高校政経

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右翼と左翼はどうちがう?

2007年07月23日 | Weblog
雨宮処凛『右翼と左翼はどうちがう』河出書房新社 (361.65ア)

東西冷戦が終わった今、イデオロギー対立はほとんどなくなったのかもしれません。私が中学生の頃は、ソ連が社会主義国の盟主として存在しており、もしソ連が攻めてきたらということで、自衛隊の存在意義があったように思います。

思想的に右か左かといってもピンとこない人も多いかもしれません。
生き方として、個人に重きをおくか、国家に重きをおくか、天皇やアメリカをどうとらえるか、著者がフリーターをしながら、自分の存在価値に疑問をもったときに右翼の主張がすーっと入ってきたと書いてましたが、今の世の中に息苦しさを感じ、世の中の状況を理解してみたいと考える人には、入門書としていい本だと思います。

第4章の「両方の活動家に話を聞こう」という6人の活動家へのインタビューが特におもしろいと思います。

訂正情報その2

2007年07月23日 | Weblog
ポ政経の訂正情報です。

(本冊)p134 2-9 大日本産業報告会 → 大日本産業報国会 (解答別冊)p9 1-4-1 [○×問題]の11番解答は○ではなく×でした。 98年の小渕内閣が自民単独内閣でした。 p9 1-4-2 [過去問題]の解説4番選挙区制で142人,比例代表制で100人→ 選挙区制で146人,比例代表制で96人 p18 2-4-2 [○×問題]の9番大日本産業報告会 → 大日本産業報国会

訂正情報

2007年07月23日 | Weblog
教科書の注に関する質問で以下の回答がありました。

p.13脚注欄の「国際人権規約」の記述にある「国連人権委員会」ですが,選択議定書で定められている申し立て先は規約によって設立された委員会で,人権理事会に改組された人権委員会(当時)とは別の機関です。従いまして,供給本では「規約人権委員会」など人権理事会(および当時の人権委員会)とは別の機関である旨が分かるように表現を変更する予定です。

N先生のお薦め

2007年07月19日 | Weblog
小野有五『ヒマラヤで考えたこと』岩波ジュニア新書
 
地理のN先生が、「人生で一番おもしろかった本」と紹介していました。
N先生の話だと、著者は、地質の研究でヒマラヤにいって自然科学の調査をしていたら、ゴミをはじめとする社会問題に意識が広がっていったそうです。授業で聞き流してしまうのはもったいないと思ったので、了解のもと紹介することにしました。

最近の本では、 竹内和彦『地球持続学のすすめ』岩波ジュニア新書 がいいそうです。


インタビュー

2007年07月13日 | 仕事、労働
 長谷部尚子『14歳からの政治』ゴマブックス(312.1 ハ)

 著者は2006年当時中学3年。この本は、今をときめく(?)政治家へのインタビューの記録です。官房長官だった安倍晋三 防衛大臣になった小池百合子、松沢神奈川県知事、中田横浜市長など名だたる政治家ばかりでよく相手をしてくれたものだと思います。 政治家は具体的に何をしているのか、中学生の視点で質問をしてとても読みやすくまとめられています。
 インタビューをしたあと、どのようにレポートにまとめるかにあたっても参考にできる本です。

夏のコンテスト

2007年07月09日 | 懸賞論文
いくつかの中高生対象のコンテストを掲載します。夏の自由研究として挑戦してみてください。

昭和シェル石油環境フォトコンテスト
テーマ「わたしのまちの ○と×」
期限 2007年9月7日
http://www.showa-shell.co.jp/society/philanthropy/photo-contest/index.html


日本原子力文化振興財団 http://www.jaero.or.jp/
対象:中学生 1600字
エネルギーと環境のかかわり
限りあるエネルギー資源と原子力の役割
くらしに役立つエネルギー

対象:高校生 2400字
これからの原子力・放射線利用に思うこと
持続可能な社会のエネルギー利用
地球温暖化と原子力の役割

期限 2007年9月5日


大阪商業大学 ビジネスアイディア甲子園2007
募集するアイデア
1 ニュービジネス部門
2 地域や社会を元気にするビジネス部門
対象 高校生
締め切り 10月27日
http://ouc.daishodai.ac.jp/ec/venture/kousien/index.html