珈琲おいしい

日々の日記の予定だったけど最近ゲームコラム風。いまとなってはレゲーレビューブログかな。

『ゲーム』という枠と『遊び』という枠と【素人】

2008-04-17 02:06:54 | 素人視点のゲーム業界
『マリオカートWii』が面白い。
今後も『マリオカートWii』についての記事は更新していくが
ちょっと別視点で。

この『マリオカートWii』。ゲームの完成度だけ見れば、
正直言って、真新しいところは特に無いように思える。

更に言うと、『ゲームキューブコントローラー』とかで
プレイしてしまえば、『ゲームキューブ版』となんら変わらない
印象まで受ける。

まぁ『ゲームキューブ版』が二人乗りカートだったことを除けば。
まぁ『Wii版』の『Wi-Fi』対戦のすばらしさを除けば。

ソコが言いたいわけではないんです。
このゲームの凄いところは・・・

『Wiiハンドル』による直感的操作。
コレに尽きます。

このすばらしさについてはお隣さんブログ『M・吉田のブログ』にて
公開されているので、そちらを読んでいただければ。
非常に管理人と同意見です。

(勝手にリンクさせていただきました。)

幼い頃からおなじみのハンドルでの遊び。
これは、かなりの大衆向けな感じがしますし、何が楽しいのかも
すごく想像しやすいですよね。

~~~~~

次回の『Wii』のソフトは

『リンクのボウガントレーニング+Wiiザッパー』

これまた公式サイトが公開されていました。なので早速見に行ったわけですよ。
思った以上に楽しそう。
背景や音楽とかは『トワイライトプリンセス』を流用しているっぽいので
今のところモンクのつけようがありませんね。

大好きです。

しかも『Wiiザッパー』というアタッチメントがついて『3800円』ですから
これまた楽しみなソフトです。というか購入決定です。

~~~~~

この間『Wiiウェア』の
『ファイナルファンタンジークリスタルクロニクル 小さな王様と約束の国』を
ダウンロードしようとしたら『Wii』の空き容量が足りなくて
誤ってセーブデータを消してしまったのは

『Wii Fit』。

ですね。
これまた『バランスWiiボード』を使ったフィットネスソフト。
楽しい。体重移動がコンナ楽しみ方に化けるとは!!

~~~~~

と、ここ最近の『任天堂』の『Wii』向けタイトルには
専用的なコントローラ、およびアタッチメント、が非常に
多く見受けられます。しばらくは打ち止めかもしれないけど。

そもそも『Wiiリモコン』自体が既存の『ゲーム用コントローラ』の
概念をぶち抜いた、新たなこころみであったことを思い出してみれば
『Wiiリモコン』の代わりに現れた

『バランスWiiボード』
『Wiiザッパー』
『Wiiハンドル』

の存在たちも、ゲーム未プレイ層の発掘。増加。敷居の低下に
大きくかかわっているのだなぁ。と言うことに気がつきます。

~~~~~

頭で考え、戦略を練ったりする『ビデオゲーム内』のゲームゲームしたゲーム。

こういったソフトが『Wii』『PS3』『XBOX360』発売以前はホトンドを
締めていたように思えます。

しかし、現在。この『コントローラの形式変更』が、今後のゲーム業界に
大きくかかわっていくのではないかと思えます。

この流れが本流になると・・・
サードパーティーが非常に苦労しそうな感じになりそうですね・・・
『ファミリースキー』が思ったよりも評判がよかったのは何よりです。

~~~~~

置いていかれたくないのは既存のゲーム好きでありながら
『XBOX360』や『PS3』を買い損ねた人たち。
たぶん・・・俺も含む。

そう、ハードゲーマーと呼ばれる人たちに向けたアプローチが
少ないように思えます。
従来から『任天堂』のゲームソフトは多くにおいて
『アクション性』が重視されたゲームが多いですよね。

なんというか、渋めのゲーム。
コレがない。

『三国志』にみるシミュレーション性のゲームや
細かな設定の行き届いた『RPG』系のゲームが少ないです。非常に。

「そこはサードに任せています。」

ということなのでしょうか。おそらく違うはずなんです。
『ライトユーザー』から『ヘビーユーザー』まで。
この辺を大きく網羅したユーザー層の獲得を目指してたはずなんです。

だからどちらかと言うと、『任天堂』のゲームは

頭で考え、戦略を練り、その戦略が大成功する楽しさから受ける
『頭脳が感じる楽しさ』という『コアユーザー向け』に多く見られた
ゲームが少ない。(もっともソレばかりがコアとは言いませんが)

アクション性高く、体で感じ、練習により技術を獲得するゲーム性。
という『瞬発的な楽しさ』を提供する企業な雰囲気を今は感じます。

後者の方が確かに楽しいし、上手くなっていく工程も味わえて
非常に魅力的なんですけども・・・

『脳のトレーニング』ソフトは出しているものの『脳が喜ぶ』ソフトは
すくないですよ。やっぱり。

ここがきっと『遊び』と『ゲーム』の境界線にならないかなぁ。と、
『Wii専用コントローラー』が発表されるたびに感じています。

いやもちろん
『ファイアーエムブレム』『ポケットモンスター』『ファミコンウォーズ』を
忘れているわけではないんですけどね。

~~~~~

このたび発売されている『新Wiiリモコンコントローラ』系のゲームは
『任天堂』が満を持して出しているソフト群なのでハズレが
あるとは思いません。

しかし、やっぱり骨太の濃い~ゲームもたまにはやってみたくなるんですよ。
もしそのジャンルが『サードパーティー』に任せてあるジャンルなのであれば
『Wii』『DS』の方向性を『コア』なユーザーにも受け入れられるような
雰囲気や、姿勢、体制をもっと顕著に出してもいいのではないでしょうか?

と思いました。

じゃないと『サードパーティー』が『Wii』『DS』というプラットフォームで
ゲームを作りにくくなっちゃうと思いますし、
喜んで飛びついた当初は新機軸と呼ばれたゲームたち。

今では模倣品が多すぎて、何がなにやら。
英語や漢字、家計簿見てもどれがいいのかサッパリ。

結局サードは任天堂のパワーのある開発力に負けている気がします。

そりゃ、ハンドルやバランスWiiボードといった添付品をつけ
もし販売が転んだら・・・。

この辺のリスクって言ったら、他の新世代ハードとハードルの高さ的には
対して変わらないのじゃないか。

~~~~

『ゲーム』という枠組みで育ってきた『サードパーティ』
『遊び』を目標にゲームを作成する任天堂。

この近いようで遠い企業間の意識や開発力は。
どうやったら埋められるのだろうか。

『ゲーム』枠組みのつくりでも全然問題ないんだけどなぁ…。
もちろん任天堂のゲーム作りへの熱意や方向性は大好きですけどね…。

楽しませようという『遊び』によるエンターテイメント意識が
売り上げ伸ばそうという『ゲーム』販売意識に
まさっちゃってて…

ドーにも切ない状況だなぁ。なんて思ったのでした。


じゃあどうしたら小さいソフト会社が任天堂みたいになれるの?

というのは・・・
また別の機会があれば考えてみようかと思います。

この辺で。


P.S.
ちなみに ~~~~~ ←この文節の断ち切りは
『M・吉田』さんのブログの真似です。あちらがオリジナル。


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