高校政経

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弁護士の仕事

2011年10月05日 | 憲法・法律
神山昌子『苦節23年、夢の弁護士になりました』いそっぷ社

 男女差別がなく、法律の能力次第で道が切り開けると判断したバツイチ子持ちの女性が37歳から23年目で司法試験合格をはたした経緯が書いてあります。
司法修習のあと、検察官や裁判官になれるのは、(比較的)若くて優秀な人のようです
。(裁判官の任官は20代が中心、検察官も30代後半では、暗に志望を取り下げろと教官から忠告される)。
 著者は、法律サービス過疎地の解消のためにつくられた「法テラス」の弁護士として旭川で働いていたことがあり、法律の知識で人助けをしたい、と考えている人には具体的なことが多く書かれているので参考になると思います。