やがては今シーズの釣りもシーズンオフになる。
その際には毎度ある程度の整理整頓をするんだが、今年は例年よりは勢いよくやるつもり。
というのも、「いつかは使うだろう」と大切にとっておいても、経年劣化というんであろうか、金属でさえモロくなっていたり、パサパサになってしまっている石化製品も少なくないからだ。
たしかに釣りは幅広いし、奥深い。
なのであらゆる場面に対応しようと思うなら、道具の種類も自然と増える。
家庭内に保管されているだけでも大変なものだが...
「イザという時のために」と、持って行きたくなるのが釣り人の性というもの。
実はこれがあまり良くないと、自分では思っている。
いや、そういうスタイルが快適な人も居られようが、案外自分はそうではないようだ。
かつては....
「あれもやりたい、これもやりたい」「こっちの方が通用するかも?こっちの方が釣れるかも?」と、あれやこれやと持参した時期もあったが、絞り込んだ方が集中できるのだろうか?
釣果は道具の多さには比例しないように思う。
そして....自分も歳をとってきた。
気をつけていなければ”みっともなさ”も割り増しされる年齢だ。
そんなことからも釣果優先の釣りからの脱却が今後のテーマのようにも思う。
アタリの無いカラス貝での連続釣行に耐えられるようにもなってきたことだし...
ちょうど良い機会のように思う。
なので、不要な道具をバッサリと
断舎離したいというわけ。
写真は前回のチヌ。