beatitude

好きなことだらけさ…

『山村浩二 右目と左目でみる夢』

2017年08月11日 | 映画 アニメ

渋谷Bunkamuraミュージアムで『ベルギー奇想の系譜』を見た後、
18:30から近くにあるユーロスペースでアニメ映画。
ご飯作りに帰らなくていい~

山村浩二のアニメーションは『頭山』と『カフカ 田舎医者』を観たことがある。
『頭山』は録画して持ってる。
絵本もたくさん出されてる方ですよねー。

今回は短編作品9本。
『怪物学抄』6分10秒 2016年
『Fig(無花果)』4分31秒 2006年
『鶴下絵和歌巻』1分56秒 2011年
『古事記 日向篇』12分06秒 2013年
『干支1/3』2分00秒 2016年
『five fire fish』1分28秒 2013年
『鐘声色彩幻想』3分38秒 2014年
『水の夢』4分15秒 2017年
『サティの「パラード」』14分12秒 2016年
上映時間1時間足らず。

『サティの「パラード」』は、1917年バレエ・リュスのパリ初演百年を記念して制作。
奇しくも今年2017年は日本のアニメーション誕生百年の年でもある。
(ユーロスペースサイトより)

プログラムによると
"百年前のバレエ舞台をサティのエッセイからのテキストと共に、
ウィレム ブロイカー楽団の演奏にあわせ、超現実的バレエ映像として
アニメーションでの再現を試みた。"とありました。
ちょっと眠くなったけど、アーティスティックな作品で面白かったです。
でもバレエ映像には見えなかったなぁwww
『怪物学抄』の絵本も売ってて欲しかったんですが、
踏みとどまりましたw
ベルギー展で図録も買っちゃったもんで。








『ベルギー奇想の系譜展』行って来ました~

2017年08月11日 | 絵画・展示

ご飯を作らなくていい日、
娘が旅行に出た夕方カレーを作って、これを食べ続けようとww
2日目に行って来ました。

なかなか面白かったです。
6月に「ブリューゲル展」行ったけど、物凄く混んでて観た気がしなかった。
こちらは午後3時過ぎてから会場に入ったからか、
ゆったり観れるくらいの入り。
ブリューゲルの作品は同じ物も何点かあり、絵の前でじっくり観ることができました。
今回は奇想の系譜ですから
15世紀のボスから始まりブリューゲル、
19世紀の象徴派、20世紀のシュルレアリスムから現代と
奇妙な絵の流れが見えるようになってました。

その中でルーベンスが原画を描いた版画に圧倒w
人体の筋肉が分かるようなあの絵で
「反逆天使と戦う大天使聖ミカエル」とかスゴイ質量!!
ライオンもカバもワニも凄いわ~ww
他と比べるとあきらかに毛色が違う。

ロップスの死神や悪魔も見入ってしまうし、
クノップからは音の無い世界が見える。
ジャン・デルヴィルの「ステュムパーリデスの鳥」は
最後まで観てからもう一度観にもどりました。

後半はブロンズ作品も並んで、妙な物いっぱいww
ウィム・デルヴォワの「プレッツェル」や
トマス・ルルイの「生き残るには脳が足らない」はぐるぐる回って堪能してきました。