システム担当ライブラリアンの日記

図書館システムやサービス系の話題を中心に

(図書館総合展)OPACを超える瞬間、サンメディア主催. 2009.11.12.

2009-11-15 00:25:13 | イベント参加
(*)他にこんな詳細な記事もあります。
・どろぶねMk-Ⅱ
 http://dorobunemk2.blog42.fc2.com/blog-entry-27.html
・図書館退屈男
 http://toshokan.weblogs.jp/blog/2009/11/11th_3rdday.html <2009.11.28.追加>
 
#参加者数:会場が満席にならないほど

なお、最後に田邊さんから種明かしがありましたが、このフォーラムのタイトルは、
リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間
から取られたそうです。
私も読んだことがありますが、お勧めします。

■次世代OPACとは?(九大、片岡さん)
●OPACに代わる検索プラットフォームがなぜ必要か?
・人の行動様式の変化
・九大「とにかく検索」(アクセス統合)

・ブランド化=学生の覚えやすさ
・主に海外事例紹介

■OPACを超える瞬間:開発の現場から(Primoを中心として) (慶応、田邊さん)
●事前説明
・学外秘の事項が多く、資料と配付できるものはない。
・「慶応だからできるんでしょ!」ではなく、互いに知恵を出し合って、危機を乗り越えることが大事。
・「いい話が聞けた」で終わらせず、つなげていく、続けていくことが大事
  #ほんとに、ポイント

●時期システム移行の背景
・国内システムベンダーの閉塞感
・一大学でシステムを維持することの限界  ◆
・使われないOPAC
・爆発するソーシャルメディア, Twitterなど。
・「個」の時代(Web3.0)の到来
●慶応図書館システムの変遷
●選定ポイント
●ExLibiris製品の Alephとは別に個別に
 Inovative製品は、機能拡張
●Aleph OPAC か、Primoか、もしくは両方か → 11/20決定予定
●OPACとPrimoの位置付け、検索対象
 ・OPACは、紙資料(館内資料)対象。
 ・Primo日本語画面の紹介
  ランキングロジックの調整中
  "Back Office" 管理画面
●Alephの周辺(外側)がないと、運用できない。
●(余談的に)Biglobe感性検索 温泉版
 右側の「フィーリング」(ファセット)で好みも検索できる。

■eXtensible Catalog による情報アクセスプラットフォーム(九大、片岡さん)
●XCとは
・メタデータ管理も
・2010年1月に正式版リソース
・九大では、NTT-Data さんと共同で、作業中
・リリース後は、サポート組織(NPO)を結成
・ユーザインターフェース: ファセット、
・システム間接続: OAI-PMH によるデータ同期、図書館システムとも、認証システムとも

・NALISにMARC21で、SS360 から入れる。
 CiNiiのAPIで、論文情報を取り込む
 リポジトリも
●九大での導入(進捗)

■ディスカッション
●どうすれば導入できるか?
・合意形成、予算、パートナー戦略

・慶応の選定ポイント:
 サービス、メンテ体制
 次世代型OPACではなく、多面的な情報検索ツール
 収書・予算管理
 価格
 -流れ:RFP作成→提案依頼(9社)→3社による提案コンペ→2社による最終選考→ExLiris社へ
・予算は従来予算額を超えられなかった。
 →人員削減も含め、シミュレーション

・九大:"要るよね"では通らなさそう
 → 論文、上長にも
 → ベンダーさんも今ひとつ。ベンチャーさんも。
 結局、NTT-Dataさんが「将来に向かってやっていきたい」と。

・筑波大 (2010年3月リリース、4年リース) (宇陀先生)
-合意形成:前回更新後に、企画書を作成開始→次世代OPACで行こうと
 日本のシステムベンダーにも頑張ってほしかったので、リコーさんに働きかけ。
 外国製品との見劣りも感じるが、頑張りたい。 
 "情報環境機構"とのヒヤリング。企画書が役立った。
「準備が必要」 ◆ #痛い

この辺で、他機関やベンダーとの連携で、片岡さんから
「阪大の久保山さん、来てます?」と振られる。
 →MLのnxopacの紹介など
  つづけて、最初の田邊さんの「続けていくことが大事」を引きつつ、ぜひ皆さんも的なことを言いたかったが、さすがに時間なし。

●製品選択や導入体制は?
(記録できず)

●海外製でも日本の状況に対応できるのか
・日本語検索インデックス、ファセットブラウジング、日英インターフェース

・NTT-Dataさんが外国語大学にも導入していた。
・件名の違い。マッピングは大変。そのままで出してもよいかと。

・(慶応)形態素解析を検討中(?)

●他機関やベンダーとの連携は必要?
・ベンダー、他の導入機関、その他

・情報交換の重要性、共通の議論の場の提供(サンメディア、松下さん)

●従来業務の変革は必要?

・田邊さん:システムありきでよいのか。スクラップ&ビルドで何とか来た。
 現場との調整も必要。
 自館の強みも生かして、どこで戦うのか
  →業務の標準化(塩漬け)。その上の利用者サービス、特色あるサービス作りを。
・農水省の林さん:サービス作りの「夢」も語っていかないと。

■まとめ(田邊さんから)
●流通する図書館 (Web3.0)
データ、システム、スタッフ共に、インターネット空間に浮かせる。
 システム=API、ガジェット
 データ=論文・物理単位
 スタッフ=ブログ、Twitter
●サービスの好循環スパイラル
●RefWorksがフロントでもいいんじゃないか
●次期システム移行のポイントと課題
・Search Time から Think and Create Time へ
 だから、検索が重要だと 
・コアコンピタンスとドメインの明確化
●「OPACを超える瞬間」とは?
 (cf) 「サービスを超える瞬間」

「図書館員が図書館を超える瞬間」
 ↓
「図書館不要論」ではなく、
「図書館リーダシップ論」へ
目指すは "COE" (Center of Excellence)

■最後に(サンメディア、松下さん)
・今日の構成は、片岡さんと田邊さん
・ある意味、オフ会。今後も設けていきたい。
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