ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

ふたりごはん 

2010-03-30 | 食べること。



次女の引越しから戻ってきて一週間がたちます。

先日、実家に寄ったら、母が
「夫婦ふたりになって淋しいやろ?」と聞いてきました。
それが、全然(笑)

高校生のときから次女は合宿やレースで留守がちだったし、
大学が決まってからは、ケーキ屋さんのバイトで帰りが遅く、
夫婦ふたりの夕飯も多かったので、なんとなくその延長線上のような・・・。

女子高生の賑やかな会話がなくなって、毎日が静かではあるけれど、
今のところ、どちらかというと朝錬なし・お弁当なしの開放感のほうが大きいかも(笑)

夕飯の献立も、次女の好き嫌いを気にしなくてもよくなりました。
つまり、
主人の好みでよい→干物・湯豆腐でO.K→手抜きできる
そういう意味でも、開放感がありますね~

しかし、毎日手抜きするわけにもいかないので、
週末は義母も呼んで、土鍋で鯛ごはんを炊きました。
昆布とグリルで焼いた鯛をのっけて、薄味のだしで炊くだけ。
鯛の香りや風味がついて、とても美味しかったです~

ただ、美味しいものを頂くと、限られた食費で自炊してる
長女や次女にわるいなあ、と罪悪感を感じてしまうのですよね。
だから、こどもたちに「ごめんね」と一応謝ってから食べてます 

今度帰ってきたとき、つくるからね~



   :::::    :::::    :::::



↓日曜日、山遊びに出かけた主人が、たらの芽を第1号を見つけてきました。
 早っ!!




例年なら、4月の下旬~連休前に出はじめるのに。
今年はほんまに寒い(きのうは雪が降りました~)と感じていますが、
自然界ではやはり暖冬???
コメント (6)
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お引越し

2010-03-25 | 日々のこと。
三月に入って、本当に目まぐるし日々が続きました。

次女の卒業式、引越しの準備、確定申告・・・。
その間、長女が帰ってきたり、絵本のサークルで出してる冊子の
原稿の締め切りがあったり、おまけに忙しい盛りに熱を出して寝込んだり

まあ、どうなることやらと心配しましたが、
先日、無事次女の引越しを終え、東京から帰ってきました。


東京はお天気もよく(春の嵐と遭遇しましたが)、暖かくてびっくり!
桜もちらほら咲いているのを見かけました。
で、こちらに帰ってきて、あまりの寒さにまたびっくり!
まあ、この雨と寒さは全国的なもののようなので、
雨女の私にしては、ちょうどよい時期に東京へ行けたのかな、と思っています。


長女の引越しのときは、京都ということもあって、
電化製品やベッドは配送してもらったものの、
必要なものをこちらでほとんど購入し、主人の車で運びました。
だから、片付けさえすめば、その日から生活ができたわけです。

でも、今回はさすがにそういうわけにはいきません。
長女のときと同じように、大きなものはネットで注文して
当日配送してもらえるように手配。
身の回りのものだけ引越し業者の単身パックで送り、
生活必需品は現地調達、ということにしました。

これが、大変だったんですね~

引越し一日目。
お箸もコップもやかんもありません。
コーヒーを持って来てたのに、飲むこともできません

引越し二日目。
1ℓの牛乳を買ったけど、カップ類がありません
次女がたまたま持ってきてた、小さなタッパで飲みました(笑)
午後、ようやくお鍋やお茶碗を買いに行き、
夕食はなんとか炊飯器でご飯を炊くことができました。
(おかずはまだスーパーのお惣菜)

引越し三日目。
朝、ご飯を炊いて卵かけご飯をたべようとしたら、
お醤油をまだ買っていないことに気づきました~
持ってきてた白だしを少しかけ、海苔とお土産用に買っておいた
佃煮を開けて食べました(爆)
夕飯には、何かひとつくらいつくろうと、
次女がタマネギとジャガイモのお味噌汁をつくってくれました。

・・・と、まあ、普段味わえないような不便な生活を体験し、
それがまたけっこう新鮮で。
一日一日、生活が整っていくのを実感しました。

もうひとつ大変だったのが、家具などの組み立て。
ベッドにメタルシェルフ、キッチンラックに食器棚!
食器棚が完成したときは感動しました~
もう、何だってつくれそうです(笑)


引越し四日目には、午前中に掃除をすませ午後からやっとお出かけ~
せっかく東京まで出てきたのですからね~
さてさて、どこへ行きましょう。

近場で、次女が行きたいと言っていた吉祥寺へ行くことに決定。
吉祥寺といえばはるか昔、ドラマ「俺たちの旅」が好きだった私は、
学生時代に東京へ行ったとき、わざわざ舞台にもなっていた
井の頭公園へ行ったことがありました。
なんと、それ以来です。
まさか、娘を連れて来ることになろうとはねえ・・・。

吉祥寺では、ふたりであちこちショッピング
バッグと春物のセーターを衝動買い。
LEMON DROPでケーキを食べて、ハーモニカ横丁をうろうろして。





そういえば、東京に滞在した数日間。
主婦だからといって時間を気にすることもなく、
何のしがらみもなく(もちろん娘はいるけれど・笑)、
意外に私は久しぶりの自由を満喫していたのかもしれません。

それに、中学・高校と部活の練習、合宿、レースなどで
あまり家にいることのなかった次女と、
こんなに長くべったり一緒に過ごしたこともなかったかも・・・。

普段は強がり言ってる次女が、お母さんがいなくなると淋しい、と
ぺったりくっついてきたり、意外にカワイイ一面を見ることもできました。
(今だけでしょうけどねえ・・・)
心配していた喧嘩も、一度もしなかったし(ほっ)


ただ、残念のは・・・。
家を出て行く娘に、贈る言葉らしきことを
何ひとつ言っていなかったことです。
まあ、一緒に引越しに行ったし、毎日忙しくて
そういうことを考える余裕もなかったわけなのですが。

ところが、仕事で忙しかったはずの主人が、
なにやら感動的なメールを送ったりしたようなのですよ。
めったに文章でメールを送ることのない主人が!
(しかも、前もって考えていたらしい)

自分だけ、ずるい~~~

コメント (2)
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よみがえる Summer

2010-03-10 | 日々のこと。
4年間ほど使っていた携帯電話がmovaだったので、
先日ようやくFOMAに買い換えました。

正直なところ、movaとはいえコロンとした形や色も気に入ってたし、
使い慣れていたのでまだ買い替えたくはありませんでした。
それに、携帯のメロディをつくる機能で、子どもたちが
久石譲作曲の「Summer」をひとつひとつ音符をひろいながらつくってくれ、
それを着信音にしていたので手放す気にはなれなかったのです。

でも、家族間の通話が無料なのはFOMAだけ。
これまで、長電話になる長女との通話には主人の携帯を借りていました。
しかし、次女も家を出ることだし、そろそろFOMAに替えないと不便かな、
と、mova(とSummerの着信音)を手放す決心をしました。

データを移し変えてもらうとき、一応お店の人に
つくったメロディも移せないか聞いてみましたが、
できそうにないとのこと。

新しい携帯は防水機能もついてるし、おサイフケータイにもなります。
(たぶん、あまり使わないと思うけど)
去年の夏に新しい携帯を買ったばかりの次女も、
「この携帯、けっこう新しいやん」と、勝手に私の携帯で遊んでいます
でもね、Summerがあきらめきれない・・・

その話をすると、ちょうど春休みで帰ってきていた長女と次女で
赤外線で送れるかもしれないと言いだし、二人であれこれ操作して、
なんとSummerを新しい携帯に送ってくれたのです!
それをデータに保存して、着信音に設定して・・・Summer復活!!
(って、全部子どもたちがしてくれました・笑)


ん!?、ということは・・・
「え~、ほな、私のにも送れるやん」
「私も~」
「わしも~」(←これは主人)

家族みんなの着信音がSummerに

「えー、お母さんのメールの着信音やったのに~
 それやったら、著作料とろうかなあ」
すると子どもたちが声をそろえて、
「つくったのは私たち
・・・そうでした


子どもたちは家にいないのでいいのですが、
毎日同じ事務所にいる主人と、着信音が同じなのは紛らわしいかも。
う~ん、主人にはめったにメールがこないし、まっ、いいか・・・

コメント (8)
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卒業Ⅱ

2010-03-01 | 日々のこと。
今日は次女の高校の卒業式でした。

長女が中学校に入学してからというもの、2歳違いとあって
次女の入学、長女の卒業・入学、次女の卒業・入学、
長女の卒業・・・と、続けざまに過ぎていったような気がします。

そして、5年間の高校とのつながりもこれで終わり。
早いものですねえ・・・。

我が家から歩いて数分の小・中学校と違って、
町のはずれにある高校には自転車で15分はかかります。
雨の日も雪の日も、カッパ着てチャリ通があたりまえ。
傘差し運転は厳禁で、見つかると親も校長室に呼び出されるとか。
違う高校出身の私は、それを聞いてびっくりしたものです。

自分も同じ高校を卒業した主人は、少々雪が積もっても
「これくらいの雪、自転車でいける。 みんな、そうやって通ったんや」って。
一方私はといえば
「え~、大丈夫~」とおろおろ
梅雨時や台風のシーズン、雪の積もる冬は、私が毎日
天気予報を見て一喜一憂するありさまでした。
(実は雪の日よりも、よく晴れて凍てついた朝のほうが
 自転車で滑る生徒がいて危ないのでした)

カッパを忘れた日は、途中で雨が降り出さないかと心配し、
地元で悲惨な事件の起きた後は、部活で帰りが遅いと不安になり、
まあ、娘を持つ親というものは、よけいな心配までしなければいけませんでした。
でも、とりあえずそんな心配もする必要がなくなります。
(次は、都会でひとり暮らしという心配がふえますが
 
それに、小学校から悩みのタネだった学校の役が回ってくることもなくなるし、
朝練や、毎日のお弁当つくりからも開放され、「終わったー!!」と
諸手をあげて喜びたいところではあるのですが・・・。


・・・何なんでしょうね。
ぽっかり穴があいたような、
ぷつんと緊張の糸が途切れたような、この思い。

長女が卒業したときはまだ次女がいて、
感慨にふける間もなくあわただしい日々が続きました。
今も本当は引越しのことや来たるべきひとり暮らしの心配が大きくて、
淋しいというわけではありません。

ただ、夕飯のときや洗濯物を干しているとき、
賑やかな夕飯もあと少しか、とか、もうすぐ洗濯物が少なくなるんやなあ、
なんてふと思ってしまうのですよね。

思えば、地方で暮らしていて、子どもたちが進学するとなると、
たった18年間しか一緒に過ごせないのです。
小さい頃は、毎日毎日いつまでこんな日が続くのだろう、と思って
ため息をついたこともあったのに。
子育てって、「忙しくて大変」と髪を振り乱して過ごしたころが
一番幸せな時期なのかもしれませんね。


今日の卒業式。
はじめて主人といっしょに行きました。
長女の幼稚園入園以来、ずっと入学式や卒業式の類を逃げてきた主人。
もうこれで最後やよ、と半分脅して、主人に出席してもらうつもりでいたのに、
次女に「一緒に来たら?」と言われたもので・・・

自分の母校でもある高校を久しぶりに訪ねて、
一体どんな思いがよぎったのでしょう。
少しは気になります(笑)

で、長くて退屈な式の間、ふと隣の主人をのぞき見ると・・・
こっくりこっくり半分夢の中でした~

ああ、高校時代の主人を垣間見たような気分 



   ::::::::::::::::::::



 追 記

卒業式、卒部式を終えて、夕方次女が帰ってきました。
卒業証書と、いっぱい寄せ書きしてもらった卒業アルバムや
後輩からもらった小さな花束を抱えて↓





午後から降り出した雨に、最後までカッパも大活躍。
三年間、ご苦労さまでした。

コメント (14)
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