愚有多楽日記

アウトドアと旅行,読書・映画の個人的な日記

上賀茂から岩倉へ

2016年11月04日 17時06分47秒 | 旅行
2016年11月4日
今日は上賀茂神社から岩倉まで歩いた。京都には何度も訪れているのだが、上賀茂神社にはお参りしたことはなかったのだ。市内からはちょっと遠いのもその一因だ。
今の時期、七五三の真っ最中で、神社へ行くとどこでも、正装した子供をつれた親を観るのだ。それと結婚式も多い。有名な京都の神社で結婚して神社の境内で記念写真を撮るのがはやりらしい。神社からは東に歩いて行き、深泥池から北上して山に向かって上って行く。すさまじく急な坂であった。これを
上りきるとようやく円明寺につく。ここの比叡山を借景とした庭園が観たかったのだ。延命寺からは岩倉を目指す。けっこう長い距離を歩いて、終点は実相院。ここには鏡のように磨き込まれた黒い床に紅葉が映る「床もみじ」があるのだ。ところがこれは写真撮影禁止であった。ケチ…


上賀茂神社


円明寺の庭園

相国寺から植物園へ

2016年11月03日 17時01分14秒 | 旅行
2016年11月3日
今日は相国寺から京都府立植物園まで歩いた。JR嵯峨野線の終点京都駅までいった。お寺巡りの前に京都駅を観光するのだ。つくづく京都駅はすごいと思うのだ。
地下鉄で今出川まで行ってお寺巡りを始めたが、相国寺では伊藤若沖展をしていて、これにひっかかってしまって時間を取られてしまった。展示されているのはすべてレプリカなのだが、若沖の代表作「動植綵絵三十幅」がすべて観ることができるのだ。感動してしまった。このあと下鴨神社に参拝して、賀茂川沿いに歩いて府立植物園へ。私は植物に興味はないのだが(高山植物の名前さえ覚える気がないのだ)、入ってしまったら、けっこう夢中になってしまった。最後には植物園の隣にある「陶板名画の庭」に入った。徳島鳴門の大塚美術館の同じ陶板画である。システィーナ礼拝堂の最後の審判の大迫力には感動した。



京都駅


陶板名画の庭の最後の審判

北野天満宮から西陣

2016年11月02日 16時50分27秒 | 旅行
2016年11月2日
今日は平野神社から北野天満宮、千本釈迦堂、千本えんま堂、そして西陣へとめぐった。北野天満宮はさすがに修学旅行の学生でいっぱいであった。学問の神様に受験合格を祈っているのだ。
平野神社から千本えんま堂まではすべて桜の名所である。私は一度桜が満開の頃にこのコースをめぐったことがあるのだ。きれいだった…。でも、秋の今は何もない。
西陣に入るとさすがに機の動く音がしたりで情緒がある。
これまた修学旅行生が群れる清明神社にお参りしてから西陣会館へ。ここで着物ショーを観るのだ。外国人がいっぱいで、ショーの間ずうっとカメラをかまえていた。私が日本人だたらだろうが、日本の着物って世界に誇れる美しさだと思ってしまうのだ。


北野天満宮


清明神社


着物ショー

嵐山から広隆寺

2016年10月31日 16時44分37秒 | 旅行
2016年10月31日
今日から京都の観光が始まる。
どのようにして巡るかが問題である。正直、車はジャマなのだ。京都の観光は歩いてめぐってこそ楽しいのだ。大都会の京都で車を運転するのはとても神経を使うし、駐車場の心配もしなければいけない。京都から一番近い道の駅は亀岡市にある。けっこう遠い。最初は道の駅に車を置いたままにして、ネットカフェに泊まり歩こうと思ったのだがこれもタ大変である。JR線を調べると、京都までは410円、30分ほどで着くことができるのだ。そこで、私は道の駅に車は放置して、毎日、京都に通勤することにした。道の駅から亀岡駅までは徒歩25分ほどもかかるのだが、これも通勤だと思えば苦ではない。こうして京都の観光を始めた。
初日は亀岡から近い嵐山から始めた。JRで亀岡~嵯峨嵐山までは200円であった。嵐山・嵯峨野は何度も歩いているので、今日は覗いたことのないところだけ。天竜寺の境内を散策、中に入ることはなく、参道に並ぶ塔頭を一つ一つ覗いて歩いた。それから渡月橋を渡って法輪寺へ。渡月橋から山を望むとその中腹に多宝塔が見えていて、いつも気になっていたのだ。初めて法輪寺を参拝できた。
嵐山からは嵐電を使って鹿王院に寄ってから広隆寺へ。久しぶりに弥勒菩薩に逢いたかったのだ。車折神社では芸能人がいっぱい玉垣を奉納しているのに驚いて、蚕の社で三角鳥居を観て、最後は妙心寺へ。すさまじく大きなお寺で、塔頭の数がすさまじかった。これで帰ろうと思ったのだが、嵐電乗り換えの帷子ノ辻で、大映映画通りがあるのを知った。最後に大魔神像と対面できた。


法輪寺の多宝塔


大映映画通りの大魔神像

浄瑠璃寺

2016年10月30日 17時15分14秒 | 旅行
2016年10月30日
長い間お世話になった平群の道の駅に別れをつげて、浄瑠璃寺に向かった。浄瑠璃寺・岩船寺の周辺を当尾という。この地域にはたくさんの磨崖仏があるので、そのすべてを回った。
最後に浄瑠璃寺に参拝したのだが、この日はラッキーなことに吉祥天女が開帳されていた。普段は厨子が閉まっていて観ることができないのだ。
当尾から長距離を走って道の駅亀岡に着いた。


当尾の磨崖仏、笑い仏


浄瑠璃寺

平城京祭をみて佐保路の続きを歩く

2016年10月29日 17時04分20秒 | 旅行
2016年10月29日
昨日は雨で、道の駅でブラブラしていた。ここは無料のWiFiが使えるので、ネットをしていた。本当は、次の京都に向かってもいいのだが、29日から平城京跡でお祭りがあるので、そのために時間をつぶしているのだ。
今朝は快晴。電車で西大寺に向かった。会場までは無料のシャトルバスがあった。昼までステージなどを楽しんで、それから佐保路の続きを歩いた。ウワナベ古墳から東大寺の転害門まで歩いたのだ。途中、不退寺の五大明王像はよかったし、聖武天皇・光明皇后の陵にも参拝した。転害門についたのは15時過ぎ。ここからは東大寺境内を通って近鉄奈良駅へ。東大寺は相変わらずの観光客であふれていた。道の駅の最寄り駅、近鉄平群駅に戻ったのは17時少し前であった。


平城京祭


佐保路の終点、東大寺の転害門

マキムク遺蹟を訪ねた

2016年10月27日 16時56分08秒 | 旅行
2016年10月27日
ほとんど奈良の観光は終えたのだが、私のこだわりで、最期にどうしても行きたいところがある。鍵・唐子遺跡と巻向遺跡である。どうも、この遺跡が発掘されて以来、邪馬台国は奈良だという説が強くなっている。でも、私は断固、九州説である。
ともかく、邪馬台国が大和だという本拠地を見たかったのである。
まず、屋根に渦巻きの飾りがある楼閣を観にいった。そして。唐子・鍵考古学ミュージアムへ。ここでも、ボランティアの解説員がいて、丁寧に説明をしてくれた。
それからマキムクの石塚古墳を観た。3世紀前半から中頃のものとされている。私は前方後円墳がそんなに早いはずはないと思っている。
このあと、卑弥呼の墓といわれる箸墓へ。こんな大きな前方後円墳が卑弥呼の墓のはずはない。年代がまるで違うだろうと思うのだ。この墓はヤマトトトヒモモソヒメの墓とされる。魏志倭人伝に描かれる卑弥呼とまるで違うではないか。安本美典氏がいうように大和説論者は卑弥呼の宮殿・墓を捏造しようとしていると思ってしまうのだ。
このあと「桜井市埋蔵文化財センター」にいった。


箸墓

道の駅のすごしかた

2016年10月27日 09時22分48秒 | 旅行
私はいま、道の駅平群に8連泊しています。この道の駅は奈良の観光にはすごく便利なのです。
今日は天気予報では雨ということで、その通り、9時くらいから猛烈な雨になりました。
道の駅のすぐ近くにスーパーがあって、ここで食料の買い出し。午後には雨があがったので銭湯を探して入浴してきました。
そうそう、最近は道の駅にフリーのWiFiスポットが設けられているところが多くなっているのです。スマホデネットは使えるのですが、パソコンでは使えません。そういうことで道の駅でネットが使えると、休養日の時間はすごくたのしくなります。


平群のマスコットキャラクター

平城京跡から御陵めぐり

2016年10月26日 18時18分35秒 | 旅行
2016年10月26日
昨日は雨なので休養日にして、マクドでパソコン入力したり、ネットで近くの銭湯を探してゆっくりした。
今日は佐保路を歩く。私は車で旅をしているのだが、今回は車を使わずに近鉄で西大寺に行くことにした。車は、私の行動開始が通勤ラッシュに重なって渋滞し、おまけに駐車場に苦労するのだ。
大和西大寺駅から平城京跡に向かう。復元された大極殿が立派であった。かなり時間をかけて、平城京跡を散策した。おかげで散策を終えたのは12時半であった。
佐保路を歩き始める。法華寺を通って、海竜王寺へ。ここで「ウォーキングin奈良」というイラストマップをみて、この近くに平城天皇陵や孝謙天皇、神功皇后の陵があることを知った。佐保路歩きの予定を変更して、ウワナベ古墳からこれらの陵巡りをしてしまった。近鉄の平城駅に着いたのは15時45分であった。


平城京大極殿


神功皇后陵

奈良公園を散策

2016年10月24日 19時04分20秒 | 旅行
2016年10月24日
今日は奈良公園を散策する。奈良の観光地としては最も人が集まるところである。近鉄奈良駅から歩き始めたが、観光客が列をなして歩いていた。興福寺の境内を散策して、東大寺の南大門に向かう参道に着くと、もう人がいっぱい。外国人も多い。西洋人も多いが、特に目立つのが韓国人・中国人。日本は彼らに占領されてしまうのか…と思ったりする。修学旅行生もいっぱい。私も高校の修学旅行で訪れているのだが、今日はその修学旅行コースを、昔を懐かしみながら歩くつもりだ。私は修学旅行生が行列をなして、キャアキャアいいながら歩いて姿はけっこう好きなのだ。
南大門→大仏殿→戒壇院→正倉院→東大寺講堂跡→二月堂→三月堂→手向八幡宮→若草山→春日大社→若宮神社→ささやきの小径→志賀直哉旧居→頭塔→浮き御堂→奈良ホテル→猿沢の池→興福寺→奈良国立博物館
と巡ってきたら15時になっていた。ちょうどいい時間である。
今回の近畿旅行の大きな目的は「正倉院展」を観ることだったのだ。日中は混雑するので終了2時間前くらいが空いてくるのだ。待つことなく入館できた。でも、有名な展示物の前では人がいっぱいでよく見えない。それに、今日一日歩き回って疲れているため、身をいれて鑑賞することができなかった。何をしてるんだか…。


興福寺


人がいっぱいの南大門への道


奈良国立博物館