Sonnenschein!

フロ&きょんの、フウフがんばるぞぅ日記 

義母について

2017年04月18日 | Weblog
フロ吉の両親は健在。
パパはおじいちゃんと言っていい年齢で、見た目はサンタクロースに例えられることが多い。
白髪と白い髭で、物静かで、紳士で、とても優しそうで。(実際優しい。フロ吉は一度も怒られた事がないらしい。)

ママはパパより10歳近く年下。
ゴージャスでセンスのいいマダム、としか言いようがない容姿。
今でも週1でジム、週2でヨガに通い、美と健康を全く諦めていない。

過去に書いたこともあるかもしれないけど、初めてフロ吉の実家に行った際、城のような家にビビっただけでなく、何よりもママにビビった。
大理石の上をピンヒールでカツカツ歩き回る華やかなマダムが奥の部屋から出てきた時、事前に何度も繰り返したシュミレーションと違い過ぎて、身体が勝手に入口に向かってひるがえった。
それはある日曜の午後で、ケーキとコーヒーを一緒にという事だったので、いかにもドイツのおばちゃんみたいな人が(もちろん小太りの予定)、フリースか手編みセーターの部屋着で、手づくりの甘ったるいケーキでも準備してくれてるのだろうと思っていたのに。
実際は深いスリットの入ったロングスカートとシャラシャラのブラウスで、銀色のワゴンに乗ったケーキセットをガラガラと食事の部屋まで運んできてくれた。


普通なら、こんなママは性格が悪くて嫌味な人間で、ワタスの事もチクチクといじめてくると相場は決まっているはずなのに、実際のママは全然違った。

もちろん聖女の様な善人とか、見かけとは裏腹な信じられないほど謙虚な人とか、そういう事ではないけれど、ワタスにはすごく良くしてくれる。
今まで、カチンときたり、イラッとしたり、恐らく一度もないと思う。こちらサイドからは。


しょっちゅう、一緒にお買い物に行って何か買ってくれようとするし(大抵ワタスが遠慮して断るけど)、いつもいつも可愛いと色んな事を褒めてくれるし(ママの方がずっと美しいがあちらは褒められ慣れし過ぎているので、もう何も言えない)、ワタスが世界で一番大事な息子(フロ吉)を足蹴にしていても、ワタスに加算してくれる。

最初からそんな感じだったのですっかり気を許してしまい、付き合いだしたかなりの初期から、ワタスはフロ吉抜きで勝手に実家に行き、お昼ごはんや晩御飯をご馳走になっていた。ええ根性しとるな。


ワタスのコンサートがあると言えば必ず駆けつけてくれ、お誕生日だクリスマスだと言えばフロ吉同様もしくはそれ以上にお祝いをしてくれ、まるで本当の子供のように大切に大切に可愛がってくれる。
別れ際のハグはいつも、長くギューッときつく抱きしめられ、フロ吉が横で笑うくらい。クルチー


ワタスからも何かお返しがしたいといつも気にかけているけど、ママは何も必要ないみたい。
せめてもと思い、毎週末には面倒がるフロ吉の尻を叩いて、実家に連れていくのです。
恐らくママが一番喜ぶのは、フロ吉に会えることだろうから。こんなんで良ければドウゾドウゾ。


最後に、オースターにもらったチョコレートたち。ナゼ縦にできぬ・・






姑には恵まれました おつきあいついでにポッチン

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