![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/7e/822cb454401fad63b00b516741d5efef.jpg)
(*)他にこんな詳細な記事もあります。
・どろぶねMk-Ⅱ
http://dorobunemk2.blog42.fc2.com/blog-entry-27.html
・図書館退屈男
http://toshokan.weblogs.jp/blog/2009/11/11th_3rdday.html <2009.11.28.追加>
#参加者数:会場が満席にならないほど
なお、最後に田邊さんから種明かしがありましたが、このフォーラムのタイトルは、
リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間![](http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=tkuboyama-22&l=as2&o=9&a=4761262788)
から取られたそうです。
私も読んだことがありますが、お勧めします。
■次世代OPACとは?(九大、片岡さん)
●OPACに代わる検索プラットフォームがなぜ必要か?
・人の行動様式の変化
・九大「とにかく検索」(アクセス統合)
・ブランド化=学生の覚えやすさ
・主に海外事例紹介
■OPACを超える瞬間:開発の現場から(Primoを中心として) (慶応、田邊さん)
●事前説明
・学外秘の事項が多く、資料と配付できるものはない。
・「慶応だからできるんでしょ!」ではなく、互いに知恵を出し合って、危機を乗り越えることが大事。
・「いい話が聞けた」で終わらせず、つなげていく、続けていくことが大事
#ほんとに、ポイント
●時期システム移行の背景
・国内システムベンダーの閉塞感
・一大学でシステムを維持することの限界 ◆
・使われないOPAC
・爆発するソーシャルメディア, Twitterなど。
・「個」の時代(Web3.0)の到来
●慶応図書館システムの変遷
●選定ポイント
●ExLibiris製品の Alephとは別に個別に
Inovative製品は、機能拡張
●Aleph OPAC か、Primoか、もしくは両方か → 11/20決定予定
●OPACとPrimoの位置付け、検索対象
・OPACは、紙資料(館内資料)対象。
・Primo日本語画面の紹介
ランキングロジックの調整中
"Back Office" 管理画面
●Alephの周辺(外側)がないと、運用できない。
●(余談的に)Biglobe感性検索 温泉版
右側の「フィーリング」(ファセット)で好みも検索できる。
■eXtensible Catalog による情報アクセスプラットフォーム(九大、片岡さん)
●XCとは
・メタデータ管理も
・2010年1月に正式版リソース
・九大では、NTT-Data さんと共同で、作業中
・リリース後は、サポート組織(NPO)を結成
・ユーザインターフェース: ファセット、
・システム間接続: OAI-PMH によるデータ同期、図書館システムとも、認証システムとも
・NALISにMARC21で、SS360 から入れる。
CiNiiのAPIで、論文情報を取り込む
リポジトリも
●九大での導入(進捗)
■ディスカッション
●どうすれば導入できるか?
・合意形成、予算、パートナー戦略
・慶応の選定ポイント:
サービス、メンテ体制
次世代型OPACではなく、多面的な情報検索ツール
収書・予算管理
価格
-流れ:RFP作成→提案依頼(9社)→3社による提案コンペ→2社による最終選考→ExLiris社へ
・予算は従来予算額を超えられなかった。
→人員削減も含め、シミュレーション
・九大:"要るよね"では通らなさそう
→ 論文、上長にも
→ ベンダーさんも今ひとつ。ベンチャーさんも。
結局、NTT-Dataさんが「将来に向かってやっていきたい」と。
・筑波大 (2010年3月リリース、4年リース) (宇陀先生)
-合意形成:前回更新後に、企画書を作成開始→次世代OPACで行こうと
日本のシステムベンダーにも頑張ってほしかったので、リコーさんに働きかけ。
外国製品との見劣りも感じるが、頑張りたい。
"情報環境機構"とのヒヤリング。企画書が役立った。
「準備が必要」 ◆ #痛い
この辺で、他機関やベンダーとの連携で、片岡さんから
「阪大の久保山さん、来てます?」と振られる。
→MLのnxopacの紹介など
つづけて、最初の田邊さんの「続けていくことが大事」を引きつつ、ぜひ皆さんも的なことを言いたかったが、さすがに時間なし。
●製品選択や導入体制は?
(記録できず)
●海外製でも日本の状況に対応できるのか
・日本語検索インデックス、ファセットブラウジング、日英インターフェース
・NTT-Dataさんが外国語大学にも導入していた。
・件名の違い。マッピングは大変。そのままで出してもよいかと。
・(慶応)形態素解析を検討中(?)
●他機関やベンダーとの連携は必要?
・ベンダー、他の導入機関、その他
・情報交換の重要性、共通の議論の場の提供(サンメディア、松下さん)
●従来業務の変革は必要?
・田邊さん:システムありきでよいのか。スクラップ&ビルドで何とか来た。
現場との調整も必要。
自館の強みも生かして、どこで戦うのか
→業務の標準化(塩漬け)。その上の利用者サービス、特色あるサービス作りを。
・農水省の林さん:サービス作りの「夢」も語っていかないと。
■まとめ(田邊さんから)
●流通する図書館 (Web3.0)
データ、システム、スタッフ共に、インターネット空間に浮かせる。
システム=API、ガジェット
データ=論文・物理単位
スタッフ=ブログ、Twitter
●サービスの好循環スパイラル
●RefWorksがフロントでもいいんじゃないか
●次期システム移行のポイントと課題
・Search Time から Think and Create Time へ
だから、検索が重要だと
・コアコンピタンスとドメインの明確化
●「OPACを超える瞬間」とは?
(cf) 「サービスを超える瞬間」
「図書館員が図書館を超える瞬間」
↓
「図書館不要論」ではなく、
「図書館リーダシップ論」へ
目指すは "COE" (Center of Excellence)
■最後に(サンメディア、松下さん)
・今日の構成は、片岡さんと田邊さん
・ある意味、オフ会。今後も設けていきたい。
・どろぶねMk-Ⅱ
http://dorobunemk2.blog42.fc2.com/blog-entry-27.html
・図書館退屈男
http://toshokan.weblogs.jp/blog/2009/11/11th_3rdday.html <2009.11.28.追加>
#参加者数:会場が満席にならないほど
なお、最後に田邊さんから種明かしがありましたが、このフォーラムのタイトルは、
リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間
から取られたそうです。
私も読んだことがありますが、お勧めします。
■次世代OPACとは?(九大、片岡さん)
●OPACに代わる検索プラットフォームがなぜ必要か?
・人の行動様式の変化
・九大「とにかく検索」(アクセス統合)
・ブランド化=学生の覚えやすさ
・主に海外事例紹介
■OPACを超える瞬間:開発の現場から(Primoを中心として) (慶応、田邊さん)
●事前説明
・学外秘の事項が多く、資料と配付できるものはない。
・「慶応だからできるんでしょ!」ではなく、互いに知恵を出し合って、危機を乗り越えることが大事。
・「いい話が聞けた」で終わらせず、つなげていく、続けていくことが大事
#ほんとに、ポイント
●時期システム移行の背景
・国内システムベンダーの閉塞感
・一大学でシステムを維持することの限界 ◆
・使われないOPAC
・爆発するソーシャルメディア, Twitterなど。
・「個」の時代(Web3.0)の到来
●慶応図書館システムの変遷
●選定ポイント
●ExLibiris製品の Alephとは別に個別に
Inovative製品は、機能拡張
●Aleph OPAC か、Primoか、もしくは両方か → 11/20決定予定
●OPACとPrimoの位置付け、検索対象
・OPACは、紙資料(館内資料)対象。
・Primo日本語画面の紹介
ランキングロジックの調整中
"Back Office" 管理画面
●Alephの周辺(外側)がないと、運用できない。
●(余談的に)Biglobe感性検索 温泉版
右側の「フィーリング」(ファセット)で好みも検索できる。
■eXtensible Catalog による情報アクセスプラットフォーム(九大、片岡さん)
●XCとは
・メタデータ管理も
・2010年1月に正式版リソース
・九大では、NTT-Data さんと共同で、作業中
・リリース後は、サポート組織(NPO)を結成
・ユーザインターフェース: ファセット、
・システム間接続: OAI-PMH によるデータ同期、図書館システムとも、認証システムとも
・NALISにMARC21で、SS360 から入れる。
CiNiiのAPIで、論文情報を取り込む
リポジトリも
●九大での導入(進捗)
■ディスカッション
●どうすれば導入できるか?
・合意形成、予算、パートナー戦略
・慶応の選定ポイント:
サービス、メンテ体制
次世代型OPACではなく、多面的な情報検索ツール
収書・予算管理
価格
-流れ:RFP作成→提案依頼(9社)→3社による提案コンペ→2社による最終選考→ExLiris社へ
・予算は従来予算額を超えられなかった。
→人員削減も含め、シミュレーション
・九大:"要るよね"では通らなさそう
→ 論文、上長にも
→ ベンダーさんも今ひとつ。ベンチャーさんも。
結局、NTT-Dataさんが「将来に向かってやっていきたい」と。
・筑波大 (2010年3月リリース、4年リース) (宇陀先生)
-合意形成:前回更新後に、企画書を作成開始→次世代OPACで行こうと
日本のシステムベンダーにも頑張ってほしかったので、リコーさんに働きかけ。
外国製品との見劣りも感じるが、頑張りたい。
"情報環境機構"とのヒヤリング。企画書が役立った。
「準備が必要」 ◆ #痛い
この辺で、他機関やベンダーとの連携で、片岡さんから
「阪大の久保山さん、来てます?」と振られる。
→MLのnxopacの紹介など
つづけて、最初の田邊さんの「続けていくことが大事」を引きつつ、ぜひ皆さんも的なことを言いたかったが、さすがに時間なし。
●製品選択や導入体制は?
(記録できず)
●海外製でも日本の状況に対応できるのか
・日本語検索インデックス、ファセットブラウジング、日英インターフェース
・NTT-Dataさんが外国語大学にも導入していた。
・件名の違い。マッピングは大変。そのままで出してもよいかと。
・(慶応)形態素解析を検討中(?)
●他機関やベンダーとの連携は必要?
・ベンダー、他の導入機関、その他
・情報交換の重要性、共通の議論の場の提供(サンメディア、松下さん)
●従来業務の変革は必要?
・田邊さん:システムありきでよいのか。スクラップ&ビルドで何とか来た。
現場との調整も必要。
自館の強みも生かして、どこで戦うのか
→業務の標準化(塩漬け)。その上の利用者サービス、特色あるサービス作りを。
・農水省の林さん:サービス作りの「夢」も語っていかないと。
■まとめ(田邊さんから)
●流通する図書館 (Web3.0)
データ、システム、スタッフ共に、インターネット空間に浮かせる。
システム=API、ガジェット
データ=論文・物理単位
スタッフ=ブログ、Twitter
●サービスの好循環スパイラル
●RefWorksがフロントでもいいんじゃないか
●次期システム移行のポイントと課題
・Search Time から Think and Create Time へ
だから、検索が重要だと
・コアコンピタンスとドメインの明確化
●「OPACを超える瞬間」とは?
(cf) 「サービスを超える瞬間」
「図書館員が図書館を超える瞬間」
↓
「図書館不要論」ではなく、
「図書館リーダシップ論」へ
目指すは "COE" (Center of Excellence)
■最後に(サンメディア、松下さん)
・今日の構成は、片岡さんと田邊さん
・ある意味、オフ会。今後も設けていきたい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます