My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

自宅で過ごしました

2010-02-28 19:09:22 | 独り言
今日はチリ地震による津波警報のため、自宅待機していました。
総務課、建設産業課、全管理職は役場に召集されましたが、それ
以外の職員は自宅で過ごしたのではないでしょうか。

今日で風力発電の21年度会計の売電収入は締めとなります。
3号機の発電機故障による4カ月停止やその他の故障で今年度は
散々でした。最終的には1,000万円減額の3,700万円で補正予算を
組みましたが、風況は数年ぶりに良かったと思います。
普通に風車が回っていれば5,000万円以上は発電できたのではない
でしょうか。まあ、タラレバですが。

明日から6日間ほど年次点検の予定です。
風車3号機の潤滑油ポンプのモーターが修理中で風車は止まった
ままですが、点検中の納品はちょっと無理かもしれません。修理
は関電工が探してくれた明電舎の子会社で実施中です。
新品のモーターも発注したいのですが、値段も納期もなかなかわ
かりません。やはりドイツ製というのがネックです。

原発沼

2010-02-27 20:46:01 | 独り言
チリの地震がニュースになっているが、メガ東海地震が起こった
時、浜岡原発はどうなるのだろうか。秒速10メートルの風が吹い
ていれば、3時間で東伊豆にも影響が及ぶ可能性がある。
静岡県知事は防災に力を入れるそうだが、伊豆の風車に口出しす
る暇があったら、浜岡原発について真剣に考えて欲しい。

三菱重工が英国の補助金で洋上風車の開発をするということだが、
日本の政府(経産省)は原発沼にどっぷりはまっていて、まったく
期待できない。本当にこれでいいのか?

今日は午前中、風車停止の連絡があった。町営風車担当の部下が
町外に出かけているので久しぶりに遠隔監視装置を預かっていま
す。遠隔でのリセットができずに風車2号機に行ってリセット後
再起動。現在まで無事に運転しています。

午後は友達がやっている美容室で数か月ぶりに髪を切ってもらい
ました。色々話もして良い気分転換になりました。


久々の会計検査

2010-02-26 20:34:18 | その他の仕事
町内に水力発電所がある関係で毎年450万円の電源立地地域対策
交付金をもらっているのですが、来月、会計検査が当たりました。
まさか450万円/年で会計検査を受検することになるとは思っても
いませんでした。

会計検査を受けるのは財政係の時以来10年ぶりです。独特の緊張
感があって1回経験すれば十分なんですが。まあ、仕方ありませ
ん。

今はそんなことないと思いますが、昔は検査に来る検査官の食べ
物や飲み物の好みや、趣味は何なのかというようなことまで事前
に県からお知らせが来ていました。例えばインスタントコーヒー
は飲まないとか、昼食は蕎麦以外食べないとか、テニスが趣味と
か。

あと、検査官が会場に入ってきたら起立して挨拶するとか、検査
が終わり検査官が変えるまでは例えトイレ休憩中でも気を抜いて
はいけない、というような注意事項まで回って来ました。今となっ
ては何だか滑稽ですね。

まあ、交付金は目的に沿ってしっかり使っているので、堂々とし
ていれば良いのですが、検査が終わるまで何となく落ち着かない
なあ~。

問題が起きずに何よりです

2010-02-24 20:24:30 | 独り言
以下、南日本新聞の記事の一部です。

『出水市の出水平野で越冬したツルの北帰行が本格化してきた。八
代海や黒之瀬戸などを一望する長島町川床の善上ケ丘(標高293
メートル)や、町中央部の行人岳(同393メートル)には連日、
写真愛好家らが陣取り、シャッターチャンスを狙っている。
 渡りルートに当たる東海岸沿いの善上ケ丘は、風次第で黒之瀬戸
大橋や風車群も写し込めるとあって最近人気の観察スポット。』

ここは確か鶴の飛行に支障が出る(バードストライク)からと風車
建設に反対していた人達がいたような気がします。問題が起きていな
いようで何よりです。
「○○の恐れがある」と言って騒ぐのは常套手段ですが、問題が起き
なかった時は、「問題は起きませんでした」とは騒がないのかな?


今日は体験農園の講演を聞きに静岡に出張してきました。
農家にも農業ファンにもメリットのある興味深い農業の形態です。あ
る程度の人口規模の都市部近郊が適地だとは思いますが、田舎の耕作
放棄地管理のヒントになる要素が含まれているように感じました。

会議のノルマでもあるのか?

2010-02-23 21:18:31 | その他の仕事
昨日は1時間の会議のために往復5時間かけて県庁出張。
自主運行バスの関係で、仕組み上出席しなければいけない会議
なので仕方ありませんが、IT活用で静岡まで行かなくてもすむよう
なことはできないのでしょうか?
いったん帰宅後、まちづくり協議会の最後の部会のために夜の会議。
このまま終わるのはもったいないとの声があがり、ありがたい限り
です。会議終了後、消防団の夜警当番へ行き午前様。少々疲れました。

明日は体験農園の関係で農水担当の職員と静岡出張です。
この他、3月中旬以降に県地球環境室関係の講演会が2回静岡である
のですが、なぜ年度末に企画するのか理解不能。会議のノルマでもあ
るのでしょうか?

今月は中旬まですばらしい風が吹いていたのですが、その後は穏やか
な日が続き風車の発電量は伸び悩んでいます。
定期点検が3月1日から6日までと決まりましたが、潤滑油ポンプの
モータ修理のため3号機は停止しています。定期点検に間に合うと良い
のですが、ちょっと厳しいかもしれません。

メモ 日本の森林

2010-02-20 20:16:32 | 独り言
日本の国土の7割が森林です、過去40年間森林面積の増減は
ありません。またこのうち半分近くは保安林となっています。

森林蓄積は年々着実に増加していて、過去40年間で2.3倍に
増えています。

森林を伐らないで守ったり、植えて回復しなければならない
のは海外(熱帯林)の場合です。日本はこれから木を伐って
活かしていかなければなりません。

木材の自給率は平成18.2%まで落ち込みましたが、現在は
25%程度のようです。

木が二酸化炭素を吸収するのは主に成長期の若い木です。
その後はあまり二酸化炭素を吸収しなくなります。
また、吸収された二酸化炭素は消えてなくなるわけでは
なく、蓄積されるだけです。従って、木が朽ち果てたり
建材として使用された後に焼却された際には二酸化炭素
を放出します。

人口林は間伐して密度を調整しないと、健全に成長する
ことが困難です。しかし現在、国産林は価格面から競争
力が無いため、間伐がおこなわれておらず放置されてい
ます。このように整備されていない森林は二酸化炭素を
吸収しないばかりか、災害をもたらします。

校庭芝生化

2010-02-19 22:29:39 | その他の仕事
お隣の河津町の桜祭りが本格化してきて車が込み始めました。
東京の旅行代理店のツアーバスが風車の見学に来て部下が対応
したのですが、予定より1時間近く遅れて到着したそうです。

今日は午後から西伊豆町の田子小学校に校庭芝生化の視察に
行ってきました。

校庭で遊ぶと芝が体について玄関や校舎内が汚れたり、雨や
露に濡れた芝生で運動すると体操服が濡れて着替えが必要に
なるなどの欠点を聞いていたのですが、それを差し引いても
芝生のグランドは気持ち良いものだと実感しました。

校長先生が自分で鳥取方式を調べJリーグの助成に応募して
芝刈り機やスプリンクラーなどのカタログを研究して一から
手探りで実現したそうです。2万株の苗を植えるときには、
全校90人弱の小さな小学校ですが、生徒とボランティアで
300人弱集まったそうです。

新しいことにチャレンジする時は必ず高みからそれを批判する
人達が出てきます。信念と勇気を持って取り組んだ校長先生に
敬意を表します。

当町でも解決しなければならない問題点もありますが、幼稚園
庭の芝生化について検討してみたいと思います。

田子小学校を後にして、南伊豆町で試験運転中の電発の風力
発電所を見てきました。ヴェスタス2MW×17機の本格的なWF
です。風車は西風を受けて気持ちよさそうに回っていました。
横から見たときのブレードのたわみがたまりません。
2MW機にもなるとブレードのたわみも随分大きくなります。ブ
レードがタワーの前を横切る時にブレードのそりが一瞬戻るの
ですが、その様子がなんとも言えません。ちょっとマニアック
すぎですね。

2日続けて風車の視察があります

2010-02-18 21:27:22 | 風車日記
今日は埼玉県の某市議会議員の方たちが会派の研修で風車の視察
に来ました。
昨晩降った雪が心配で風車へ下見にいったところ、標高430メートル
の風車の周りには雪が積もっていましたが、車が走るのには支障あ
りませんでした。

風車の視察は役場で1時間ほど担当から風力発電事業全般について
説明をしてその後風車に行きました。皆さん熱心に視察をされまし
たが、寒いのと見晴らしが悪いのが残念でした。
視察後は北川温泉に宿泊していただけるということでありがたいお
客さんです。

明日は東京の旅行会社のバスツアーで20名の方が風車の見学にみえる
予定です。風車は立派な観光資源ですね。

あーあ もったいない

2010-02-17 20:59:10 | 風車日記
風車3号機が潤滑油ポンプモーターの故障で停止中ですが、2機で3
機分の発電量を稼ぐほど今月は良い風が続いています。もったいない。

モーターの納期が数カ月!とのことなので、メンテナンス会社がモー
ターを修理できるところを探してくれました。
しかし、実際に取り掛かってみないと修理が可能かわかりません。も
し、修理ができないことになったら・・・

介助付き旅行

2010-02-16 19:50:40 | その他の仕事
今日は熱海市の起雲閣で観光とユニバーサルデザインについての
シンポジウムに参加しました。

温暖化や新エネのシンポジウムでいつも感じるのは、国、NEDO、
新エネ財団などの話は退屈で、その後のパネルディスカッション
はおもしろいのに時間が足りないというパターンが非常に多い
ということですが、今日も同様でした。

県の主催なので自分たちの施策をPRしなければいけないのだ
ろうが、はっきり言って県の担当者の発表は目新しいことも、お
もしろいことも無く時間の無駄でした。

パネルディスカッションはおもしろかったです。
印象に残ったのは、韓国の旅行会社の静岡支店の方の「韓国は
ネット社会なので静岡空港はアクセスが悪いということがあっ
という間に広がっている。伊豆の温泉はすばらしいが、同じ温
泉なら福岡空港から直通バスで行ける別府温泉に行く」という
話や、「韓国人は山登りが大好きだが、富士山登山を企画したと
ころ取り扱った800人のうち650人が日帰り登山を選択した。と
いう話は興味深かったですね。静岡空港から遠くて伊豆半島では
珍しく富士山が見えない当町は・・・

また、学生時代に介助付きの旅行をコーディネイトする会社を
起業した方の話もためになりました。
体の不自由な高齢者などに、ヘルパーや看護士が介助者として
旅行に付き添うそうです。
ご自身が祖母と一緒に旅行に行った時の苦労から起業を思い立った
そうです。社会貢献をしながら企業としても急成長しているという
ことでとてもすばらしいと思います。

介助者は依頼者と旅行中ずっといっしょにいるので、依頼者は介
助者を自分の子供のように感じてファンになってくれるそうです。
その結果、リピータが非常に多いとのことです。スタッフとして
登録するヘルパーや看護士も会社の方針に共感して自然と集まって
くれた人たちなのですばらしいサービスができるのではないでしょ
うか。

また、この経営者(若者)は現在、大学院で繰り返し旅行をする
ことが要介護者にどのような(好)影響を与えるか?という研究
をしているそうです。これまたすばらしい。

刺激を受けました。