ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

軽井沢滞在中に飲んだ安ワインは10本

2022-05-17 09:35:00 | グルメ・酒・ワイン

 今年最初の軽井沢滞在中に飲んだワイン10種のコメントを、ほぼ毎日1本となっていましたが9本まではこちらのスーパーツルヤで売られている安ワイン、安いのでスクリューキャップが多くなっていました、一番高いものでも税込769円なので特筆するものが無いのは当たり前ですが、デーリーワインとして昨年まで読んでいたものが無くなってしまって、今年からはどれにしようかと探す目的もあって。

①オチャガビア ドン・シルヴェストレ カベルネ・ソーヴィニヨン 2020

                                       

 ツルヤの安ワインではスクリューキャップ物を味比べしてみようかなと最初に買ってみたのがこのワイン、値段は400円前後だったかな、このチリのオチャガビアのものは以前からいくつかの種類が売られていて、僕もいくつか飲んだことはあるがこのラベルは初めてです、値段は下から2番目のランクみたい、これはイヤミがなくスイスイと飲めるワインです、というかジュースとワインの中間みたいな軽くてフルーティーな味わいです、悪くはないが酒飲みには物足りないという評価をする人があるかも、でも普段飲みにはいいワインです。

②ベルモーロ サンジヴェーゼ プーリア

                                      

 ツルヤの安ワインで659円とほぼワンコインですが、僕の好みが多いプーリア産とあったので少しは期待して、しかしこれはやや軽めの味わいでした、アルコール度が12%と低いからでしょうか、それで①のジュース的ではないごく普通の安ワインといったところ、要素は揃っているらしい雰囲気は微かに感じられるものの、どれもが表に出てこないという感じですと例えたらいいかな、要は地味だということになります、イタリア最南端のプーリアのブドウは濃縮したものが多いということを聞くが、これはアルコール度を見ても出来が悪かったということか、さらに樽香が無いのもマイナスとなっている。

③マリウス 2018

                                      

 ツルヤで599円のスペインワイン、アルコール度が14.5%というのでその濃さを期待して、やはり確かに濃い目の味でその中にカルメル風味があってやや甘めの味わいとなっていますがクドサも感じる、しかし単純で深み厚み複雑さというものは感じられない、樽香がないのも残念でそれだけが加われば多少は良くなるのにと、二日目も変わらずで濃い目なだけの単調な味わいのワインでした。

④セダ オーガニック 2019

                                        

 ツルヤでオーガニックなのに599円と安かったのとアルコール度も14%もあったので良さげかなと、飲んでみたらやはり濃い目ながらオーガニックらしい柔らかみがある味わいでワンコインワインとしてはまずまず、この味は二日目も変わらずでバランスがいいワインではある、でも2019年と若くてこのお値段だから熟成風味やコク風味などは期待してはいけません、普通に飲める安ワインです。

⑤カスティーリョ カンポ・アルシス テンプラニーリョ 

                                          

 軽井沢ツルヤの格安ワインで300円ちょっとだったような、昨年までよく飲んでいたチリ産のトキ・アンディーノが無くなってそのあと何がいいかなと棚の様子を見たら、これが数が少なくなっていたので人気商品かなと試しに買ってみた、飲んでみての第一印象はスペインのこのブドウ品種の安いものは風味に鄙びた感があると思っているがこれもそれが感じられる、また味の方は軽めで地味な部類に入る、しかしそのヒネ風味から喉越しに抵抗感がでるため実質以上に厚めの味に感じてしまうかも、錯覚とは思うがマイナスがプラスになったような、二日目にはあの鄙びた香りは消えていて味の方も軽め単純になっていた、でもこのお値段だから文句は言えません、ガブ飲み用の安ワインとして割り切って飲むなら許せる範囲でしょう。

⑥エル・プンタル・エステート レゼルバ カベルネ・ソーヴィニヨン 2020

                                         

 ツルヤで499円と正真正銘のワンコインワイン、飲んでみての第一印象は酸味がややあるのでいいバランスの味わいとなっています、これまで飲んだ安ワインはこのいい酸味が無かったのでクドク感じるものが多かったがこれはこの酸味でそんな感じはない、二日目は酸味が消えていたがそれほどクドサは出ていないのは酸味だけでは無かったのかな、当然に熟成から来る厚みコクなどはないもののこのお値段ならまずまずでしょう。

⑦シャトー・ペルティニャス キュヴェ ピエーレット 2020

                                         

 ツルヤで599円、これはアルコール度14%もあるフランスはボルドー産とあったので期待して、確かにフランスらしい要素はあるものの若いのでまだ味わいは硬くて、熟成風味や厚みは無く、安いから樽香も感じられずで、硬いままなのでアルコール度の高さもあまり感じられずで甘味や旨味にも欠ける、フランスのいつも通りのお値段相応というワインでした、ラベルが張られて何か賞をとっているらしいが、そういうのは信用しないほうがいいといういつもの結果でした。

マルガロドーロ ティント 2019

                                          

 ツルヤの549円という安ワインで、これまでいくつか飲んだ中では富士貿易というところが輸入元のワインが僕の好みに合うものが多かったからと、この銘柄はかなり以前に飲んだことがあったがもうその記憶は消えていて、改めて飲んでみての印象は味の方は安ワインなのにバランスよくまとまっているなぁと、だが喉越しに来る風味が少し気になる、僕の好みから外れた鄙びたというかヒネタというか、二日目もあまり変わらずで味よりも風味から来るイヤミで濁り感が先にくるのがマイナスとなっている。

⑨プロントヴヴィーノ ロッソ オーガニック 2020

                                         

 ツルヤで769円であったが、輸入元が当りが多い富士貿易でさらに安旨ワインが多いプーリア産のプリマティーヴォ種でまたオーガニックとあったので、最初に感じたのは甘いなぁということ、でもイヤミは無く濃い目の味わいは悪くはない、しばらくしたらやや落ち着いたのか甘過ぎという感じは消えてきたのか舌が慣れたのか、二日目はプーリアらしい味わいはそのままであったが、この上のクラスのようなステンレス樽でも樽熟成を補うようなパワフルさまではないのは三桁ワインだから仕方がないかと、このお値段なら健闘しているほうだと思います。

⑩レンウーッド 2015

                                         

 これだけはカルディの安ワインで、これまでも僕が良く飲んでいてまずまず気に入っているワイン、カルフォルニアのものはもう高くなっているのにまだ三桁値段というのが魅力です、これは2015年もので軽井沢に2年ほど置いてあったものを飲んでみたのだが、確かに熟成度は上がっているのだが、その風味の中に僕には少し違和感が、いわばヒネ香的な感じが加わっていたので、このワインは買ってすぐに飲んだ方がいいみたいですね。

 

 冒頭写真は小諸にある小宮山酒店です、こちらの女性店主はソムリエでさくらアワードの審査員になっているとか、店には信州産ワインが充実していますが国産ワインのいいものはコスパが悪いので僕は敬遠、店主オススメのさくらアワード受賞ワインコーナーから買うことにしています、ダイヤモンドトロフィー受賞のプーリア産のトゥールッリなどはここで教えてもらった、今回買ったものはまだ飲んでいないのでまたあとで、またツルヤの安ワインもまだ飲んでいないものがかなりあるのでそれらも心掛けて飲んでみようかなと。


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