%超えてくるの、ほぼ皆無。
10%以上の結果が出てるのが15銘柄のみ。因みに推定入れてるのは全部で305銘柄。

前のブログでも書いたけど、10%程度じゃ調整されてリターン一桁前半~マイナス入りしちゃう。
15%近辺にある奴だけ残してキャッシュでいいかなという感じ。
※この15%ってのもリーマン級の景気後退入れられるとこの限りではないんだけどね。

推定リターンの分布

2024-09-02 10:07:46 | 投資日記
■推定リターンの分布
ある程度予見性のある業績を持った銘柄を300ちょっと監視中。要は、業績が安定してる銘柄ね。長期の売上利益率で偏差/平均で0.3以下程度。
で、各々に業績推定を保守的に実施。売上成長率、利益率、PERの3方向から。で、結果として出てるのがこれ。


売上成長率も多少保守目。売上利益率は保守目。PERも保守目。保守3連奏だとこんな感じになる。平均値で1.0%(配当・自社株買いなどの株主還元込み)。
5年後の推定値で平均1.0%ってのはひどいわな。ひどいけど。保守だとそうなる。凡そ+2-5%程度になるんじゃないかな。実際の数値。

各要因の推定方法は前のブログで書いた通りなので割愛。
基本、事実に裏付け。売上成長率も過去10年間の実績&内部留保率から。売上利益率もPERも。
自分は推定能力なんてものはないし信じてないので、下方に微調整するときだけいじるのみ。

とにかくミスを犯さない事。ミスってのは投資した後で大きな勘違い発覚して推定リターンに大幅な下方修正が生じるようなこと。これだけは無しにしたい。
保守やりすぎで取れた大物を逃すってのもありえるけど、それはそれ。ある程度はしょうがない。実現可能性が高いがリターンは多少落ちる代替品で賄う。
東大A判定出てる人が東洋大学に合格する確率みたいな。そんな感じ。確実性重視。


■今後の株価
今後の株価。どうなるか。知らない。ちょっと前に日経平均PERの事かいたけど、あれ、リーマン前はPER20倍超だったんだね。
それ踏まえると日経平均7万円台とかもあり得るね。あり得るけど深追いはしなくていいかなという感じ。
今、キャッシュ比率4割くらい。何かめぼしい案件が出てきて1個か2個買えたらいいなと思うけど。現状、まぁないからねぇ。。
前のブログでも書いた通り、推定リターン10%程度買っても、下落相場(-30%とか)一回でチャラにされる。
だったら下落相場来てから正当な推定リターンで15%程度の株を買えばいい。


5年10%複利vs5年以内100%発生-30%下落事案

2024-08-31 17:20:56 | 投資日記
ホコタテ的な。

東軍:5年定期10%複利案件
西軍:5年以内100%発生する-30%下落事案(5年目までに回復)

どっちが勝つか?そりゃ最後は東軍が勝つのよ。括弧書きしている通り、回復するんだから。
じゃあどう投資したほうがいいのか?ッテ話ね。

要は、初期から5年定期10%複利案件い突っ込むのがいいのか?それとも暴落来てから突っ込むのがいいのか?という話。
5年定期10%複利案件は年間10%ずつ増えていく。方や暴落案件は100%発生して-30%まで株価を引きずり込む。

0-3年以内に暴落来るなら現金保持で暴落時に投資がお得。4-5年は微妙だけど初期から投資しておいた方が若干お得。という話。
計算すると凡そこんな感じ。EPS+株価が暴落前の株価と思って。株価は暴落時。リターンも暴落時。


ここで何が言いたいのかというと、市場が割高圏にあって5年以内に3割くらい調整させられそうな場合、下手な投資するよりも現金もって待ってた方が良いという事。
さすれば暴落時に機動力生かして株券拾えるからね。それも暴落分割り引かれている。-30%の逆数は30%じゃなくて42%。還元性向次第で直利だけどそれだけリターンがプラスで乗ってくる。
逆に割高株抱えてたら身動きが取れない。

それに、第一、確実に取れる10%案件なんて割高時にはほぼ見つけられないだろうな。
少なくとも自分には無理。微妙な割高の今ですら10%案件消失気味。


果報は寝て待て。株高なんて投資家にとっては売る場。株券を現金化してやり過ごす場。買い場じゃない。

買値基準=過去20年来最安PER&平均PER*0.5倍

2024-08-31 17:03:19 | 投資日記
これが買い基準。バフェットが買うような水準。
たまに発生する事案。

EPSが安定している、そして今後も安定しているという前提で使える指標。
前提の強度は自分で調べるしかないけど、まぁ、強度高い所は見ればわかる。逆に見てわかんなきゃやめておけという話か。

サンゲツとかこんな感じだった。平均PER20倍に対してPER9倍とか。
ん-もう少し補足すると、EPS自体もこのくらいの水準はあり得る、という前提で作ったEPSを使う感じかな。
で、PER引き直して、平均の半額とか。そういうの。

初動に乗れなくても多少は食える。2年くらい前のクラレも似たような状態だったか。
石化品市況によるのでちょっと不安定だけど業績自体は比較的安定してたから乗れたなぁと今更ながら思う。

まぁ乗れるといってもすぐに取れそうな値幅って精々50%とか100%程度だけど、確度重視では全然あり。

バフェットが商社株買ったのもこういう水準。なので凡そその位を底値目安にしておけばいいのかなと思う。
経験的にそのくらいまでは落ちてくるとか、そんな感じなんだろうね。平時の半額。
今は知らないけど、昔のあの人の買値がやたら割安だからな。。目玉が飛び出る。
PER一桁前半とか。成長株で10倍前後とか。コーラは別だけど(といってもこれも平均で18倍だっけ、買い始めはもっと安くてPER10倍とかだった気が)。

あ、勿論、倒産しないし下手な業績が下手な縮退をしない事業に限るけどね。


買い時=日経PERぶっ壊れてる時

2024-08-30 14:57:08 | 投資日記
買い時=日経PERが壊れてる時(予備でPER12倍未満)
売り時=日経PER20倍以上
買うべきもの=EPS成長が期待できるもの。還元が期待できるもの。

今は売るにも買うにも微妙な時期。
10年あったら買いで2年、売りで2年、残り6年は保有or待ちって感じか。



マンガ―曰く、株式市場は凡そ8-10年サイクルがあるらしい。
彼のいう市場ってのはアメリカの市場だろうから日本の市場がそうなってるのかはわからないし、これからもそうだともいえないけど。

とりあえず、市場には波があって寄せては引き引いてや寄せるを繰り返している。
そこで思うんだけども、市場は効率的ッテ話。PER15倍とか。
これって結局、ただの平均値であって天井と底のバランスで出てきてるだけじゃね、みたいな。
引いたら寄せるで、寄せ続けて平均値超えても寄せ続けて、バランス崩れるまで寄せて。
バランス崩れたら引き出す、行くところまで引いて、引きの力がなくなったら寄せる、みたいな。
まぁ、それはいいとして、とにかく、暇だなって感じ。


椅子取りゲームとしての資本主義

2024-08-29 18:15:20 | 投資日記
いい椅子を確保できるかがキモ。

業界・業種・ポジション…

盤石ないいポジションを取ったやつ、例えば安定業界のマーケットシェア5割超とか。これはオセロでいえば端っこを取ったようなもの。
この良いポジションを活用してオセロのように周辺をひっくり返せるか。ちびちび緻密にひっくり返して盤石に増やせるか。
利益率を殺さずに売上拡大できるか。いろんな要素が絡む。そんな感じ。

大事なのは初期ないしは変革期に増殖できる良いポジションを確保できるかどうか。
変革期というのも色々種類はある。社会トレンド、技術革新、法規制etc。

そして、企業の代りはいる。遅かれ早かれ似たようなものが出てくる。

別に自動車業界にトヨタは必要ない。代替業者はいる。
なんなら全部潰したところで代替業者が雨後の筍のように出てきて同じような序列を作る。

マイクロソフトがいなくてもそれっぽいOSはできる。収束進化してウィンドウズもどきができる。
子細な所は違っても、大まかには似ている。クロムに対するFirefox,operaみたいなもの。

人に受けるからそれを作る。受ける要素をマーケティングする。他社から盗む。
こうして似たような収束進化が同時多発的に起こる。

イーロンマスクがいなくても電気自動車はできるしロケットも作られる。
ただ彼がいる事で速度が増したという話。いずれはどこかの誰かが似たようなものを作る。

そういう土壌さえあれば、そうなる。その土壌が社会。
社会が安定していて人それぞれの能力を発揮できる環境を整えてやればの話。

5年後の日経平均レンジは31000~53000円 (平均42000円)

2024-08-17 13:24:45 | 投資日記
2029年の日経平均は31,000~53,000円。可もなく不可もなくで42,000円。
と、推定できる。

2024年の初期条件が売上経常利益率8.2%、売上成長3.5%、PER15.52倍。
後は楽観悲観で要因それぞれのレンジを推定。

上場企業加重平均で

売上成長率は年率3.5%。
売上経常利益率は7.2%~9%。
PERは12.5倍~16.5倍。

で、出てくるのがそういう数字。3万から5万の間で真ん中、4万ちょっと。
シンプルな数理計算で20年分のバックグラウンドから取った堅い数値。

過去20年間だとリーマンショックにコロナショックに東日本大震災といったイベント込。
日本円も1ドル70円台から160円台までジェットコースター込。好況不況全部込々のレンジ幅。なので今更円高云々いってもね。
この数値の前には織り込み済み。ただ、リーマン級来たらさすがにただじゃすまない。それと強烈なインフレバブルとかも。

まぁ、リーマン級の強烈なイベントがない限りはほぼ日経平均、そのまんま。5年間成長ナッシング。
でもま、これは普通なんだよね。普通。
毎日何パーセントも株価上下させてるほどダイナミックな話じゃない。


なんかこの推定値みてしまったら、毎日株価チェックとか、意味ないのが良く分かるな。
悪習だわな。悪習。悔い改めよう…(できるかな?)。


因みに毎年配当入るので日経平均が下限値の31000円言っても配当でギリ損失回避できそうね。

日本の株式市場の基礎値

2024-08-17 12:41:44 | 投資日記
まず、EPSとPER。株価変動は短中期的にはPER(EPSの値付け)、中長期的にはEPS次第って感じかな。

- PER
- 14.5倍基準で±2倍ってところ。13倍以下が割安。16倍以上は割高みたいな感じ。
- EPS不変として、PER16倍から12倍に値付け落ちると、25%程度の下落。普通にあり得る。これだけで5年平均リターン5%程度増える。たぶんそういう時に投資すべき。
- 下手すると3年-7年くらい、下落相場がない。だからこそ保存のきくEPS成長する銘柄を仕込んで次の波まで食いつなぐのがいいんだろうな。
  参照:https://nikkeiyosoku.com/nikkeiper/

- EPS
- かなりブレブレかと思ったが言うほどぶれてない。
- こっちが本命



で、EPS情報ないから簡易的に生成。EPSというか、上場企業の経常利益を合算。2024年の下に書いた数値は年率換算。
んーぶれあんまりないのね。コロナほぼ影響ナッシング。逆にリーマン凄すぎ。

2000-2024年の20年間で上場企業の半分くらい入れ代わりしてる、古い情報は抜けててない割に新しい情報は入ってるので、売上成長については少し下に見ておいた方がいい。ただ、どうせでかい会社は残ってるのでまぁ小数点を少し下方にして、3.6%じゃなくて3.3%とかそのくらいにすれば十分対応できるかな。いずれにせよ売上成長は3%台。

経常は売上以上に増えている。年率6%ちょっと。これは売上経常利益率が増えたことによる。が、シクリカルなのであてにはできない。一つ言えるのは、凡そ売上経常利益率の上限は8%程度。長期的には10%とか15%とかあるかもだけど、それは10年-30年とかそういうスパンで変化するものかな。なので売上経常率上限に近い今は利益率由来のEPS上昇は期待しな方がよさげ。売上成長の3.5%程度ってところかな。EPSは。後は不況来たら多少減るし好況来たら多少増えるかなって感じか。いずれにせよベースは3.5%。これに還元系で2%(ほぼ配当、自社株買いは0.1%とかそこらへん)突っ込んで5.5%がインデックスのベース利回り。最後の仕上げにEPSにPE倍率で味付けして完成って感じか。

自己資本比率が異様に低いのは金融セクターがそのまんま突っ込まれてるから。セクタ分けてやれば精度上がる。たぶん25-35%位じゃね。自己資本比率。

結論。株価の値上がりのベースになるEPS成長は3.5%程度。いってみれば日経平均だったら年間で1000円上がるかどうかってのが実際のところ。
そういう感覚値を持ったうえで相場を見ておきたいねって感じか。

高ROA企業と雑草は同じ

2024-08-17 11:05:27 | 投資日記
■日経平均とか指標をお勉強
結局切り口はEPSとPERなんだけどね。で、データがなかなかちゃんとそろわない…。特にEPS。どうするかと思ったが、全銘柄分のデータもってたのでこれから合成すれば作れるんじゃね?と思って取り組みを開始し始めたところ。日経平均とか東証とか、見方を変えれば「株式会社日本HD」なわけだからね。そりゃ見れるだろって。割高割安とかね。

■高ROA企業と雑草は同じ
ROE・ROAはエンジンそのもの。で、ROAは生命力ともいえる。高ROA企業。あんなもん、ミント並みの生命力。そりゃそうだよね。他が死滅するほどの悪環境来ても持ち前の余裕率でカバー。他が大赤字でもギリ黒字とかで耐えるし。他が死滅した後に拡大再生産決め込めばそりゃいけるわって。冬に他の雑草死んだところにミント来週みたいな春先にはミント畑だよ。自分は庭で芝生やってるんだけど、芝生に対するハマスゲ、スギナみたいなもの。抜いても抜いても湧いてくる。高ROAってのはそういうやつ。耐久性高い上に拡大能力も高い雑草。なので乗るなら高ROAだよなって感じ。ポテンシャルが凄いから。まぁテクノロジー系はルールひっくり返されがちなので怖くてできないけど。

■さようならSHIFT
値段が上がっていってしまったのでもう購入に乗る事はないでしょう。8000円以下でギリ購入するかどうかって話なので。また逢う日まで。でもあれば伸びるよねぇー。TAMもまだまだ残ってるし。なんだろうな、不動産でいえばオープンハウス、ITでいえば大塚商会・光通信みたいな匂いがプンプンする。ゾスゾス!

■界王拳噛ましてるROAがROE
ショボいROAに界王拳10倍近く噛まして戦闘力高めてる企業がたまにある。日本ホスピスとか。界王拳6倍くらいキメテル感じ。カラダ持たねぇだろって。大した上位互換性なく、ニッチだからどこで飽和するかも未知数(一応数値出せるけど余裕があるようには見えない)、しかも箱物で撤退コスト極高。自己資本比率もレッドゾーン突入。死亡フラグしか見えない。



■高エネルギー体
逆にROE糞ショボいのに高出力で売上成長してたりする企業もある。なんだこれ?質量保存の法則無視してるの?って思ってみてみると大体、自己資本比率ジリジリ下げてる系。借入起こして買収って感じか。あんまり細かく見てないけど。なのでROEがすべてではなくて他にも成長方法は色々あるよねって感じ。で、高エネルギー体、具体的には高エネルギー体のデブ、自己資本80%とかの会社がジリジリそれやってると、良いねぇって思う訳。安定感あるんだよね。売上成長なんてのはオーガニック以外は凡そ買収なのでこのあたりはカチッと数値が嵌るんだるんだよね。現金モリモリの状態で、サーレバレッジかけてアパート買うぞ!みたいな。アパート経営の棟数増殖させていくみたいな感じで。ま、そういう時に社長の質が問われるんだけどね。下手糞M&Aする人とかね。自分の身銭切ってたらこんな糞高で買わないだろっていうね。最近だとSGとか?レースで例えると、とにかく投資で大事なことは企業のポジショニング(車の質)と売買のタイミング(スタート地点で下駄履けてるか)、そして最後は社長(運転手)の質。F1で車体が良くても、先行スタートできても、運転手がポンコツじゃ勝てるものも勝てないでしょ。

■社長はハブ。
社長の主な役割は資本をどの経路に割り振るのかっていうハブ。馬鹿ハブだととんでもないことになるので投資するときにちゃんと気を付けるべき。ハブなんて言っても、通信ハブにように複雑なことはしない。主な割り振り先は6経路しかない。すなわち、本業再投資、MA、借入返済、内部留保、自社株買い、配当還元。長期的に見て株主のリターンをどうしたら最適化できるのかを考えれば出てくる。こんなものは将棋ゲームでLv1CPUに勝つよりも簡単な事。でもできない。なぜかは知らない。世間のシガラミとか、メンツとか、夢とか自己顕示欲とか。株主?知らねぇし的な態度とか。在任期間中にでかいことやりたいとか、たぶん知能以外の別のネガティブ要因が優勢なんでしょう。


随分前に作った再投資シミュレーションのサンプル画像。こんな感じ。これだと経路5個しかないけどね。入れ忘れてた。
大まかにこんな感じ。結局経営者が何してるのかが重要。またその背後のロジックを知ることも重要。
・借入金なければ返済不要
・還元する気があれば内部留保はしない。
・本業ROE高めで再投資できるならする。
・リターンで劣後するM&Aでいくのは本業成長が限界だから。
・M&Aは中身による。経営センスによる。概ね企業の評価が低PERならM&Aより還元一択。
・ただ経営者は拡大妄想に取りつかれているのでそれは選択されない。問題はM&Aの中身。

まぁとにかくどういう素地があって、どういうタイミングでどういう経路に金を流すかでリターンは全然変わってくる。
素地がいい銘柄を素晴らしいタイミングで買って社長も同じく素晴らしい采配をしてくれれば、そりゃリターンは出るし、そうでなきゃ微妙なリターンしか生まれない。

決算スクリーニング

2024-08-15 15:29:32 | 投資日記
8月の四半期決算があらかた出たのでデータ集めてスクリーニング実施。
んー5月に続いて案件無し。

サンゲツみたいな棚ボタ案件はもう出てこないんだろうな。
それっぽい変化が出てる銘柄あっても、ちょっとした営利の跳ねで株価が凄い反応してる。こんなん食えない。

イモって待ち一択。

俺、理由もなく株だとなんか買いたくなるけど、不動産投資だったら絶対動かないんだよな。
株だとね、アマゾンでポチる勢いで買っちゃうんだけどね。
ある種の流動性の罠だよね。株。欲しいと思ったらすぐ買えちゃう手軽さ。
しかも超抽象的でカチッとしたリターンが見えない、どうとでも計測できちゃう。

ギャンブル要素強めだからこそ株っていうのは社会にビルドインされてうまくワークしてるんじゃないかな。
天然の賭場みたいな感じで。資本主義のエンジンみたいな。知らんけど。

不動産だったら積算いくらで表面利回りいくらーみたいなのでカチッとイメージ掴めるんだけどね。
ほんと、株式市場ってのは伏魔殿だよな。怖い怖い。

銘柄絞って投資するので1銘柄で1億程度入れることになるけど、株だと抵抗感がないんだよね。
でもこれが不動産だったら「本当に大丈夫かよこれ?」とか思って念入りに調べるもんね。

今はある程度カチッとした数値で株も見れるようになったから、まぁ、芋るしかないよね。ゴミ案件抱えたくないし。
年1で良案件取れればいいかな。年一で堅い表面利回り20%超の都内アパート買えればいいでしょ。それと一緒。
果たして年一で出てくるかわからないけど。

株高は長期リターンにとってはデバフ

2024-08-15 15:27:42 | 投資日記
株高は長期リターンにとってはデバフ効果。
PER高からくる下落リスク、PER高からくる還元率悪化の重複減衰。


事業安定性尺度=売上営業利益率の平均/標準偏差

2024-08-15 15:18:14 | 投資日記
売上営業利益率の平均/標準偏差で安定性は見れる。
5以上あれば堅い。3以上でもいい。1以下はダメ。

ROEでも事業の強さは取れる。非金融と金融で分ければ使える。ただこれだと資本の太りに影響受けちゃう。ROAも同じく。
売上利益率ベースのこれはそれがない。さらに売上利益率単体だと業種によって結構変わっちゃうけど、平均と偏差ならそういったところも中和できる。
純粋な事業の強度、安定性を見るにはROEやROAよりもこちらの方がいい。より直接的。

業績のブレの元凶は利益率の低さ。低い利益率のくせに標準偏差は並にある。だからぼこぼこになる。
売上に利益乗せられない。利己的な組織がそれ出来ないのはやっぱ弱いから。

安定性がないと所はギャンブル。伏魔殿。やられかねないので近寄らない。君子危うきに近寄らずだっけ。それ。
決算プレイが糞つまらなくなるけどギャンブル性を相当取り除ける。

最終的にはギャンブル性を極限まで排除した定期預金投資。定期預金5年もので金利17%、みたいな感じ。
まぁそこまでは無理でも不動産投資並みの固さで取れるようにしたい。5年後固定価格でイグジット込みで表面利回り25-30%水準。みたいな。