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好きなことだらけさ…

『サバイバルファミリー』

2017年03月03日 | 映画 邦画

東京に暮らす鈴木家では、お母さん(深津絵里)が話しかけても
お父さん(小日向文世)はテレビに見入り、
無口な息子(泉澤祐希)はヘッドホンをつけ音楽に夢中、
娘(葵わかな)はスマートフォンを手放せず、
一緒にいてもどこかバラバラだった。
ある朝、テレビや冷蔵庫の電化製品、スマートフォンにパソコンといった通信機器、
さらに電車や自動車、ガス、水道など、乾電池を使うものも含め
電気を使うあらゆるものが突如動かなくなってしまう。
単なる停電とは言えないこの異常事態は、一週間経っても続いたまま。
情報も絶たれ、不自由な生活に困り果てる人々。
ついに父は東京脱出を決断。
生き残りを賭けたサバイバルライフがはじまる。
(MovieWalkerより)


面白そうだから観ようと誘われて観ました。
矢口監督だし、もっとギャグタッチかと思いきや、
大真面目にサバイバルしてましたww
の割には、ツッコミ処はままあるけど、そこは目をつぶってw
終始泥まみれの俳優さんたち、お疲れ様でした~。

いやもうホント、電気無くなったら困るんだよね~。
PCやスマホが使えないって事より、冷蔵庫や洗濯の方が心配。
浄水場が停電になったら、当然水道からマトモな水は出なくなるよね。
東京に住んでると畑にする場所もないし、水が確保できないって致命傷でしょ。

公式サイト読んだら、日常的に使ってるものが全て使えなくなったら
人はどう生きていくのかと考えていたところに
2003年北米の大停電が起こってこれだ!と思ったそうで。
その前の阪神淡路大震災とかその後の東日本大震災とか、
現実に冗談では済まされない事態が次々起こるし。
可笑しいけど笑えないわ~。

主人公の鈴木家はどこにでもある今どきのバラバラ家族。
サバイバル半ば、口ばっかりのお父さんを非難する息子のシーンで
深津演じるお母さんが「お父さんがこういう人なのは分かってる事でしょ!!」
ってセリフが一番笑えた。
自分ん家考えると、真っ先にサバイバルに音を上げそうなのは、ダンナですww
最後は鈴木家のように子等も成長し、家族の絆が増すならまだいいけど、
修復不可能なくらいバラバラになりそうな自分の家族。
こんな目には合いたくないもんですw