「不妊治療と仕事」カテゴリで考えを書くのもこれで3つめ。
私が「不妊治療と仕事」で書きたいテーマは、これで全部です。
今回は、賛否両論、荒れがちな「保険適用&助成金の是非」、特に助成金について、自分の意見を書いてみようと思います。
最初に、断っておきます。
これまで、このテーマを扱うブログ、そのコメントをいくつか見てはきましたが、自分がこれから書くことと、全く同じ事を書いている記事はまだ見かけたことがありません。
だから、自分の考えはやや亜流なのだろうと自覚しています。
で、私がこれから書くことについて、今後、何らかのアクションをとるつもりは「今のところ」ありません。
ただ、漫然とした思いをここに書き綴るだけです。
でも、自分の中ではそれなりに筋が通っていると思っているので、もしかすると、どこかの公的機関に意見してみるかもしれません。
ただのイチ意見として、見ていただければ幸いです。
=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=
まず、自分自身の立場を書くと、我が家はガンガンの共働きなので、助成金の対象外です。
助成金を受ける人を全く羨ましく思わないかというと、うそにはなるけれど、実際、頑張って働けばそれなりに賄える環境にいるので、必要とする人が利用して、少しでも元気に育つ子供が増えればよいと思っています。
ただーーし!
東京都だったら、今、15万円(ですよね?)の助成金、所得制限界隈にいる人にとって、15万円か、ゼロか、というのは極端すぎると思います。
だから、私は思います。
いま確保している助成金用の原資はそのままで、低い所得の人は20万でも25万でも増額し、所得レンジごとに2~3万ずつ段階をつければいいのに。
さらに極論すると、若い人には、多く助成すればよいとも思う。
これは、いわゆる、年齢と妊娠率の統計もあるけれど、それ以上に、世代ごとの平均所得が若いほど低い、というれっきとした統計データがあるから。
とはいえ、年齢も検討項目に入れだすと、配偶者の年齢とか複雑になりそうなので、シンプルに世帯所得額だけで、レンジに分ければよいと思います。
「もっと増額を」という声をよく聞きますが、一律に増額するのはどうかと思う。
助成額が増えれば増えるほど、所得調整しだす世帯が増えるから。
それを一切非難するつもりはなく、ごく自然の行動で、自分だって、界隈あたりにいたら、15万円もらえるように、収入をセーブすると思います。
これが、20万、25万となったら、尚更です。
それって、行政としては、望ましい形なんでしょうか?
それが、2~3万ぐらいの差だったら、まぁ、頑張って働いておこう、という気になるもんね。
行政には、単純に額を増やすより、働こうという意欲のある人が働ける環境を整える方向に、力を注いで欲しいと思います。
=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=
私は正直、不妊治療費の保険適用、助成金に異論を唱える人の気持ちは分からなくはありません。
確かに、不妊治療を施したところで、どこまで効果があるかも不透明である以上、(私を含め)なかなか妊娠できない夫婦より、生まれくる子供たちが育ちやすい環境に尽くす方が有効な使い道だとおもう。
保険適用にしたって、そりゃ、不妊治療中の身としては、適用になってくれれば嬉しいけれど、心身ともに健康であるから、自分で働いて賄えばいいかなぁ。
それより、妊婦検診や、出産費用を保険適用したり、産婦人科・小児科医不足を解消する方向、働きたくても働けない病である人を支援する分野で使ってもらう方がよいかな、とおもう。
とはいえ、助成金については、まったく廃止にするのも反対。
上でも書いたように、この制度のお陰で不妊治療を受けることができる人、そこから妊娠できている人もいる以上、決して無駄遣いではないとおもう。
あと、少し迷うのは、反対の人がいう「しょせん少数派じゃないか」という言葉。
少数派だというのであれば、かかる費用も全体のうちではたかが知れているから、そんなに目くじら立てなくてもいいんじゃないの?という気もします。
まとめると、
原資は現状維持、所得レンジによって、助成額に重み付けを行うべし。
というのが私の考えです。
不妊(赤ちゃん待ち)へ 顕微授精へ
私が「不妊治療と仕事」で書きたいテーマは、これで全部です。
今回は、賛否両論、荒れがちな「保険適用&助成金の是非」、特に助成金について、自分の意見を書いてみようと思います。
最初に、断っておきます。
これまで、このテーマを扱うブログ、そのコメントをいくつか見てはきましたが、自分がこれから書くことと、全く同じ事を書いている記事はまだ見かけたことがありません。
だから、自分の考えはやや亜流なのだろうと自覚しています。
で、私がこれから書くことについて、今後、何らかのアクションをとるつもりは「今のところ」ありません。
ただ、漫然とした思いをここに書き綴るだけです。
でも、自分の中ではそれなりに筋が通っていると思っているので、もしかすると、どこかの公的機関に意見してみるかもしれません。
ただのイチ意見として、見ていただければ幸いです。
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まず、自分自身の立場を書くと、我が家はガンガンの共働きなので、助成金の対象外です。
助成金を受ける人を全く羨ましく思わないかというと、うそにはなるけれど、実際、頑張って働けばそれなりに賄える環境にいるので、必要とする人が利用して、少しでも元気に育つ子供が増えればよいと思っています。
ただーーし!
東京都だったら、今、15万円(ですよね?)の助成金、所得制限界隈にいる人にとって、15万円か、ゼロか、というのは極端すぎると思います。
だから、私は思います。
いま確保している助成金用の原資はそのままで、低い所得の人は20万でも25万でも増額し、所得レンジごとに2~3万ずつ段階をつければいいのに。
さらに極論すると、若い人には、多く助成すればよいとも思う。
これは、いわゆる、年齢と妊娠率の統計もあるけれど、それ以上に、世代ごとの平均所得が若いほど低い、というれっきとした統計データがあるから。
とはいえ、年齢も検討項目に入れだすと、配偶者の年齢とか複雑になりそうなので、シンプルに世帯所得額だけで、レンジに分ければよいと思います。
「もっと増額を」という声をよく聞きますが、一律に増額するのはどうかと思う。
助成額が増えれば増えるほど、所得調整しだす世帯が増えるから。
それを一切非難するつもりはなく、ごく自然の行動で、自分だって、界隈あたりにいたら、15万円もらえるように、収入をセーブすると思います。
これが、20万、25万となったら、尚更です。
それって、行政としては、望ましい形なんでしょうか?
それが、2~3万ぐらいの差だったら、まぁ、頑張って働いておこう、という気になるもんね。
行政には、単純に額を増やすより、働こうという意欲のある人が働ける環境を整える方向に、力を注いで欲しいと思います。
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私は正直、不妊治療費の保険適用、助成金に異論を唱える人の気持ちは分からなくはありません。
確かに、不妊治療を施したところで、どこまで効果があるかも不透明である以上、(私を含め)なかなか妊娠できない夫婦より、生まれくる子供たちが育ちやすい環境に尽くす方が有効な使い道だとおもう。
保険適用にしたって、そりゃ、不妊治療中の身としては、適用になってくれれば嬉しいけれど、心身ともに健康であるから、自分で働いて賄えばいいかなぁ。
それより、妊婦検診や、出産費用を保険適用したり、産婦人科・小児科医不足を解消する方向、働きたくても働けない病である人を支援する分野で使ってもらう方がよいかな、とおもう。
とはいえ、助成金については、まったく廃止にするのも反対。
上でも書いたように、この制度のお陰で不妊治療を受けることができる人、そこから妊娠できている人もいる以上、決して無駄遣いではないとおもう。
あと、少し迷うのは、反対の人がいう「しょせん少数派じゃないか」という言葉。
少数派だというのであれば、かかる費用も全体のうちではたかが知れているから、そんなに目くじら立てなくてもいいんじゃないの?という気もします。
まとめると、
原資は現状維持、所得レンジによって、助成額に重み付けを行うべし。
というのが私の考えです。
不妊(赤ちゃん待ち)へ 顕微授精へ