歩きながら考える

最近ちょっとお疲れ気味

木型職人の仕事道具

2011-02-12 12:58:58 | ものづくり・素形材

 先週、川口にある田口型範株式会社という会社にお邪魔しました。この会社は鋳物用の木型、金型を作っているほか、五軸加工による切削の仕事も請け負っています。てっきり地元の鋳物屋が同社の主なお客さんだと思っていたのですが、実際には県外の自動車部品メーカーなどとの取引が中心で、川口にはほとんどお客さんはいないのだそうです。


 こちらは木型工場です。
 田口型範に入社した新人は、金型や五軸加工に配属される者も含めて全員がまず研修で木型づくりを学んでいます。最近では木型もNC工作機械で削って作ることが多いのですが、研修では敢えて鑿と鉋を使った昔ながらの技法で木型を作ることを新人は体験するのです。型とは何か、その本質を学ぶ上では、一見こうした時代遅れのように見える技法の学習が役に立つようです。

  
 木型作りに使う道具を見せてもらいました。鑿、鉋は非常にたくさんの種類があって、職人たちはこれらの道具を使いこなしながら木型を作っています。なお、これらの道具は会社のものではなくて、職人たちが個人で所有しているものだそうです。会社から支給される道具ではなくて、自分の目利きで選んで自腹で購入した道具を使うだなんて、まさに職人ですね。
ジャンル:
ウェブログ
キーワード
自動車部品
Comments (2) |  Trackback (0) |  この記事についてブログを書く
Messenger この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック シェア
« 鋳物の廃砂から作... | TOP | ブラジルの公園探... »

2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ぐるぐる)
2011-02-12 14:20:03
出職の大工と違い、木型作りは居職だから、個人所有の道具でも工場に置いておけるんですね。
コメントありがとうございます (kunihiko_ouchi)
2011-02-13 04:29:57
おはようございます。
ご指摘の通りですね。ちなみに道具の購入に際しては会社から補助が出るそうです。

post a comment


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。
下記数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。この数字を読み取っていただくことで自動化されたプログラムによる投稿でないことを確認させていただいております。
数字4桁

Trackback

Trackback  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。

Related Topics