渋谷Bunkamuraミュージアムで『ベルギー奇想の系譜』を見た後、
18:30から近くにあるユーロスペースでアニメ映画。
ご飯作りに帰らなくていい~
山村浩二のアニメーションは『頭山』と『カフカ 田舎医者』を観たことがある。
『頭山』は録画して持ってる。
絵本もたくさん出されてる方ですよねー。
今回は短編作品9本。
『怪物学抄』6分10秒 2016年
『Fig(無花果)』4分31秒 2006年
『鶴下絵和歌巻』1分56秒 2011年
『古事記 日向篇』12分06秒 2013年
『干支1/3』2分00秒 2016年
『five fire fish』1分28秒 2013年
『鐘声色彩幻想』3分38秒 2014年
『水の夢』4分15秒 2017年
『サティの「パラード」』14分12秒 2016年
上映時間1時間足らず。
『サティの「パラード」』は、1917年バレエ・リュスのパリ初演百年を記念して制作。
奇しくも今年2017年は日本のアニメーション誕生百年の年でもある。
(ユーロスペースサイトより)
プログラムによると
"百年前のバレエ舞台をサティのエッセイからのテキストと共に、
ウィレム ブロイカー楽団の演奏にあわせ、超現実的バレエ映像として
アニメーションでの再現を試みた。"とありました。
ちょっと眠くなったけど、アーティスティックな作品で面白かったです。
でもバレエ映像には見えなかったなぁwww
『怪物学抄』の絵本も売ってて欲しかったんですが、
踏みとどまりましたw
ベルギー展で図録も買っちゃったもんで。
ご飯を作らなくていい日、
娘が旅行に出た夕方カレーを作って、これを食べ続けようとww
2日目に行って来ました。
なかなか面白かったです。
6月に「ブリューゲル展」行ったけど、物凄く混んでて観た気がしなかった。
こちらは午後3時過ぎてから会場に入ったからか、
ゆったり観れるくらいの入り。
ブリューゲルの作品は同じ物も何点かあり、絵の前でじっくり観ることができました。
今回は奇想の系譜ですから
15世紀のボスから始まりブリューゲル、
19世紀の象徴派、20世紀のシュルレアリスムから現代と
奇妙な絵の流れが見えるようになってました。
その中でルーベンスが原画を描いた版画に圧倒w
人体の筋肉が分かるようなあの絵で
「反逆天使と戦う大天使聖ミカエル」とかスゴイ質量!!
ライオンもカバもワニも凄いわ~ww
他と比べるとあきらかに毛色が違う。
ロップスの死神や悪魔も見入ってしまうし、
クノップからは音の無い世界が見える。
ジャン・デルヴィルの「ステュムパーリデスの鳥」は
最後まで観てからもう一度観にもどりました。
後半はブロンズ作品も並んで、妙な物いっぱいww
ウィム・デルヴォワの「プレッツェル」や
トマス・ルルイの「生き残るには脳が足らない」はぐるぐる回って堪能してきました。