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好きなことだらけさ…

『ニンゲン御破算』

2018年06月27日 | 舞台(演劇・音楽)

2018年6月26日(火) 開演18:30 Bunkamuraシアターコクーン

あらすじ
頃は幕末。加瀬実之介(阿部サダヲ)は、人気狂言作者・鶴屋南北(松尾スズキ)、
河竹黙阿弥(ノゾエ征爾)のもとへ、弟子入りを志願していた。
大の芝居好きで、成り行きとはいえ、家も侍分も捨て、狂言作者を志している実之介。
「あなた自身の話のほうが面白そうだ」と南北に言い放たれた彼は、
自分、そして自分の人生に関わってくるニンゲンたちの物語を語りだした―。
もともとは元松ヶ枝藩勘定方の実之介は奉行から直々の密命を受けていた。
それは偽金造りの職人たちを斬ること。
幼馴染みのお福(平岩紙)との祝言を済ませた実之介は、偽金造りの隠れ家へ向かい、
職人たちを次々に殺めたのだった。
その様子を目撃していた、マタギの黒太郎(荒川良々)と灰次(岡田将生)の兄弟は
殺しのことは黙っている代わりに自分たちを侍にしてくれるよう、
実之介に取り引きを持ちかけた。
そこへ駆け込んできた娘が一人。
黒太郎たちの幼馴染みで、吉原へ売られていく途中のお吉(多部未華子)だった。
ちょうどその頃、実之介は、同志の瀬谷(菅原永二)や豊田(小松和重)から、
悪事の責任をすべて負わされて切腹を迫られていた・・・・・。
(公式サイトより)

チケット取った後に知ったんですが、
2003年に十八代目中村勘三郎に松尾スズキが当て書きした舞台。
当時 灰次役だった阿部サダヲを主演に再演だそうです。
前回の舞台は観ていませんが、かなり歌舞伎色が強かったんじゃないかな?
阿部サダヲを観ていると勘三郎だったらどう動いたかな?って考えてしまう。
だからといって、面白くないわけじゃない。
いや、かなり面白かった!!
それぞれの役者さんの持ち味を存分に発揮させてて、
場面場面できっちり笑い取ってました。

時代劇なんだけど、そこは松尾スズキ、何でもアリでした。
大人計画の面々とダンスやミュージカル系の役者さんも出てるので、かなりパワフル。
おまけに音楽は例の邦楽ユニット。面白いわ。
俳優さん、結構客席通路通ります。
真ん中くらいに座ってた方はお得だったんじゃないかな?
(自分は後ろの席でした~)

最後どう決着つけるのかと思ったら、ええっ!な展開でした。
それは有りなんですかぁwwww
実之介の母上もあっさり成仏しちゃうしー。
立ち見もいっぱいで会場盛り上がってました。

〈主なキャスト〉
加瀬実之介・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・阿部サダヲ
灰次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・岡田将生
お吉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・多部未華子
黒太郎/番頭・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・荒川良々
田辺健蔵/彰義隊/水屋/足軽・・・・・・・・・・・・皆川猿時
豊田夢之進/新撰組/見世物芸人・・・・・・・・・・・小松和重
ヒュースケン/官軍/ヤクザ/関/幇間(玉助)・・・・村杉蝉之介
お福/婆あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平岩紙
佐野/彰義隊/ぼてふり/役人/取り方(偉)・・・・・・顔田顔彦
安藤小太郎/官軍/武士/提灯持ち・・・・・・・・・・少路勇介
イマ/婆あ/小娘/太夫(花魁)/飯盛り女/夜鷹・・・田村たがめ
有村雄介/彰義隊/武士/若衆/役人/取り方・・・・・町田水城
ボブ/彰義隊/ヤクザ・・・・・・・・・・・・・・・・山口航太
テツ/婆あ/禿/母親/夜鷹/役人・・・・・・・・・・川上友里
録蔵/トム/官軍・・・・・・・・・・・・・・・・・片岡正二郎
ムツ/婆あ/芸人・・・・・・・・・・・・・・・・家納ジュンコ
瀬谷修一朗/新撰組/博徒・・・・・・・・・・・・・・菅原永二
河竹黙阿弥/新瓦版売り/土方歳三・・・・・・・・・ノゾエ征爾
隠し玉/婆あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平田敦子
鶴屋南北/瓦版売り/近藤勇・・・・・・・・・・・・松尾スズキ

作・演出 松尾スズキ




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2 コメント

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おはようございます(^^) (jun-sweets)
2018-06-28 10:01:52
主要人物以外は何役もされている方が殆どですね( ̄□ ̄;)
いろんなタイプの役者さんが入っているというのも面白い一因なのでしょうね。
jun-sweetsさん (kurukuru)
2018-06-28 23:54:10
そうなんですよ。登場人物多かったぁwww
みなさん芸達者ぞろいで、面白かったです。

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