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うつわノート展にて買った、こまごまとした愛すべきものたち

2011-05-25 | 愛すべき食器たち

「うつわノート展」について、
器店に勤めている、生粋の噐好きのうちの妹がこう言っていました。
「いろんな作家さんや器屋の店主さんたちが、こぞって、
うつわノート展はとてもよかった、素晴らしかった、
自分もあんな感じの展示をやってみたかった」
と口をそろえていっている。
いったいどんな展示なのかとっても気になる」と。
私もそれを聞いてかなり気になり、
埼玉県川越にある「GALLERY うつわノート」さんに行ってきました。







そして・・・期待を持って向かったうつわノート展は、期待以上に本当によかった!
なるほどなるほど、もう、展示場からして違います。
展示場と言うより、一軒家なのですが、
こちらは、築80年の古い洋館をセンス良く改造したもの。
大正モダン風の窓の大きな洋室もあり、縁側から庭を望める和室もあり。
その和室に、西洋アンティークの薬棚が置いてあったりして、
もうすべてがコニクイ演出☆
こんな風に並べられてしまったらもう、器も本望だ、と。
器の最大限の魅力を引き出す展示、
それはそれは素晴らしかったです。




こちらは和室のお部屋。
お写真には写っていないのですが、床の間には西洋アンティークの白い薬棚が。
それがなんともオシャレ!
(洋風のお部屋のお写真は残念ながら撮れませんでした。。。)




天気が良く、お庭もとても気持ち良かった☆
縁側に座って庭を眺めた先にも、古い木のテーブルに並べられた作家もののオブジェ。
どこを向いても、味のある演出を目にすることが出来ました。



ちなみに「うつわノート」は私も妹も数年愛読しているブログの名前です。
とっても素敵なブログで、
以前から、「うつわノート」のブロガーさんは、いったい何者なんだろう!?
と思っていました。
思わず「何者?」と思ってしまうくらいの、
幅広い器の知識と、写真のオーラ。
眺めているだけで、ほぉ。。。とため息をついてしまうような、貴重なブログです。
そして、このブログ「うつわノート」でご紹介されてきた現代の器、古い器を
展示販売するというのですから、行かない訳には行きません!
妹に教えてもらって、本当によかったです。


ちなみに私が買ったのは、こまごまとした小さいものたち。
豆皿など、小さい噐や花器をみると、手にせずにはいられないのです。




大村剛さんのミニ片口。
本当にミニで、一人用のミルクピッチャーのような感じ。





トップの写真の、長井梨恵さんの銀彩小皿と合わせてみました。
この小皿はソープディッシュくらいのサイズ。
和とも洋ともつかない独特の雰囲気に一目惚れしました。




こちらは、キタムラマサコさんのガラス花器
この花器は想像以上に小さいです(笑)
一輪挿しの中でも、本当に花びら一輪、といった感じの大きさ。
花束の中から、時々一片のお花が落ちたりしますね。
それを拾い上げて、この花器に移してあげたいな、と思います。


ところで、被災地以外に住む私たちにとって、
もう普段どおりの生活にどんどん戻ろう、という人と、
いや、まだなにも収束に向かっていないのだから・・・と危惧する人といろいろですが、
どちらにせよ、生きている間は、私たちは暮らしているわけですね。
一瞬一瞬がすべてなのだとしたら、
その一瞬一瞬を楽しく暮らしていきたいと思います。
おいしいお料理を作ったり、
お気に入りの器に盛ったり、
それを家族とおいしく味わう、会話を楽しむ。
その一瞬が積み重なって今があるなら、こんなに幸せなことはない、
と、最近、本当に心からそう思います☆
そうやってみんなが暮らしを大切にしていくうちに、
本当の意味で豊かな暮らしができる世の中になっていくのだと思います。


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コメント
 
 
 
うつわノート (ミオ)
2011-06-01 00:35:35
「うつわノート」、ブックマークしました☆
ちょっと渋くて、でもモダンで、温かいのにちょっと無機質な感じがmixされてて・・・すっごく素敵ですね!
私もゼヒ行ってみたいと思った。
こういう空間、かなり憧れます!
小川糸さんの『蝶々喃々』を最近、文庫で読んだよ。谷中のアンティーク着物屋さんが舞台で、ていねいな和の気配が濃くて、おいしそうなものもいっぱいで(笑)、おもしろかったです☆
 
 
 
うつわノート (くらしのたのしみ)
2011-06-03 01:54:27
うつわノートさん、本当に良かったですよ~!
うつわノートギャラリーはたいてい展示があるみたいなのだけど、
私が行ったのは「うつわノート展」だったのね☆
うつわノートのブロガーさん(店主さん)が、
コツコツと集めたものを、
店主さんのセンスで展示されていたので、
本当に素敵でした♪

細部にわたって完璧で、
例えば、洗面所の感じとか、お庭にもオブジェがちょこっと控え目にあったりとか、
縁側にすわっていた時に出していただいたお茶の噐とか、添えていただいたお菓子とか、
とにかく、楽しませていただいた感たっぷりの展示でした(^-^)♪

ところで、「谷中のアンティーク着物屋さん」で連想してしまうのは、
やっぱりミオちゃんの「黒蜥蜴」!(^-^)
ぜひ実現していただきたいものです。。。☆
「蝶々喃々」はツイッターでつぶやいていた本かな?
私も時間が少しできたので、読んでみたいです♪
 
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