「ナショナル・シアター・ライブ夏祭りat シネ・リーブル池袋」としてやってる
再上映を観てきました。
2014年に観た(今回も再上映してます)『フランケンシュタイン』が
物凄く良かったんですよねー。
ベネディクト・カンバーバッチはこんな役者さんだったんだ―と再認識したくらい。
で、これもカンバーバッチがハムレットをやってる。
あ~しかし古典のハムレット、眠い。
夜の6時40分からの上映で夕飯食べた後だから尚更、超眠いwww
時々ふっと寝落ちしながら観てました~。
一応話の筋は分かってるし、登場人物も分かるので
ハッと気が付いても続けて観ることは出来るんですが、ちょっともったいなかったかもw
それにコスチューム物じゃなったのが残念。
物言いやストーリーの流れは古典のままなんだけど、
クローディアスは最初の軍服以外は普通にスーツ着てるし、ガートルードは現代風なドレス。
ホレイショーは体にタトゥーを入れたバックパッカーみたい。
オフィーリアの趣味は写真のようで首からカメラを下げてる。
ハムレットは騎兵隊の衣裳で狂ったふりを始めた時は面白かったんですが、
脇に線の入ったズボンのままで最後まで演ずるのでジャージみたいw
ジャージにパーカーのオッサンとバックパッカーという絵面。
これはいただけないww
建物も王宮ではなく、豪華な洋館風でした。
ただ舞台の使い方は迫力ありましたねー。
室内の2階手すりが場面によって外バルコニーになり、内階段が外階段になる。
舞台を転換させずに泥を敷いてそのまま墓地になる。
風も吹き荒れ、枯葉も舞う。
こんな使い方があるんだーと思いました。
『フランケンシュタイン』が2011年、『ハムレット』が2015年。
カンバーバッチがインタビューで
舞台をやった時は調度、長男が生まれた頃。
パパになってから苦悩する青年を演じなければならない。
しかし、逆に父親になった事で自分の若い頃を思い出すと言ってましたが、
う~ん、やはり丸くなった感が拭えない。
『フランケンシュタイン』の時の狂気がみえない。
いや、ただ単に自分が時々寝落ちしてたせいかもしれないww
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カメラを持っているオフィーリアってイメージがなんともしにくい・・・(>_<)
コスチュームでやって欲しかった~。