ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

手が込んだ変わった糸巻を丹波でみつけた

2009-01-19 09:41:04 | 工芸絵画骨董

 丹波は中心地篠山と立杭焼の今田町など3回ほど巡って、猪鍋や栗菓子を食べ、土産には時代物映画で見かける安酒一升徳利や変わった造りのオブジェ風糸巻を買ってきている。

 丹波は京都の背後に控え歴史ある土地で古い観光目玉も多く残っているし、焼物や山の幸など特色があって素朴さと雅さが交じり合ったいい土地柄でした。というわけで最初の旅では立杭焼の里で現代物をいくつか買い求め、二回目は古いものを探して一升徳利を、三回目は初めて見る造りの糸巻をオブジェやスタンドの台にと買ってきた。この糸巻は骨董市でよく見かける四つ枠の簡単なものと違い、一切釘を使わず組み立てたものでそうで、なんとも複雑に組み合っていて面白い造形美を醸してだしています。未だに電気スタンドには加工せずに置物として二つとも玄関脇に鎮座しています。一升徳利のほうは3回目の時に同じ店を見たらまだ残ってはいましたが、値段は2.5倍になっていました。

     

よく見かけるのはこのタイプ

 この地の焼物では古丹波の壺の評価が高いのですが、個人蔵の古陶館には見事なものが展示されていて、何でも良いものを蒐集しようというのなら持って来た物は全部高い値段で引き取って評判にならないとダメだそうですよ。ワシは安い徳利で我慢している。現代物では市野雅彦の作品は伝統の枠を突き破っていて素晴しい、もうかなりのお値段である。

      

 写真の右奥の3本が丹波の一升徳利、その他はよく分かりませんが黄色い小さな瓶は中国のものだと思います。


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