三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

5月は走馬灯のように

2013-06-21 11:24:18 | 食日記
〈4月30日から5月6日までの食事〉
(メイン写真は5月3日のもの)
ゴールデンウィーク進行というものがこの世の中にはあるのです。
祝日が続くということは、各企業が貴重な営業日であるはずの平日に、営業しなくなるということでもある。
同時に、私だってカレンダー通りに休みたい。
だから、5月の連休までにあらかた仕事を終わらせなくてはいけない…これぞゴールデンウィーク進行という名の地獄なのでした。
要するに、切羽詰まって、記憶が飛んでいる。
だからか、この5月はあっという間に過ぎていった印象があります。


4月30日



前日夜に作ったもの(しかも美味いもの)をアレンジして乗り切ったり


5月1日



レトルトカレーはやはり強い味方だったり



5月2日



何日か家を空けるのだからと、必死に冷蔵庫の有り合わせでどうにかしたり
(そのくせ飲みに行ったり…大岡山の樋川、やはりすてきな店です)


5月3日



ここで休みに。
実家に帰り、高校生の頃からの友達と夕食を食べに行って、ようやく一呼吸ついた気がいたします。
食べ放題のしゃぶしゃぶを眠くなるほどに食べ、セットでついてきたアイスクリームに狂喜乱舞し、食べ進めながらも話は尽きない。
(ちなみに花畑牧場とのコラボ企画で、バニラアイスにメロン味の生キャラメルソースをかけるというもの。
本当に美味しかった)
また今度!


5月4日



遠出せずに、だらだらと実家で過ごす。
昼には母にホットケーキを焼いてもらったのだが…きれいな円形に、きれいな焼き色。
以前私が苦戦したものとは大違いである…。
様子を見ていると、熱くなり過ぎたフライパンを濡れふきんで冷ます作業を、結構念入りにしているようだ。
勉強になった。


5月5日



この日もだらだらと。
夜には母と妹とで家飲みパーティーを…って、この昨晩もやりましたが。
思いつきでやってみたカクテルが美味しかった。
地産の苺のリキュールベースのカクテルを、ビールと半々で割るのだ。
そのまま飲めるようになってるけど甘過ぎてしまう苺のカクテルが薄まり、苦みと爽快さが加わっていい感じ。
今度は他のものも試してみよう。


5月6日



東京に戻る。
夕食は簡単に済まそうとスーパーの惣菜コーナーを覗くと、この日・5月6日は、語呂合わせによりコロッケの日であるらしい。
へえ、なんて思いつつも、つい隣のメンチカツを取ってしまった私である。



ランキングが変わります

2013-06-20 22:05:06 | こんなものを食べてみました。
<4月29日の食事>
朝:フルーツグラノーラ+ヨーグルト ココア
昼:牡蠣ペペロンチーノ
夜:エビと野菜のアヒージョ バケット すもっち入りポテトサラダ 大根とがんもどきの煮物

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全然ブログを更新できていないこともあり、4月上旬に行ったおとりよせイベントの話はまだまだ続きます。
改めて記事にリンクを貼りますと、こちらになります。

「いざ、おとりよせ王子の聖地へ」

さて、その買ってきたものを機に、塗り替えられたのである。
何が、というと好物ランキングだ。
結論を言えば、この牡蠣のオイル漬け「花瑠&花星(オイル&オイスター)」は、このイベントで買ってきたものはおろか、我が好物ランキングの中でも5本の指に入るくらいの立ち位置に躍り出たのである。
つまりは、それくらい美味しかったのだ。

当初、実を言えばそんなに期待していなかったのだ。
何しろ、牡蠣はそこまで好物ではなかった。
生の牡蠣に至っては、食あたりが怖いよりも前に、まずぐにっとした食感が苦手だと思うほどだ。
フライにすれば美味いが、総合的に考えると、世間様がありがたがるほど、私はこれを享受できていないな。
そういった存在だったのだ、牡蠣って。

瓶詰め1つが1500円という価格も手伝って、買うのには躊躇していたこちら。
それが購入するに至ったのは、試食したらびっくりするほど美味しかったから。
牡蠣に対する姿勢が180度変わったのだから、試食って偉大だ。
そして、こんな商品を作った作り手さんも。

生で食べられるほどの新鮮な牡蠣を、さっと醤油で焼いてから、瓶詰め。
瓶の中で熟成されていった牡蠣は、私が知っている牡蠣ではない。
とても柔らかく、ぎゅっと旨味が詰まっている。
書いている側から、もう食べたい。
こんな美味しい食べ物があったのだなあ…。

そのままパクパクと食べ進め、1瓶食べきってからリピート買いし、ようやくアレンジにまで手を出したのがこのメイン写真。
牡蠣のペペロンチーノ!
普通ならオリーブオイルを使うところに残りオイルを使った、「おとりよせ王子」飯田くんの受け売りの一品。

ちなみに、スパゲッティではなく、この素麺を使用。
味のベースが醤油だから、合うに違いないと睨んだのだが、読みはばっちり。
ほとんど味付けをしていないのに、何とも芳醇な味わい。
美味しくいただきました。

更にリピート買いし、現在3代目が冷蔵庫に鎮座する現在。
美味しいものを教えていただいて、マンガ「おとりよせ王子 飯田好実」に感謝。
そして、作り手の倉崎海産さんに敬意!




日曜の19時に日テレを

2013-06-17 10:40:50 | 行きました。
〈4月28日の食事〉
朝:どこかで買ったレーズンとクルミのパン ココア
昼:味噌のせ焼き鮭 アスパラとまいたけの炒めもの 大根とがんもどきの煮物 ごはん 海苔の味噌汁
夜:空芯菜の炒めもの イカのバジル炒め タイ風さつまあげ カオマンガイ タイガービール @ソンクラン/学芸大学

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日曜の19時台に行ったのは、タイ料理の筈である。
そして、食べたのも確かにタイ料理だ。
内装だって、カウンターやロフト的に小高くなっている部分があったりして、きちんとレストランの趣だ。
だのに、なぜ実家を感じたのか。

飲食店が流す映像には、大きく2種類あると思う。
その店のイメージに添うようなかっこいい映像を流すタイプと、何の気なしに、その時放送中のテレビ番組を流しておくタイプと。
このお店は後者で、私が実家を感じたのはまさしくこの点であるらしい。

お店で流れていたのは、日本テレビの『THE 鉄腕 DASH』。
私が上京する12年以上も前からやっていて、今でも尚好きな番組であるが、何故実家と結びつくかといえば、現在テレビを持っていないから。
鉄腕DASHを観ていたのは、帰省中の日曜の実家で、あるいは妹と二人暮らししていた時に、その家で。
だから少し、郷愁めいた気分になる番組なのでもあった。

DASHが終わったあとは、そのまま後の『世界の果てまでイッテQ』が流されていた。
これまた、実家でのテレビそのままのパターンである。
懐かしい気分に浸りながら、店をあとにした。


怠慢と敬意

2013-06-15 13:24:26 | 食雑記
〈4月22日から27日の食事写真と雑記〉
ゴールデンウィーク進行で色々と余裕がなく、食事も雑に済ませていたのがわかる写真たちよのう…
メイン写真は27日の食事です。



さて、これはこの4月下旬に起こったことではなく、最近見た光景の話である。

平日、夜23時頃のスーパーでのこと。
仕事帰りに店に寄る客がとても多かったようで、レジ前には長蛇の列が。
前の方を確認すれば、レジ2つで応対している。
「混むっていっても夕方頃のピークと比べたら大したことないんだろうし、そりゃあ店員の数も減らすだろうなあ」と納得、最後尾に並んだのであった。



レジに並ぶ間は暇である。
ついつい余所見をして、「ああ、何か変わったアイスがあるぞ!」なんて、気づかなければ良かった事を知ることもしばし(夜中の甘味は危険だからね。ちなみに米ブランド・ゆめぴりかのアイス)。
そんな風にあちこちをキョロキョロと見て、隣の列に目をやってギョッとした。
並びながらカゴを床に置いてスマートフォンをいじっている男がいたのだ。
しかも、一人だけではなく、そんな輩が2~3人。
なんだ、そんな行為はそんなに一般的だったのか。

それ、衛生的にどうなのか。
いや、その前に、マナーとしてどうなの。
こんな風に床に置く人が多いなら、包装されてない食べ物を安直に放り込むのも考えものだなあ。
いや、カゴをいったん床に置いて、取り出しにくいものを両手で取るくらいだったら、まあまあ見られる行為だし…。
色んな思いが去来する。



と思っていたら、もっとギョッとした。
最初に目についた男、列が進んでもカゴを引き上げて持たずに、カゴを蹴りながら前に進んでいたのである。
スマートフォンはいじりっぱなしだ。
そもそも、持ち歩くのが億劫なくらいたんまり買ってるのかよと見れば、ドリンク2本に惣菜パック一つ。
ちっとも重くないだろう。
あんた、床を引きずったそれを食べるのかよ…と、何だか鳥肌がたったのであった。



その光景に、解せん、許せんと感じたのであった。
その内訳を分析すれば、まずは先にも述べた通り、衛生的・生理的に疑問が沸くということ。
そして、食べ物を足蹴にするという行為に対する嫌悪感。
足蹴にするという行為からは、それを大事にしようという心持ちは感じられない。
食べ物は大事にしようよ、その命をもらって生きてるんだぜ?
それとも私の考えが古いというのか?



以前、「街で見かけた、こうはなりたくない女性の姿」を綴ったコラムで、「疲れているのか知らないけど、イライラした表情で、スーパーの店内でカゴを蹴りながら移動する女性を見かけた」という話を読んだことがある。
その時は「そんなやついるもんか」と鼻白んだものだけど、いるところにはいるものなのですね。

こうはなりたくないし、友達にもなりたくない。
そう思わせた、ある夜の出来事であった。

雲のようなハンバーグ

2013-06-06 10:38:56 | 買いました。
〈4月21日の食事〉
朝:フレンチトースト 紅茶
昼:昨日の焼きそばの残り 烏龍茶 トマトジュース
夜:三元豚のハンバーグ二種 ゴボウとレンコンのニンニク醤油炒め サラダ 炊き込みご飯 きっと何らかのお酒

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こちらのハンバーグは、吉祥寺のおとりよせイベントで購入したもの。
以前書いたレバーペーストと同じ、平田牧場のブースで買ったものである。

で、このハンバーグがとても美味しかったのだ。
生地がかきめ細やかで、ふわっとしている。
肉汁が、涌き出るように溢れる。
正直、メインだったはずのレバーペーストよりも気に入ってしまった。

後日、銀座にある山形県のアンテナショップに行ったところ(平田牧場は山形県にある)、レバーペーストはあったものの、このハンバーグはない模様。
これを扱わないなんて勿体ない!
取り扱いの開始を望むとともに、都内の店で買ってばかりいないで、そろそろお取り寄せってものをすべきなんでしょうねえ。


焼きそばは豆苗で

2013-06-05 23:57:56 | 作りました。
〈4月20日の食事〉
朝:フルーツグラノーラ+ヨーグルト 紅茶
昼:ソース焼きそば
夜:豚と白菜の鍋 刺身盛り合わせ 日本酒色々 など @樋川/大岡山

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以前書いた、焼きそばの麺をほぐす方法を試す。
さっと湯がいたところ、確かに麺が絡まない!
更には3人分をひとつのフライパンで作る困難が身に染みたため、具材を2:1に分けて2つのフライパンで炒めてみる。
ああ、具材をよく混ぜられるって、こうも楽なのか…。

などと色々と学んだのだが、もうひとつ、お伝えしたいことがあるんだ。
「焼きそばにおけるキャベツの、味薄いよね問題」。
殆んど内容を述べてしまっているが、つまりはこうだ。

麺以外の具を炒める際に下味をつけるなどを気を使わずに、添付のソースだけで仕上げようとすると、どうしたってキャベツの味は薄くなる。
おまけに食感が麺と混じらず、味も歯触りも異形のものが紛れ込んでいるような感じになる。
そういう焼きそばばかりを食べてきたせいで、すっかり焼きそばの中のキャベツが嫌いになってしまった。
そんな訳で、食べられるが、真っ先に拾いだして片付けている。

自分が濃い味好きだからなんだろうが、このキャベツ味薄い現象は見逃せない。
だったら入れなきゃいい話だが、野菜も入れておきたいというのが人情というもの。
だったらどうしたいと言えば、そう、豆苗の出番ではないか。

豆苗は「苗」という字が使われているだけあって、もやしよりもずっと細い、細い茎のような形状の植物である。
だから火の通りも早い。

それは何を意味するかって、味が染み込みやすい。
また形状的にも、麺と一緒にすすり上げるのに適している。
おまけに、下準備も凄く楽(根っこからキッチンハサミでバチバチカットするだけ)。
こう挙げていくと、これより他に焼きそばに適した野菜はあるだろうかという気にもなる。

そんな訳で、豆苗を支持する次第である。

塩辛いにも上がいる

2013-06-03 06:32:21 | 食雑記
〈4月19日の食事〉
朝:余ったおかずのっけチーズトースト フルーツグラノーラ+ヨーグルト 紅茶
昼:お弁当(ごはん、塩鮭、野菜と卵をまとめたやつ、野菜いため)
夜:バターチキンカレー ナン チャイ @スルターン/飯田橋

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食事の用意をするのが億劫だったり、時間の余裕がないとき。
強い味方といったら、塩鮭である。
焼くだけで格好がつくし、安価だし、何よりちゃんと美味しい。
下手したら、ご飯を炊くよりよっぽど楽なんじゃないだろうか。
だからこそ、週の後半のお弁当に登場しがちなおかずなんである。

さてそんなパック売りの塩鮭だが、いつも「甘塩」と書かれたものを買っている。
取り立てて味の濃さに好みがあったわけじゃないが、削れるところでは塩分を削っておこうかという、健康志向の現れであろう。

ところがこの前日は、スーパーに入った時間が遅かったせいか、甘塩の鮭は売り切れ。
残るは「中辛口」と書かれたパックか、味付けされていない生の鮭のみ。
欲するのは時間節約のための塩鮭なんだから、生の鮭というのは選択肢になかった。
そんな訳で「中辛口」を買ったのだが…

食べてみて驚いた。
びっくりするほど塩辛い。
ひとたびほおばれば、口の中はさながら海である。
こうと分かれば、他のおかずは味を激薄にしたのに…!と、何だか全ての行動が裏目に出ている思い。
四苦八苦しながら食べ切ったのであった。

これを平気で食べられる人がいるのか。
それとも塩抜きして使う前提なんだろうか…よく分からない。

だがこれを、殆どの人はただ焼いて食べているとしよう。
この塩分をよしとする人も、少なからずいるんだなあ、としみじみ思う。
私は味を濃くしがちな北関東の出身であり、実際のところ味を濃くしがちという自覚がある。
けれどそれも足元に及ばないくらいのしょっぱさだったのだ。

上には上がいる。
そんな思い。

厚揚げよ楽よのう

2013-06-01 12:07:08 | 食雑記
〈4月18日の食事〉
朝:さやえんどうのピザトースト フルーツグラノーラ+ヨーグルト 紅茶
昼:お弁当(ごはん、厚揚げのチーズ挟み焼き、キャベツのおかか和え、レンコンのキンピラ)
夜:クリームチーズサーモンとポテトのサンドイッチ ミルクティー(ローソンで購入)

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豆腐が豆腐と分かりやすく食べるやり方の豆腐が苦手なため(冷奴が苦手、麻婆豆腐なんかは好き)、今まででそう厚揚げも食べてこなかったのです。
けど、厚揚げって便利ですね。
焼くだけで立派なおかずになる。
おまけに大豆の恵みもとんと味わえる。
これからは積極的に取り入れていこうと思います。