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居酒屋さすらい 0459 - つまみが豊富でしかもウマイ!- 「信濃路 蒲田店」(大田区蒲田)

2011-07-29 14:22:07 | 居酒屋さすらい ◆東京都内
まだ夏の陽光のようである。
11月の午前中なのに異様に暑い。わたしは京急蒲田で下車をして、立ち飲み屋を物色した。
立ち飲み天国とも称される蒲田だが、わたしはこの地で一軒しか立ち飲み屋に行ったことがない。思うように店が見つからないのだ。
だから、今回はネットで検索して、アタリをつけてきたのである。
京急蒲田の駅近くに「深川」という立ち飲み屋があるらしい。
アーケードから、朝から営業の居酒屋「とり薪」の目の前を通って、その店を目指した。
バラックのような長屋の建物に、その店の名前を見つけることができたが、どうも開いている伏しが見られない。引き戸には新聞の朝刊が挟まっており、まだ開店していないようだ。
ネット上では「休日も朝から営業」と出ていたのだが。

仕方ない。
あてが外れ、さてどこに行こうかという段になって、JR蒲田の東側の盛り場まで行くことにした。あおの界隈ならなんとか立ち飲み屋の一軒でも見つけることができそうだと思った。
だが、実際に盛り場を歩いても、立ち飲みどころか、普通に開いている居酒屋すら見つけることはできなかった。

こうなれば、行く店はただの1軒である。
「信濃路」である。
そう、この店、鶯谷駅にも支店がある、あの小汚い店である。
果たして、店の前まで行くと、その小汚さは全く同じ、ごちゃごちゃとした雰囲気も全く同じ雰囲気の様相だった。
ちょっと鶯谷店と異なるのは、定食を食べるお客さんの割合が蒲田店のほうが多いという点。店の外からもそういうお客さんの姿がちらほら見えるのだ。
飲みのお客さんは店の奥のスペースへ。
奥のスペースといっても、実際に分かれているわけではない。だが、定食の客と飲む客のスペースは色分けされて区分されている。
奥のスペースには2~3人の客が既に飲んでいた。時刻はまだ10時頃。祝日の朝にビールを飲む爺さん2人と、そしておっさん(わたしのこと)1匹。

椅子に腰掛けて瓶ビールを頼んだ。
ビールはスーパードライ(500円)。
つまみには「もつ豆腐」(400円)を頼んだ。
しかし、この「もつ豆腐」がうまかった。恐らくずっと大鍋で煮込まれたものであろう。トロトロのモツがプルプルで柔らかい。
長い時間じっくりと煮込まれたであろうスープもとてつもなく深い味わいがする。
まさに「煮込み」の醍醐味である。

ビールと煮込みを速攻でやっつけて、ホッピーに。
つまみは「ハムカツ」(400円)。
この「ハムカツ」も素晴らしかった。サクサクの食感とジュワーっと口の中で広がる旨み。まさに大衆の味。
基本が定食屋だから、食べ物の味は間違いない。
どれをとっても多分外れることはないだろう。
例えば、こんなメニューが。
「しらすおろし」と「冷奴」がともに100円。
「のりの佃煮」が200円。「キムチ」が300円というちょびつまみから、「串かつ」が400円、「シャケコロッケ」が300円というお惣菜系。
そして、「ニラ玉子炒め」(400円)「豚生姜焼き」(400円)という食事系まで、つまみは幅広い。
こんな店が近所にあったら、重宝するんだけれどな。

酒類は種類が少ない。
ビールにホッピー、そしてチューハイ類、日本酒もありそうだが、品書きには書いていない。
雰囲気的にはドヤ。
鶯谷店はまさにドヤだが、ここも負けず劣らず、ドヤっぽい。
カウンターにはたまにゴキブリも歩いているが、これはもはや仕方がないだろう。

朝から飲めて、つまみも豊富。しかも安くてうまいのだから、何もいえまい。
オレ、こういう店、大好きなんだなぁ。
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