歩きながら考える

最近ちょっとお疲れ気味

マルちゃん「冬のときめきうどん」

2010-11-30 23:34:40 | Weblog
今夜も(以下略)
鱈が具に入っているのですが、これがなかなか美味でした。冬限定と言わず通年で販売して貰いたい逸品です。
しかしこの時期の夜の町には酔っているサラリーマンがなんと多いことか。遅くまで残業して帰るのが虚しく感じる今日この頃です。

関 満博「現場発 ニッポン空洞化を超えて」

2010-11-21 22:27:00 | 読書
週末に暇つぶしのつもりでブックオフに立ち寄ったのですが、ついつい何冊か本を買ってしまいました。そのうちの1冊がこちら。一橋大学教授の関満博氏の「現場発 ニッポン空洞化を超えて」(日経ビジネス人文庫) です。本書は1997年に発刊された単行本の内容を一部アップデートして文庫化したもので、単行本版はサントリー学芸賞を受賞しています。

1997年の発刊当時に私は本書と出会い、ものづくり基盤産業と中国の重要性について開眼し、その後私は専らそれらの分野の調査の仕事に従事することになりました。私にとってはサラリーマン人生を変える一つのきっかけになった重要な本で、今でも時々読み返しては関氏の現場に立脚した分析の鋭さに教えられることが少なくありません。この文庫版は未読だったので、これから時間を作って読んでみようと思います。

唐箕(とうみ)

2010-11-14 12:05:29 | Weblog

恒例の週末の農作業を手伝ってきました。稲刈りは私がブラジルに出張している間に終わってしまったので、私は脱穀以降の作業を手伝っています。

収穫した稲は脱穀して精米して、そして私たちの口に入る米になるのですが、脱穀から精米までのプロセスが想像以上に大変です。脱穀した籾には大量の藁屑やらゴミが混じっています。精米するにはまずは籾からこれらのゴミを選り分けなければならず、これを私たちは手作業でやっています。本当に気が遠くなるような作業です。今ではほとんどの稲作農家がこのプロセスを自動脱穀機で済ませているようですが、昔はすべて手作業だったということですから、昔の農家の方々の苦労が偲ばれます。

それでも手作業ではすべての藁屑はとても除去できませんし、中身が入っておらずスカスカの籾も混じっています。これらの細かいゴミを除去する機械が「唐箕」(とうみ)です(写真奥)。ハンドルを回して風を起こして上からゴミ交じりの籾を落とすと、重い籾はそのまま落下して軽いゴミは風で吹き飛ばされる、という仕組みになっています。

私たちが使っている機械はこちらの新潟県燕市のメーカーのものです。日本でまだこのような機械を作っているということは、今でも零細規模の農家や私たちのような趣味で稲作をやっているグループなどで一定の需要があるということなのでしょうね。


supercell 「君の知らない物語」

2010-11-13 20:50:48 | Weblog
最近の仕事前の景気付けの曲はこちら。
supercellの「君の知らない物語」です。昨年人気を集めたアニメ「化物語」のエンディングで使われた曲です。今更ながら聴いてみると歌詞が良いです。少々青臭いですが、女子高生の初恋の思いを実に素直に歌いあげていると思います。
supercellはもともと「初音ミク」をボーカルに使った曲でニコニコ動画で人気を集めたグループだそうです。この曲はアニメのヒットもあってオリコンで上位にランクインしましたが、「初音ミク」やニコニコ動画はもはや完全にサブカルの領域を超えましたね。

体力が落ちたことを実感します

2010-11-13 00:02:24 | Weblog
最近ブログの更新をサボりがちです。今までは帰宅してから深夜に家族が寝静まった中で一人パソコンに向かいエントリを書いていましたが、最近は執筆よりも睡眠を選んでしまいがちです。やはり体力が落ちたことを実感します。
そういえば昨日は誕生日でした。何歳になったんだっけ。。。年なんでしょうか。。。

秋の夜長はカシャッサと共に

2010-11-06 20:53:56 | Weblog
ブラジルを代表する酒といえば砂糖きびから作る蒸留酒カシャッサです。瓶詰めが普通ですが、こちらの350mlの缶入りは業務用で店頭ではあまり見られません。これを私はブラジル出張でお世話になった和田好司さんからお土産として1ダースも頂いてしまいました。うち2缶が輸送中に衝撃で穴が空いたらしく中身が漏れてしまい、スーツケースの中身が酒臭くなりましたが、無事に3リットル近く持ち帰ることができました。
カシャッサは度数はウィスキー並みに強く、しかもかなり味と香りにクセがあるので、生のまま飲むには適していません。ライムと砂糖とクラッシュした氷を混ぜたカクテル、「カイピリーニャ」を作って飲むのがポピュラーな飲み方です。

便利なことにライム味のパウダーと砂糖をブレンドした、「インスタント カイピリーニャの素」とも言うべき粉ジュースがブラジルではスーパーマーケットで売られています。ペットボトルに移し替えたカシャッサにこの粉を混ぜて、今夜はこれから束の間の至福のひと時を過ごします。

世界最強のサッカークラブ、インテルナシオナルの試合を観戦しました

2010-11-02 06:23:02 | Weblog
土曜日にリオグランデドスル州ポルトアレグレにてブラジル出張の仕事を終えたのですが、出張中にお世話になったポルトアレグレ在住の和田好司さんの案内で、その日の夜は地元の人気サッカーチームであるインテルナシオナル(インテル)の試合を観戦しに行きました。本来だと試合は日曜日の開催なのですが、翌日の日曜日はブラジルの総選挙が行われるため、特別に土曜日の開催となったのです。  実は私はプロのサッカーの試合は日本でも観戦したことがありません。初のプロサッカーの観戦がサッカー王国であるブラジル、しかもインテルはトヨタカップで世界一のクラブチームの栄光に輝いたこともある強豪チームということで、実に贅沢な体験をさせていただきました。  
チームカラーの赤の服を着なければ「サポーターたちからおしっこをひっかけられるぞ」と脅され、和田さんから赤いカッターシャツを借りてスタジアムに赴きました。スタジアムに到着してみると確かにとても赤以外の服は身にまとえない雰囲気です。  
チケットがこちら。この日のインテルの対戦相手はサンパウロ州カンピーナスのグアラニーというチームです。
   
スタジアムには殺気立った男たちが集まりちょっと危険ではないか、という懸念を私は抱いていたのですが、実際に訪れてみると恋人同士や家族連れが多く集まっており、とても和やかな雰囲気でした。しかし、インテルの選手紹介のアナウンスのときは大歓声が沸くのに対し、相手チームの選手紹介の際には一斉にブーイングが起こったのはまあご愛嬌ですね。それと、試合開始前にブラジル国歌と地元のリオグランデドスル州の州歌を斉唱するのですが、観客は国歌はあまり歌わずに州歌の際には皆が大声で歌うのが印象的でした。  
ちなみに対戦相手のグアラニーを応援する勇気ある?グアラニーのサポーターは片手で数えるぐらいしかいませんでした(赤い○の部分)。わざわざ飛行機を使ってカンピーナスから応援に来たのでしょうか。周りを囲む警備の警官たちの方が数が多く多勢に無勢という感じ。  
試合開始です。前半はグアラニーの方がむしろ押し気味で、インテルがかなり苦戦を強いられました。前半は0-0で終了。  しかし後半にインテルは一気に3点を得点し、結果は3-0でインテルの完勝に終わりました。得点を入れたときのスタジアムは大盛り上がりで、私も周囲のサポーターたちとハイタッチで喜び合いました。
   
たまたまデジカメで試合の模様を録画していた際、運良くインテルが得点を入れたときの瞬間を収めた動画です。スタジアムの盛り上がりの凄さがわかると思います。特に前にいた黒人の親子の喜びようは大変なもので、私とは言葉は全く通じませんが一気に仲良くなりました。ブラジルは人種は多様で大きな貧富の格差など問題点も多い国ですが、サッカーがあるからこそブラジル人としての国民の一体感が生み出されているのかなと感じました。

マラカナンスタジアムのジーコ像など

2010-11-01 07:03:07 | Weblog
 ブラジル出張中での出来事についての続きです。


 せっかくリオデジャネイロに来たのであれば是非訪れなければ、ということで有名なマラカナナンスタジアムを見学しました。最大で10万人収容するというスタジアム、でかいです。


 2014年にブラジルで開催されるワールドカップ大会でもこのマラカナンスタジアムは試合会場になるのですが、現在改修中です。


 ピッチには立てませんでしたが、内部をいろいろと見学することができました。こちらは入口です。


 入口前に神様ジーコの像が飾られています。リオデジャネイロの名門サッカークラブのフラメンゴでプレーした彼は、やはり地元の英雄的な存在です。


 サッカーファンにはこたえられない展示の数々。


 法王ヨハネパウロ2世、そしてエリザベス女王が観戦なさった際に腰掛けられた椅子が展示されていました。



 選手たちのロッカールームなども見てきました。おそらく選手たちが試合前にちょっとした娯楽を楽しむためのフットサル場?が室内にあったのですが、そこでスタジアムの職員がリフティングの妙技を披露してくれました。聞くと元プロの選手だそうです。さすが。