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居酒屋放浪記 0399 - 良くも悪くもプライスリーダー - 「居楽屋 笑笑」(台東区上野)

2010-12-25 14:08:40 | 居酒屋さすらい ◆東京都内
社長のケータイメールには「笑笑」からメールが届く。
「タイムサービスで生ビールが200円」という内容のもので、それが届くといそいそと社長は出かけていく。
社長はビールの値段に敏感だ。
かつては末広町の「やきとん酒場 一会」のハッピーアワーをよく利用したし、御徒町ガード沿いの店にもそのネットワークを持っていたようだ。
とにかく、最近は「笑笑」にご執心のようである。

19時までのハッピーアワーではあるが「笑笑」の生ビール200円が与えたインパクトは大きかったと思う。
この後、御徒町界隈では生ビールのハッピーアワーを巡って熾烈な争いが生じている。
夏以降、「生ビール190円」という店がちらほらと出てきた。例えば、御徒町南口の「黒磯丸」、チェーン店の「十風炉」などなどだ。

しかし、結果的にみれば生ビール戦争は大きな爪あとを残した。これはどこの業界にあってもそうだが、価格戦争は不毛である。結果的に客単価を落とすだけで、売り上げ増にはあまり寄与しない。
そして、今や我々ユーザーの感覚は400円台のビールを「高い」と感じるようになってしまった。

ともあれ、「笑笑」の200円生ビールは、我々にとっては嬉しいことは間違いない。キリンの一番絞りの中生が200円で飲むことができるのだから。

わたくし熊猫は居酒屋チェーンを否定しない。
何故なら、うまいものを低価格で提供してくれるからで、その様々な企画はいろいろ我々を楽しませてくれるからである。
かつて「笑笑」を一度訪ねたことがある。
北区田端の店だ。
そのとき見たメニューに「トマッピー」というのがあった。
ホッピーをトマトジュースで割ったものだが、いつかこれを飲みにいこうと思っていたが、それから再訪まで長い時間を要してしまった。
今回、店に行ってみるともはやそのメニューはなかった。だが、チェーン店はしばしば我々を楽しませてくれる。

今回、社長と飲みに行って気がついたことがある。
社長を含め5人で訪れた同店。各々が頼んだメニューはそれぞれが食べるということらしい。
S藤さんがオーダーした「葱と長芋の大根サラダ~和風仕立て~」(438円)、わたしが食べようとしたところ、「それはS藤さんが頼んだものだから」とたしなめられた。
確かにファミレスとかならば、個人が頼んだものは個人が食べるが、居酒屋で頼んだものは普通シェアするのではないかと思う。この点については、是非読者の皆さんにもご意見を頂きたいところである。

「笑笑」は店が暗めで、すこしムーディな居酒屋。値段は比較的安価であるが、メニューはそれを感じさせない工夫がある。

ちなみにわたしは「国産おぼろ豆腐」(345円)を頼んだ。
これがけっこううまかった。

たまには「笑笑」を利用するのも悪くないかも。
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