一昨日の蕎麦汁入れに加えて片口や徳利類4個をあげて見た。いずれも然るべき場所で買い求めたのだが、未だ食器棚の肥やしのままとか飾り物となっているものもある。
写真の奥の方はしょっちゅう使っているのだが、手前の方のものは食器棚に仕舞いこんだまま、意識してそうしている訳ではないし、はてどういう理由だろうと改めて考えてみた。これには我家の家族構成、人数とか年齢とかが関係していて、生活スタイルに合う大きさとか使い勝手の良し悪しの形とかがあるのだと思う。だから思わず美的感覚で買ってきてもいざとなると使わないということがままあるのですね、手に入れたからには是非とも使ってやるんだという意思も必要かも。
ちなみに奥左手は信楽平井哲二作の面白い形の徳利で夫婦二人での晩酌に、奥右手は会津本郷焼宗像窯の大振徳利で蕎麦やそうめんなどの汁入れに活躍している。手前の楢岡焼の片口は大きい過ぎるからと他の丼鉢に先を越され、小鹿田焼の細い継ぎ口付は欠けるのがが怖くて女房が使わないのでいずれもピカピカです。