紅子の日記

2008年8月から開始した不妊治療にまつわる記録。現在、顕微授精に挑戦中。

またこの時期がやってきました

2009-07-29 23:25:02 | 第3回凍結胚盤胞移植



  あっなった~と わたしが~
  ゆっめ~の~くに~♪




エストラーナによる「てんとう虫のサンバ」ごっこです。

最近は毎日プリプリとお尻振って歌っています。




  あ~か あ~お きいろの~
  いしょう~を つ~けた~
  て~んとう虫が~ しゃしゃり出て~
  サ~ンバ~に合わせて~ おっどりだすぅう~~




というわけで、すっかりサボり気味の通院記録をまとめてメモ。



  D01 
  D02 通院 バイアスピリン開始(28日分、1日1錠)
  D03 エストラーナ2枚
  D04 
  D05 エストラーナ2枚
  D06 
  D07 エストラーナ2枚
  D08 
  D09 通院:内診 & 採血(※1)エストラーナ3枚 ←てんとう虫ごっこ開始
  D10 
  D11 エストラーナ4枚
  D12 通院:内診&採血(※2)
  D13 エストラーナ6枚
  D14 
  D15 通院:内診、黄体ホルモン注射開始(※3):エストラーナ3枚
  D16 通院:注射:
  D17 通院:注射:エストラーナ3枚
  D18 通院:注射:デカドロン開始(5日分、1日1錠)開始、パンスポリン開始(5日分、1日3錠)
  D19 通院:注射:エストラーナ3枚
  D20 移植


未来分まで書いちゃいました。



次に通院(内診)時の様子。

※1
 「まだまだだね~」
 の一言で終わり。
 ●内膜の厚さをカンニング:4.5mm


※2
 「まだXXXXXだねぇ」(←聞こえなかったけど、育ちが遅そうなコメント)
 ●内膜の厚さをカンニング:9.0mm


※3
 内診時は無言。終わってから、
 「じゃ、今日から黄体注射を始めましょう」
 前回の採血検査は大丈夫だったんですか?という質問に対し
 「ホルモン値は232だから、まぁこんなもんでしょう」
 の一言。
 いつもの如く、何のホルモン値(値の大きさからE2くさい?)で、
 どのくらいがよいのかが全く分からない
 「聞いてしまった私が悪うございました」
 と思いたくなるコメントでした。
 ●内膜の厚さをカンニング:9.4mm
 

=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・

こうやって書き起こすと、改めて

 「いいや、後でまとめて書こう

という気が満々になる通院の様子でした。



久しぶりに更新します

2009-07-20 18:24:24 | とりあえず系
思うところがあって、ブログ凍結を決意して1週間ちょっと。
本当はもう少し先に更新しようと思ったのですが、更新をとめてからも、日々ポチっと下さっているので、大変有難く思うのと同時に、申し訳なく思うので、エントリだけアップさせていただきます。

コメント欄は、もうしばらく閉じさせてください。

書かなきゃ、と思っていたものは、すべて書ききったので、スッキリ♪
これで、今後またしばらくは、更新お休みすると思います。


gooブログの思うところを書こうと思ったけれど、大した話でもないし、いったん見送ることにしました

重ためな話が多いかとは思いますが、一個人の意見として読んでいただければ幸いです。




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※追伸:
このエントリは、とり急ぎ、お知らせすべく書きました。
後で削除するかもしれません。

苦労の種類

2009-07-20 16:04:33 | おもめなコラム
これは、前回の第2回移植が撃☆沈したときに考えたことです。

・・・と、その前に。


私にとって、「解散して残念なバンド」第一位は、「Missile Girl Scoot(ミサイル・ガール・スクート)」というバンドです。
Wikipediaに載っていました。)

YouTubeもつけてみよう。うまく表示できるかな?


Missile Girl Scoot - Big Mouth


知っている人、いるかしら?いないだろうな・・・

いつも、底からわきあがる元気をもらっていたバンドでした。
2001年に知ってから間もなく活動休止になり、待ちに待った復活ライブで、いきなりの解散宣言。

それも印象にあるんだけど、もうひとつ。

ボーカルのJUNNさんが、それはそれはすごい腹筋とともに、鍛え上げた体つきになっていました。

で、言うんです。

「諦めずに、努力し続ければ、結果が出るんだ」
と。

こないだ、久しぶりにミュージッククリップDVDを観て、あのすごい腹筋みて、当時「叱られタイ病」の私としては、ああ、やっぱり、またこのバンドのライブが見てハッパをかけられたかったなぁ、解散して残念だなぁ、と思ったものでした。


=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=

こんな前フリをして、何が言いたいか、というと。


 苦労には、しないに越したことがない苦労と
 自らの怠慢が招いている苦労とがある


ということを漫然と感じました。


不妊治療については、にも書いたけど、こんなの500万もらっても、やりたくない苦労。

また、いまからちょうど2年ほど前、大野勝彦氏の「はい、わかりました」という本に、すごく感銘を受けたけれど、

 正直、私はそこまで身を以って成長したくない、
 そこそこの範囲でそこそこ自分を律して、生きていければいい、

と思っていました。



「苦労は人間を成長させる」「強くするし、強くなった分、優しくなる」という人は言う。

でも、世の中には、
しなくて済むんだったら、せずに過ごしたい苦労があって、
それと向き合わなきゃならない状況があるから、
そうとでも言ってないと、やってられないんじゃないかな。



そんなことを考えました。


一方で、私は、不妊治療を始めてから、実に○キロ体重増

ホルモン治療のせいだ、と思いたくなるけど、これはきっと、自分の怠慢が招いている事態。
ミサイルガールスクートのDVDを見て、それを改めて思ったりするわけです(笑)


=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=

あと、苦労の比較というのは、自分の内面でするものであって、
他者と比較しても、不毛なのかもしれない、ということも考えました。

が、このあたりについては、自分の中でも、考えがまとまっていないので、ここまでにとどめておこうと思います。


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不妊治療費の保険適用と助成金に関する私見

2009-07-19 14:55:03 | 不妊治療と仕事
「不妊治療と仕事」カテゴリで考えを書くのもこれで3つめ。
私が「不妊治療と仕事」で書きたいテーマは、これで全部です。

今回は、賛否両論、荒れがちな「保険適用&助成金の是非」、特に助成金について、自分の意見を書いてみようと思います。


最初に、断っておきます。
これまで、このテーマを扱うブログ、そのコメントをいくつか見てはきましたが、自分がこれから書くことと、全く同じ事を書いている記事はまだ見かけたことがありません。
だから、自分の考えはやや亜流なのだろうと自覚しています。

で、私がこれから書くことについて、今後、何らかのアクションをとるつもりは「今のところ」ありません
ただ、漫然とした思いをここに書き綴るだけです。
でも、自分の中ではそれなりに筋が通っていると思っているので、もしかすると、どこかの公的機関に意見してみるかもしれません。


ただのイチ意見として、見ていただければ幸いです。



=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=

まず、自分自身の立場を書くと、我が家はガンガンの共働きなので、助成金の対象外です。


助成金を受ける人を全く羨ましく思わないかというと、うそにはなるけれど、実際、頑張って働けばそれなりに賄える環境にいるので、必要とする人が利用して、少しでも元気に育つ子供が増えればよいと思っています。



   ただーーし!



東京都だったら、今、15万円(ですよね?)の助成金、所得制限界隈にいる人にとって、15万円か、ゼロか、というのは極端すぎると思います。

だから、私は思います。



いま確保している助成金用の原資はそのままで、低い所得の人は20万でも25万でも増額し、所得レンジごとに2~3万ずつ段階をつければいいのに。



さらに極論すると、若い人には、多く助成すればよいとも思う。
これは、いわゆる、年齢と妊娠率の統計もあるけれど、それ以上に、世代ごとの平均所得が若いほど低い、というれっきとした統計データがあるから


とはいえ、年齢も検討項目に入れだすと、配偶者の年齢とか複雑になりそうなので、シンプルに世帯所得額だけで、レンジに分ければよいと思います。


「もっと増額を」という声をよく聞きますが、一律に増額するのはどうかと思う。


助成額が増えれば増えるほど、所得調整しだす世帯が増えるから。


それを一切非難するつもりはなく、ごく自然の行動で、自分だって、界隈あたりにいたら、15万円もらえるように、収入をセーブすると思います。
これが、20万、25万となったら、尚更です。

それって、行政としては、望ましい形なんでしょうか?

それが、2~3万ぐらいの差だったら、まぁ、頑張って働いておこう、という気になるもんね。


行政には、単純に額を増やすより、働こうという意欲のある人が働ける環境を整える方向に、力を注いで欲しいと思います。




=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=

私は正直、不妊治療費の保険適用、助成金に異論を唱える人の気持ちは分からなくはありません。

確かに、不妊治療を施したところで、どこまで効果があるかも不透明である以上、(私を含め)なかなか妊娠できない夫婦より、生まれくる子供たちが育ちやすい環境に尽くす方が有効な使い道だとおもう。

保険適用にしたって、そりゃ、不妊治療中の身としては、適用になってくれれば嬉しいけれど、心身ともに健康であるから、自分で働いて賄えばいいかなぁ。
それより、妊婦検診や、出産費用を保険適用したり、産婦人科・小児科医不足を解消する方向、働きたくても働けない病である人を支援する分野で使ってもらう方がよいかな、とおもう。

とはいえ、助成金については、まったく廃止にするのも反対。
上でも書いたように、この制度のお陰で不妊治療を受けることができる人、そこから妊娠できている人もいる以上、決して無駄遣いではないとおもう。

あと、少し迷うのは、反対の人がいう「しょせん少数派じゃないか」という言葉。
少数派だというのであれば、かかる費用も全体のうちではたかが知れているから、そんなに目くじら立てなくてもいいんじゃないの?という気もします。



まとめると、


原資は現状維持、所得レンジによって、助成額に重み付けを行うべし。


というのが私の考えです。

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仕事を辞めて治療に専念すること

2009-07-18 12:16:44 | 不妊治療と仕事
私も現在進行形で、苦労していますが、不妊治療と仕事を掛け持ちで続けるのは、非常にしんどい。

「一度、仕事を辞めて、治療に専念しようか」という気になる日もあるけれど、私は個人的には、この「仕事を辞める」は最後の選択肢とするべきだと考えています。

今日は、その辺りを書いてみようと思います。


その前に。

前回の「仕事と不妊治療の両立は可能か」のエントリでも書いた、大前提をもう一度書いておきます。


不妊治療云々はもちろん、男女の性別も問わずの話として、仕事をするうえで


  ●仕事内容(やりがい)
  ●お金
  ●人間関係


この3要素のうち、2つで折り合いがついている(=大きく不満に思っていない)限りは、その仕事(職場)を続けることができる。

逆に2つが大きく不満な状態で、自身の努力で改善する状況も見込めないのであれば、その仕事(職場)は変えたほうがよい。




ここからは、「3要素のうち、2つで折り合いがついている」ことを前提に話します。


また、自分なりに考えての持論ではありますが、やはり、どうしても視野が自分の知る範囲に限定され、その視野の狭さが故に、読んで不快になる方もいるかもしれません。

その辺りは、寛大に斟酌いただいて、ただの一個人の意見として、読んでいただければ幸いです。


=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=

私は、これまで、職種は大きくは変えないまま、3度の転職をしています。


転職って、相当のパワーがいります。
よっぽど、今の会社に不満を持っていたり、差し迫った状況でないと、動き出せない。
転職してからも、新しい人間関係をイチから築きなおさなきゃいけないので、慣れるまでは、かなりストレス。

また、転職(求職)活動は、自分をセールスする活動なので、それ自身もかなりのストレスです。


知り合いで

 「自分の市場価値を確認するため、
  本当に転職をするつもりはないけど、
  中途採用面接を定期的に受けている」

という人がいます。
本当、よくやるなー!と感心します。

そしてもうひとつ。

転職(中途での入社)は、年を重ねるごとにハードルが高くなります。


例えば、現在36歳の私が

 「ブランクもあるので、30歳のランクからでも構わない。」

といっても、会社は、私を雇ってくれません。

なぜなら、会社にしてみれば、それだったら、30歳の人を雇うから。

大体は、36歳だと、

 「35~37歳の生え抜き社員がやっている仕事を
  33歳ぐらいの給料からスタートで雇いましょう。」

というのが、会社側のスタンスでしょう。


本当は、「実際、入社後は、結局なかなか昇給しないから、
最初の給与交渉が肝心」という話もあるけれど、
この辺の話は、本筋ではないので、おいておきます。


=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=

まとめると、これまでの転職経験を通じて、これらのことを自信持っていえます。



 ●辞めるのはいつでもできる。
 ●一度辞めると、元に戻るのは、なかなか難しい。
  特に「人間関係」の柱をイチから築き直さなきゃいけないから、
  慣れるまで、相当のストレスが要求される。
 ●年をとればとるほど、要求されるハードルは高くなる。



方や、これまた、重要なファクターですが、次のことも言えます。

 ◎治療に専念したからといって、うまくいく保障はどこにもない。
 ◎物質的余裕は精神的余裕をもたらす。


ひとつめについて、もちろん、「治療に専念したら、すぐに授かった♪」ケースも目にするけど、結果論でしかないんじゃないかな、と思います。

うまくいけばいいけど、うまくいかなかった時、仕事を続けるなら、上で述べた大きいストレスに立ち向かわなきゃいけない。

また、ふたつめは、労働量のバランスはあるけれど、(介護などといった家庭の拘束事情がないなら)、月200時間くらいまでは、働いてお金を稼ぐことも、一種の精神安定剤だと思うのです。
だって、不妊治療、すごいお金かかるし。
無事子供が授かってからも、お金かかるし。

だから、もし辞めるぐらいの覚悟があるのなら、その前にカミングアウトするなど、なんとか両立できるよう策を講じてからの方が、「保険が効く」というか、選択肢を多く残せると思うんです。


会社にとっても、その人自身がいなくなると困る戦力であったら、
新しく人を雇ってイチから教育するコストを考えると、
多少の融通をつけるように便宜を図るのではないか、と思います。


=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=

・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・。

最後の1文は、訂正です。
便宜を図るのではないか、と思っていました


だけど、いろんな人のブログを拝見していて、自分が思っていたより、会社の対応は厳しいのだ、という事がよく分かりました。

甘かったです。


産休・育休、育児をしながらの仕事に非常に理解を示す会社が、不妊治療には、目を疑う対応をしている実情があるんだ、と。


実際、不妊治療は、通院で拘束されるけど、残業でカバーできるし、
3ヶ月単位で考えれば、全く拘束されない期間もあるし、
育児しながら時短で仕事をする人よりも、時間の拘束は弱いと思うんだよね。


労働時間という軸で考えると、決して劣る戦力ではないと思うのに、
本人も働く意志が強いのに、便宜を図らないのは、なんとももったいない。


就業規則で扱わない分野に会社組織の本音が出るのかなぁ、と残念な気持ちになりました。


=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=

私は、最初の転職をするまえに、職種も変えようとして、1年ブランク(つまり、ニート)期間を過ごしました。

その時の経験でのことですが、
これまで仕事をしていた人が、仕事を辞めると、

  「これで、いいんだろうか」

と、落ち着かない気分になる時期が、恐らく必ずくると思います。

それが、一過性で終わるか、ずっと続くかは、人によると思うけど、一度は来るとおもいます。


そうした時に、できる限りの手を尽くし、考えるだけのことを考えて、辞めた経緯があれば、その決断に納得できるだろうと思います。


それでも、やっぱり、
せめて「育児と仕事の両立」と同じくらいに
「不妊治療と仕事の両立」に
理解を示してくれる会社が多くなって欲しいなぁ、と心から願います。


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