おはようございます。税理士の倉垣です。
付加価値額の計算例(外形標準課税)
[設例]
資本金が1億円を超える甲社の付加価値額の計算
報酬給与額:86,000千円
支払利子:5,000千円
受取利子:200千円
支払賃借料:6,000千円
受取賃借料:1,300千円
単年度損益:42,000千円
[付加価値額の計算]
1、収益分配額の計算
(1)純支払利子=5,000千円-200千円=4,800千円
(2)純支払賃借料=6,000千円-1,300千円=4,700千円
(3)収益分配額=86,000千円+4,800千円+4,700千円=95,500千円
2、付加価値額(雇用安定控除適用前)の計算
95,500千円+42,000千円=137,500千円
3、雇用安定控除額の計算
雇用安定控除額=86,000千円-95,500千円×70%=19,150千円
4、付加価値額
137,500千円-19,150千円=118,350千円
<付加価値額の計算>
資本金1億円超の法人の付加価値割の課税標準は付加価値額です。
付加価値額=収益分配額+単年度損益
※収益分配額=報酬給与額+純支払利子+純支払賃借料
※雇用安定控除:報酬給与額>収益分配額×70%の場合には、雇用安定控除額を付加価値額から控除する。
雇用安定控除額=報酬給与額-収益分配額×70%
倉垣税理士事務所の公式WEB http://kuragaki.jp
付加価値額の計算例(外形標準課税)
[設例]
資本金が1億円を超える甲社の付加価値額の計算
報酬給与額:86,000千円
支払利子:5,000千円
受取利子:200千円
支払賃借料:6,000千円
受取賃借料:1,300千円
単年度損益:42,000千円
[付加価値額の計算]
1、収益分配額の計算
(1)純支払利子=5,000千円-200千円=4,800千円
(2)純支払賃借料=6,000千円-1,300千円=4,700千円
(3)収益分配額=86,000千円+4,800千円+4,700千円=95,500千円
2、付加価値額(雇用安定控除適用前)の計算
95,500千円+42,000千円=137,500千円
3、雇用安定控除額の計算
雇用安定控除額=86,000千円-95,500千円×70%=19,150千円
4、付加価値額
137,500千円-19,150千円=118,350千円
<付加価値額の計算>
資本金1億円超の法人の付加価値割の課税標準は付加価値額です。
付加価値額=収益分配額+単年度損益
※収益分配額=報酬給与額+純支払利子+純支払賃借料
※雇用安定控除:報酬給与額>収益分配額×70%の場合には、雇用安定控除額を付加価値額から控除する。
雇用安定控除額=報酬給与額-収益分配額×70%
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