システム担当ライブラリアンの日記

図書館システムやサービス系の話題を中心に。最近、歩き旅の話題も。

蔵書検索とかが変われば、いわゆる情報リテラシー教育が変わるのは当然という話

2013-11-22 22:50:16 | ユーザサービス一般
最近、古い資料を整理していると、2010年頃でしたか、九大図書館の工藤さんが次世代OPACか何かの発表された資料と、ブログ「ささくれ」で有名な彼が送ってくれたメモが出てきました。

記憶に基づいて書いているので少し違っているかもしれませんが、
工藤さんの指摘の中に、蔵書検索が変わってきているのだから、(いわゆる)情報リテラシー教育が変わるのは当然、ということがあったようです。

私も去年からNII主催の情報リテラシー教育関係の研修で講師を務めさせていただいて、同じような文脈の話もしています。
ふと思ったのは、なかなか変わらないなぁということ。

確かに意識の変化には一定の時間が必要ですが、それにしてもと。
今年のその研修では、複数の講師が蔵書検索の使い方を教える段階はとうに過ぎていると話したと聞きました(若干、意訳あり)。
当面は繰り返して言い続けるのしかないのでしょうが、その間に状況はどんどん変わっていますし。

ちなみに、大学の学習空間を研究しているW大学のゼミ生達から、コモンズについてインタビューを受けたことが最近あります。
その中で何か変わったと感じることは、と聞かれたように思います。
少し考えて答えたのは「あまり変わっていないのかも」と。
少々物事を悲観的に捉える癖でも出てきたでしょうか。
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