トラック六大戦(11月21日@西武園)前日、西薗良太選手のTwitterの呟きを読んだいぬたろうが「“棒読み”って、どういう意味だろう?」と言った。
西薗選手、出場種目についての呟き
早稲田の佐々木龍選手、↑に対するご挨拶
西薗選手、↑に対する“棒読み”発言(笑)
「まあ、想像だけどね、佐々木選手は高校時代からトラックで鳴らしている逸材で、トラックナショナルチームの現役選手でもある。西薗選手は前・ロード学生チャンピオンではあるけれど、トラックでは実力差があると自分では思ってるんじゃないかな。佐々木選手が『エリミよろしくお願いしまーす(笑)』なんてしおらしく言ってるけど、そーじゃないだろ!!って、突っ込んでるというか…」
いぬたろうは「ふーん。なるほどね」なんて、納得していたが、実際はどうなのかな。
+++
エリミネーションレース前、審判の説明。ローリングスタートであるとか、番号をコールされた選手は速やかに退避とか…。佐々木選手が「番号はゼッケンですか?」(※ レースのゼッケン番号と選手の通し番号がある)と、質問したのをいぬたろうは聞いたそうだ。「積極的な姿勢でいいよねー♪」と、感心した。
しかし、佐々木選手は、逸る気持ちを抑えられなかったのか、ローリングスタートだっつーのに、1周終わり切る前に飛び出して行った。で、全員2周する羽目に(笑)。かつて、市川さんもローリングスタートでこれと同じことをやったと噂(伝説?)に聞いたことがある。強い選手のデフォルトなのか…(くすくす)。
エリミネーションレースは、1周ごとに最後尾の選手が切り捨てられていく“椅子取りゲーム”。前を引けば風の抵抗を受ける。でも、後ろにいれば切り捨てられる危険性大。
佐々木選手が怖いぐらいに前を引く。西薗選手も引いたが、佐々木選手は実はチームメイトを勝たせるために引いてるんじゃないか?というぐらい他選手達を引き摺り回した。
そして最後に残ったのは、上記の舌戦(?)を繰り広げた二人。もう1周回して二人の一騎打ちとなった。
「西薗、引くなーーー!! 全部龍ちゃんに引かせて、チョイ差ししろー!!」(←鬼)
どちらを贔屓していたという訳ではありませんが、佐々木選手、堂々たる勝利だった。いやー、面白かった!!
選手の脚質やキャラ(笑)を知っていると、レースが更に楽しくなること請け合い!!
佐々木(左)、西薗(右)。佐々木のホルダーは、2007ジャパンカップ出場の十時正嗣先輩かな。
最初はこの人数。一人一人減っていく。
先頭、西薗。佐々木は終始、周りの状況をチェック。
佐々木、堂々の優勝!!
+++
日本には沢山のバンクがあるにもかかわらず、大学生選手達はトラックの練習をふんだんに出来る状況にない。実際、バンク練習のセッティング、合同練習など、涙ぐましい努力をしていることをブログやTwitterで知った。
Fixed Gear Feverや、Wikipediaに世界各国のベロドローム(自転車競技場)のリストがある。
Fixed Gear Fever: Velodrome Database
Wikipedia: List of velodromes
日本のバンクの多さは、半端じゃない。トラック強豪国、イギリスだってここまでない。
いろいろ事情があるのは分かるけど、これだけハード面は整っている訳で、アマチュアの選手が充分に練習できる状況になってほしいと切に思います。
(photos by kumataro)
西薗選手、出場種目についての呟き
早稲田の佐々木龍選手、↑に対するご挨拶
西薗選手、↑に対する“棒読み”発言(笑)
「まあ、想像だけどね、佐々木選手は高校時代からトラックで鳴らしている逸材で、トラックナショナルチームの現役選手でもある。西薗選手は前・ロード学生チャンピオンではあるけれど、トラックでは実力差があると自分では思ってるんじゃないかな。佐々木選手が『エリミよろしくお願いしまーす(笑)』なんてしおらしく言ってるけど、そーじゃないだろ!!って、突っ込んでるというか…」
いぬたろうは「ふーん。なるほどね」なんて、納得していたが、実際はどうなのかな。
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エリミネーションレース前、審判の説明。ローリングスタートであるとか、番号をコールされた選手は速やかに退避とか…。佐々木選手が「番号はゼッケンですか?」(※ レースのゼッケン番号と選手の通し番号がある)と、質問したのをいぬたろうは聞いたそうだ。「積極的な姿勢でいいよねー♪」と、感心した。
しかし、佐々木選手は、逸る気持ちを抑えられなかったのか、ローリングスタートだっつーのに、1周終わり切る前に飛び出して行った。で、全員2周する羽目に(笑)。かつて、市川さんもローリングスタートでこれと同じことをやったと噂(伝説?)に聞いたことがある。強い選手のデフォルトなのか…(くすくす)。
エリミネーションレースは、1周ごとに最後尾の選手が切り捨てられていく“椅子取りゲーム”。前を引けば風の抵抗を受ける。でも、後ろにいれば切り捨てられる危険性大。
佐々木選手が怖いぐらいに前を引く。西薗選手も引いたが、佐々木選手は実はチームメイトを勝たせるために引いてるんじゃないか?というぐらい他選手達を引き摺り回した。
そして最後に残ったのは、上記の舌戦(?)を繰り広げた二人。もう1周回して二人の一騎打ちとなった。
「西薗、引くなーーー!! 全部龍ちゃんに引かせて、チョイ差ししろー!!」(←鬼)
どちらを贔屓していたという訳ではありませんが、佐々木選手、堂々たる勝利だった。いやー、面白かった!!
選手の脚質やキャラ(笑)を知っていると、レースが更に楽しくなること請け合い!!
佐々木(左)、西薗(右)。佐々木のホルダーは、2007ジャパンカップ出場の十時正嗣先輩かな。
最初はこの人数。一人一人減っていく。
先頭、西薗。佐々木は終始、周りの状況をチェック。
佐々木、堂々の優勝!!
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日本には沢山のバンクがあるにもかかわらず、大学生選手達はトラックの練習をふんだんに出来る状況にない。実際、バンク練習のセッティング、合同練習など、涙ぐましい努力をしていることをブログやTwitterで知った。
Fixed Gear Feverや、Wikipediaに世界各国のベロドローム(自転車競技場)のリストがある。
Fixed Gear Fever: Velodrome Database
Wikipedia: List of velodromes
日本のバンクの多さは、半端じゃない。トラック強豪国、イギリスだってここまでない。
いろいろ事情があるのは分かるけど、これだけハード面は整っている訳で、アマチュアの選手が充分に練習できる状況になってほしいと切に思います。
(photos by kumataro)
で、気になるのは佐々木君の質問。写真を見る限りヘルメットキャップしてないから、選手を判断するのはゼッケンだけ。選手の通し番号は覚えれません(笑)。
単にルールを知らないだけって気がしますね(爆)。ローリングスタートはポイントレースでもやってるだろーに(呆)。
それから、日本各地の競輪場は、自治体の持ち物であると同時に、競輪事業にかかわる人たちの仕事場なので、双方にアマチュアの活動に理解がないとなかなか使わせてもらえないのが実情ですね。
私の住んでいる県は、自治体もプロ選手(選手会含む)も、アマチュアに理解があり、開放してもらえてるほうですが、近隣の県では、なかなか気軽に使わせてもらえないと言う事も聞きます。
あ~でもこれって静岡競輪場だけですねぇ~。伊東ではやってないです。
それでも県東部は日本CSCのバンクでの愛好会があるので、これって恵まれてるほうなのかな???
>>コロッケうどんさんの「自治体の持ち物であると同時に、競輪事業にかかわる人たちの仕事場なので…」
静岡競輪場の使い方について、県車連からしょっちゅう注意されてます。(それも殆ど同じ内容)まったくもってとほほ…であります。そのうち貸してくれなくなるっちゅーの。
きっと、元気よく質問したのも、ローリングスタートを2周にしたのも、ライバルを攪乱する作戦ですっ(違?)。
いやーでもホント強かったんですよー、佐々木選手。
スプリントも優勝したし。
6日間レースのエリミネーションって、マディソンで上位争いしてるチームなんかはあっさり負けていくので、観ているこちらも多少だらけ気分(苦笑)だったのですが、今回は面白かったです。
ロンドン五輪のオムニアムの中に組み込まれるので、注目されるんじゃないかと思いました(←早速、来年のトラック世界選オムニアムでも行われる?)。
むむー。。。
なかなか競輪場の使用については、複雑なのですね。
アジア大会でもう一つ元気がなかった日本のトラック競技に、いろいろ思うところがありました。
>ruota♪さん
さすが、自転車の故郷、CSCを抱える静岡県!!
それも、高い使用料もないんですね~。
素晴らしい。
六大戦の学生さん達は、廃止になった競輪場で合同練習していたので、現役の競輪場の使用は結構難しいのかと思った次第です。
愛好会、昨年から「サイクルスポーツクラブ」に名称統一なんですねー。
http://keirin.jp/pc/dfw/portal/guest/nkg/club/index_aikoukai.html
とはいえ、URLは“aikoukai”だったりしますが(笑)。
さすが、CSCのお膝元(憧)。県内にバンク(競輪場)が2つある香川も霞んでしまいます(笑)。
香川の場合は、高松でも観音寺でも、責任者を立てる必要はありますが、愛好会所属でなくても、バンクが空いている時なら、車連やサイクルスポーツ少年団での利用なら、利用料なしで走れます(^-^)v。
#勝った(違)。
高校の競技部も放課後の練習で利用させてもらえてるみたいです。
#でも、大人の場合は、愛好会への入会は勧められますが(汗)。
香川の選手会はアマチュアの練習や活動に理解があり、競技会の審判業務にも積極的に参加してくれてます。まぁ、自分らの次の世代を発掘するためもあるのでしょうが、四国の他県の知人からはうらやましがられる事もあります。
>くまたろうさん
六日間レースだと、エリミも余興でしょうし、マディソンの本命は力を入れてこないでしょうね(苦笑)。そういう意味では、国内でタイトルがかかったエリミを見るほうが、面白いとは思いますよ(^-^)。本来なら、弱いものから除外になるはずですが、ふと下がったタイミングが悪いと、力がある選手でもアウトになりますからね(笑)。
ちなみに、愛好会は競輪選手のお作法や文化が学べる所って認識が強すぎて、いまいち近づきがたいものがあります(汗)。いや、彼らを否定するつもりはないんですが、あまりに自転車競技とは違う世界なので、、、(大汗)。
毎月、県車連NEWSが送られてくるのですが、いまだに愛好会と書かれていたような???
てか競輪場(バンク含め)のあるところ、どこでも愛好会があるもんだと思ってました。認識甘々でしたねぇ~。
静岡の皆さんは恵まれてる環境にあるので、もっと結果を出さないと~。
CSCの愛好会は小学生とかが多いです。なので私の認識は、スポーツ少年団的なものって感じかな~。
一度バンクを走ってみたいのですが、そんな感じなのでオバサンはちと行きづらいっす。(どう見ても誰かの父兄にしか見えないし…
>ふと下がったタイミングが悪いと、力がある選手でもアウト
おおー、そんなことがあるのですかー。
来年3月の世界選が楽しみです、と言いたいところですが、実際ロンドン五輪形式で行われるのかはっきり分からないのです(涙)。
>ruota♪さん
ロードバイクを買ったばかりの頃、私もバンクを走ってみたくて調べたのですが(←結構無謀)、愛輪会とか愛好会は敷居が高かったです。
ちょっと体験してみた~いな気持ちではとても…。
というか、やっぱり競輪選手を目指す若人向けとしか思えなかった(苦笑)。
東京ドームのイベントで、バンクの体験走行なるものに参加したのですが、「上を走ってはいけない」と釘を刺されました。
素人だからそんな無茶はしませんが、ちょっとは斜度を感じてみたいですよねぇ~。
ただし、私はロードしか持っておらず、一度参加してみましたが、ピスト以外お断り的な雰囲気で、以降は行ってません。ロードでも気軽に参加できるようならいいと思います。
逆に香川が特殊だと思います(爆)。普通は愛輪(愛好)会へ入って走るってのがスタンダードかと。ただ、県車連の運営に競輪選手が関わっている県等は、アマチュアの強化(国体やインターハイの対策等)に対しても積極的に関わってくれると聞いておりますので、県によって違うのかもしれませんね(^^)。
>mkさん
はじめまして。今後ともよろしくです。香川も、登録選手になれば、車連で予約を取った時間帯への練習参加は自由っぽいです。まぁ、そういう場合はピストオンリーですが(^^;)。でも、それ以外で利用できる時は、責任者の下でロードでの走行も容認されてますね。
#実際、私もグルグル回ってましたし(爆)。
バンク利用には独特のお作法があるし、落車等で走路を傷つけちゃまずいだけに、簡単に公開したがらないのが基本なんでしょうが、もっと簡単に使えるようになれば、スポーツ自転車の普及につながるのになぁと思うコロッケうどんでした(爆)。
>ロードでも気軽に参加できるようならいいと思います
私も心からそう思います!!
いろいろな車種を持っている人も多くはないでしょうし、まずは気軽に参加できることで、興味も楽しみ方も深まると強く感じます。
>コロッケうどんさん
香川県、一歩も二歩も先を行ってますねー。
>スポーツ自転車の普及につながるのになぁ
ええ、ホントに。
加えて、トラック競技観戦も盛り上がってくれると嬉しいのですが~。
トラック練習の有効性はこの辺りを参考にしています。
http://www.remus.dti.ne.jp/~jicf/bel0007.html
東京都車連は、冬場に毎月、トラックの練習会をやってますね。
http://www.tokyo-cf.jp/calendar.html
でもわざわざピストバイクを買うのもなかなか大変で、、、。