3連休最終日は、県総合に富山―京都戦を見に行きました。
去年6月のPSMでは、同じ県総合で2―1で富山が勝利したこのカード。あくまでPSMですが、J2の富山が当時J1の京都を下した試合でした。しかし、1年数ヶ月の時を経て、両チームとも監督が代わり、選手も大きく代わり、何よりJ2の同じ舞台で戦うことになり、変化の大きさを感じます。そしてその監督は、両チームとも甲府で師弟関係にあり(そのせいか、メインスタンド中央に、甲府サポーターのグループがいたね。昨日の大阪の試合の帰りがけに寄ったのだろうか?)、同じようなサッカーを志向するということで、そのあたりも注目されました。しかし、富山は攻めの要黒部と、守りの要福田が出場停止。。。正に飛車角落ち状態で、その穴をどうやって埋めるのかが、富山にとってのポイントでした。
この日の富山の選手サイン会は、大方の予想通り、その出場停止の黒部と福田でした。しかし、私はタッチの差で、間に合わず。。。黒部は去年サインをもらいましたが、福田は来年も残り、サインをもらいたい!(もちろん、黒部も来年も残って!)
この日の選手オークション出品品。カイの、スケッチブックの「魔法の言葉」とは???
京都の選手達が、ゴール裏のサポーターに挨拶。
富山の選手達が、ゴール裏のサポーターに挨拶。
今日のライカ君
選手入場
京都サポーター
前半キックオフ
前半立ち上がり、いきなり平出の不用意なパスミスから京都にビッグチャンスが生まれるが、宮吉はシュートに持ち込めず。平出はこの日も守備はまずまずよかったけど、パスミスが散見されるのは、なんとか改善してもらいたいな(ボランチで球を失うと、即ピンチになる!)。前半はしばらく京都の時間が続いたが、富山は20分に右サイドを深くえぐられ、ファーで待っていた内藤にダイレクトでボレーを決められ失点。。。スカパーで見た東京戦でも見せていたけど、京都の流れるようなパスワークは良いね。しかし、東京戦ではそれが長続きしなかったから、いずれ富山にもチャンスが来ると思っていたら、徐々に試合の流れが変わる。サイドの突破から、ワントップに入ったケースケや、西野、大西が惜しいシュートを放つが、枠を超える。結局このままスコアは動かず、前半が終了しました。
後半キックオフ
後半富山は、1トップをケースケからカイに代えて臨む。すると立ち上がりから富山ペースで試合は進むが、次第に京都にもチャンスが訪れる。しかし、次のゴールは富山に生まれる。67分に、「そろそろ足が止まり始め、守備をサボり始めたな」と思ってたヨンドクが、左サイドでのキープから中央の朝日へパス。朝日はためて、右にいたカイへ。カイのシュートは右ポストをたたくが、こぼれ球が朝日の足元へ行き、朝日がこれを左サイドネットに突き刺す。これで朝日は、3試合連続ゴール。その後は両者攻め合い、89分には京都の久保のシュートがバーを叩いたと思ったら、そのカウンターからのカイのヘディングシュートもバーを叩くといった場面も。更にロスタイムの終了間際には、苔口が左サイドから抜け出し、GKと1対1になるが、ファーポストの外に外してしまう(京都のDFがよく戻り、プレッシャーをかけた賜物だね)。。。結局、この後の京都のゴールキックが蹴られた時に主審の笛が鳴り、試合終了となりました。
試合終了
京都の選手達が、ゴール裏のサポーターに挨拶
京都の選手達が引き上げる
インタビューは、同点ゴールの朝日
富山の選手達が、ゴール裏のサポーターに挨拶
師弟関係の監督の対戦は、双方攻め合い、引分けだったけど十分楽しめる試合でした。富山は飛車角落ちでも、チーム力が上がってきたことを、実感できました。1トップは、前半のケースケはスピードはあるものの、やはり身長がないので競り合いに不利で、味方もロングボールのターゲットにしにくそうだった(ケースケ自身も、早く飛んだりして何とかおさめようと工夫していたが)。後半のカイは、強さもあるしシュートの鋭さもあるので、今後の黒部欠場後のファーストチョイスは、カイかなと思わせるほどの良い出来だったと思う。黒部が1トップをつとめる前のこの位置の選手だった苔口は、怪我のせいで後半途中からしか使われなかったのかな?この日は、最後のカウンター以外なかなか見せ場を作れなかったけど、早くコンディションを上げて、スタメンに戻ってきて欲しい。
次、痛い負けを喫した湘南にリベンジを!