Beerかた手に独り言

建築とJAZZと酒をこよなく愛するオヤジの想い

【のだめカンタービレ】

2007-01-04 | 映画・音楽
新年、明けましておめでとうございます。

今年は穏やかな新春の幕開けです。
例年に無く年末からゆったりした時間を過す事が出来、【酒とJAZZの日々】を送って
いました。
今迄聴かないでいたアルバムを集中して聴きましが、今迄の喰わず嫌いを少し反省
している所です。

昨年、テレビドラマで【のだめカンタービレ】と言うのがありました。
何でもコミックが原作だそうで、クラシック音楽を専攻している音大生達の話し
なのですが、最初は馬鹿にしつつも面白くてすっかりはまってしまい知合いの女の子
から原作コミックを借りて読んでいました。

そのドラマのエンディングでジョージ・ガーシュイン(1898~1937)作曲の
【ラプソディー・イン・ブルー】が使われていて、最近改めて聴き直してみました。

元々はピアノと小編成のジャズバンドの為に作られたもので原曲はラグタイムで作曲
されていて、後にアレンジャーだったファーディ・グローフェによってオーケストラ
の用に編曲されたものです。

昔始めて【ラプソディー・イン・ブルー】を聴いた時JAZZともクラシックとも付かない
感じを受けたのを覚えています。

何でも最近、この【のだめカンタービレ】の影響でクラシックのCDを買う若い人が大分
増えているようです。
きっかけはどうであれ、クラシックを聴く若い人が増えるのは大変喜ばしい事です。

そう言う私は今迄バッハ以外殆どクラシックは聴いてきませんでした、と言うのも
若い頃知合いに誘われて行ったコンサートで明らかに酷い演奏だったにも関わらず、
ネームバリューだけで総立ちで拍手をしている世界に嫌気が差してしまったのですが
言ってみれば完全に喰わず嫌いです。

恥ずかしながら【のだめカンタービレ】のお陰で真剣にクラシックも聴いてみようと
思う様になったしだいです。

きっかけと言うものは本当に皮肉なものだと思いつつ、今年は喰わず嫌いをしない事を
密かに心に決めたお正月でした。