ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

会社時代の後輩の個展の初日に出掛けてみた

2009-10-21 08:31:27 | 工芸絵画骨董

 昨日20日から25日までの日程で会社時代の3年後輩が絵画の個展を開くという案内状をもらっていたので、その初日に出向いてみた。

 都内にはでるのは久しぶり、南北線白金台駅からプラチナ通を歩いて白金トンネル手前を右折してすぐ右手にある弘重ギャラリ-というところで、これが分かり難くてウロウロし携帯TELで教えてもらってやっと到着、思いがけずエラク歩いていい運動をしてしまった。

 彼は身体を悪くして定年前に退社したのだが、ほかにすることもないと6、7年ほど前から絵画教室で習い始めたそうだ。その教室の展覧会で2007年にオーナー賞を受賞したご褒美でこの個展が開かれたということであった。案内状にあった油絵の写真がなかなかで、いつの間にこんな絵を描くようになったのかと僕はビックリしたのだが、平日だからやはり会社関係のリタイア組が何人か見に来ていたが、やはり案内状にあった絵に惹かれたようだね。

 描き始めの頃の水彩画、教室時代を通じてのデッサンから小作品の部屋(冒頭写真)とやや大きい油絵を中心にした部屋の2構成で、ギャラリー玄関にも少しとかなり多くの作品を展示していてこれまでの変遷が分かるようになっていた。

    

 初期の水彩画の線描きを見ても上手いなぁと。素人画家だから全部が全部傑作ということはないものの、具象と抽象の中間にあって力強い絵が多いのに感心してしまった。画題が多彩なのも素人らしくて面白いが、これからはテーマを絞るのもいいかもなどと話し合う。身体の具合は未だ完全には良くなってはいないというものの、こういう個展は晴れがましくてニコヤカでまずまず元気な様子におめでとうと。

 三岸節子ばりの花瓶に花の小品と赤い海の風景の二つは特に気に入った作品、彼にこんな才能があったのかと、ギャラリーのオーナーも短期でこれだけ描けるのが素晴しいと申しておられましたよ。

 家に帰って女房に話せばトドメの言葉、あなたよりずーっといい趣味をお持ちの方ねだと。


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