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日記(1.26)サルのクローン

2018-01-26 10:46:40 | 日常
1月26日  (金曜日)    晴れ

強烈な寒波がまだ続く。
起きるのがつらい。しかし目覚めは早く困ったもんだ!

サルのクローンが出来たと中国のニュースが伝える。

流石に”孫悟空の国”だ.
自分の毛を吹いて次々に分身を作り出す「孫悟空」の物語をつくる国だから、
などと感心している場合ではない。

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英国のイアン・ウィルマット博士らが1997年に発表した、
クローン羊「ドリー」誕生のニュースは衝撃的だった。


この技術を応用すれば、「クローン人間」、
つまり人間の複製も可能になるからだ。

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▼ 昨年ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロさんは当時、

 「小説に使える」と直感したそうだ。
  それから8年の月日を経て完成したのが、
わたしを離さないでである。
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  英国の田園地帯で周囲から隔離された施設「ヘールシャムには、
  大きな秘密があった。
  そこで暮らす子供たちは、治療用の臓器を提供するために生み出された
  クローン人間だった、との設定である。


▼ 2012年にノーベル医学・生理学賞を受賞した
  京大の山中伸弥教授のグループが作製した
 「iPS細胞」もまた、世界を驚かせた。

  あらゆる臓器や組織の再生治療に役立つ万能細胞である。
  しかも、人の卵子を必要とするクローン技術が使われていない。
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▼ もっとも「クローン人間」に期待されるのは、臓器の提供だけではない。
  米国では、大リーグのスター選手の遺体の一部が冷凍保存されている。
  将来の「復活」を想定している。
  亡くした子供の再生を願う親にとっては、夢の技術になり得る。

 ▼中国科学院のチームが、人と同じ霊長類のサルのクローン誕生に成功したと、
  米科学雑誌に発表した。
  ドリーと同じ「体細胞クローン」と呼ばれる手法である。
  
 ▼クローン人間作りは、倫理と科学的な安全性の両面から、
  欧米諸国や日本では禁じられている。
  ただ科学技術の分野でも世界の覇権を狙う中国で、
  研究の暴走を押しとどめられるのか、はなはだ疑問である。

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私を離さないで
!”1990年代末のイギリス。
「介護人」キャシーは、ヘールシャムと呼ばれる施設で育てられた
「提供者」達の世話をしている。
 そもそも、キャシーも生まれながらにしてヘールシャムで育った提供者である。
 施設を出て、大人となったキャシーは、閉鎖的なヘールシャムでの子供時代を回想していく。

 ヘールシャムでの教育は、至って奇妙なものであった。
 「保護官」と呼ばれる教員達により「展覧会」に出展するための絵画や詩などを作る創作活動や、
  毎週の健康診断などが実施されていた。
 キャシーが12・3歳の頃、彼女にはトミーという親友がいた。
 彼は周囲の能力の差についていけずに教室内で度々癇癪を起こす生徒だった。
 しかし、ある日を境にトミーは騒ぎを起こさなくなり、
 それがキャシーにとっては疑問であった。
 ある日キャシーは、トミーに騒ぎを起こさなくなった理由について問いただす。
 彼は「保護官」の一人であるルーシーの影響だと語る。
 トミー曰く、ルーシーには絵を描きたくなければ描かなくてよい、と言われたという。
 またルーシーはヘールシャムの方針に不満を抱いていることがトミーの口から明かされる。
 この話を聞いた頃からキャシーは、ルーシーの事を注視するようになった。
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 キャシーが15歳になったとき、ヘールシャムでの最後の1年の出来事であった。
 ある雨の日、ルーシーは生徒の「映画俳優になりたい」という一言を耳にし、
 突如生徒を集めヘールシャムの真実を語る。
 「提供者」達は臓器提供のために造られ、
 摘出手術が終われば死ぬだけのクローンで、
 ヘールシャムを出るとすぐに臓器提供が始まるから将来の夢など無意味だという真実を・・・
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